大きな目と小さな体、そしてピンと立った耳が魅力的なチワワ。

その可愛らしさから非常に高い人気があり、人気の犬種ランキングでは常に2位をキープしています。トイ・プードルの不動の1位には負けていますが、それに次ぐ人気の高さを持っているのがチワワです。

小さい体をしているのに、好奇心旺盛で動き回るチワワに心癒されている飼い主さんは多いと思います。そして大型犬にも怯まずに立ち向かっていく姿を見て頼もしく思ったり、ハラハラすることも少なくないでしょう。

他の犬種よりも愛情が豊かなので、こちらからしっかりと愛してあげれば信頼できるパートナーになってくれます。家族の一員と言っても全く過言ではありません。

そんな最高のパートナーのチワワにも、やはりかかりやすい病気はあります。飼い主として注意すべきポイントはしっかりと押さえ、健康でいてくれるように気を配っていくのが私たちの務めと言えるでしょう。

このページでは

  1. なりやすい病気
  2. お勧めのペット保険
  3. 愛犬の噛みつき事故による損害賠償への対処

の3つのテーマをお届けしたいと思います。

スポンサーリンク


チワワがなりやすい病気

【膝蓋骨脱臼】
主に小型犬種がなりやすい病気で、チワワも例外ではありません。後ろ脚の膝のお皿がずれてしまうことで起こります。

発祥のサインは「スキップをするように走る」「脚を上げて3本足で歩く」「膝の痛みを訴える」「膝関節が動かせなくなる」などがあります。

階段などの段差で脚をひねったり、滑りやすいフローリングの上にずっといたり、肥満で足腰に負担がかかるといったことで発症してしまうと言われています。特にチワワは体が小さいため、人間用の階段はチワワにとっては最大の危険地帯になりかねません。ゲートを利用するなど、出来るだけ生活環境をチワワ用に仕上げて予防してあげたいところです。

軽度~重度まで、治療には外科手術が必要になるため、高額手術に対する備えをしておく必要があります。

【心臓病(僧帽弁閉鎖不全)】
僧帽弁閉鎖不全は小型犬に多く見られる病気で、チワワも例外ではありません。弁の異常が原因で、左心室から左心房へ血液が逆流してしまう病気です。咳をしたり、すぐに疲れた様子を見せるといった症状を起こしますので、普段から注意して見ておく必要があるでしょう。悪くなると心不全を起こすことがあるため、不安を感じたら動物病院に連れて行くのがベストです。

年齢が高くなると発生することが多いですが、肥満が引き金で心臓病になることもあります。食事の食べ過ぎには注意したいとことです。

僧帽弁閉鎖不全は内科治療が行われますが、状態によっては外科治療をすることもあります。外科手術は高額で、30万円前後かかるケースが普通ですので、チワワを飼う場合は万が一の高額治療に対する備えが必要となってきます。

【水頭症】
頭蓋骨の中には脳や脊髄の周りを循環している脳脊髄液という液体があるのですが、何らかの原因で脳脊髄液が異常に増えてしまい、脳を圧迫してしまう症状が水頭症です。チワワもなりやすい病気と言われており、多くは先天的な要因とも言われていますので、予防などは難しいかも知れません。

症状としては痴呆症状、動きの鈍化、寝てばかりいる、摂食障害、異常な攻撃性、てんかんなどがあります。異常を感じたらすぐに動物病院に連れて行き、治療してもらいましょう。

治療は主に薬によって脳圧を下げることが行われます。再発の恐れがあり、根治は難しいと言われる病気ですので、長く付き合う覚悟で臨んでいくのが良いと思います。

【気管虚脱】
チワワに多く発生すると言われている「気管虚脱」。気管が押しつぶされたように変形してしまう症状です。変形すると吸気の通り道が妨害されてしまい、咳が出たり呼吸困難になってしまいます。症状が酷くなると酸素不足で下や歯茎が紫色に変色することもあります。

高齢、暑さ、肥満などでかかりやすいと言われているので、普段から体調管理はしっかりしておく必要があります。一度変形してしまうと元に戻らないため、薬での改善が一般的となります。また、手術で気管を補強するという方法もありますので、獣医師さんと相談の上で治療方針を決めると良いでしょう。

【角膜炎】
角膜(眼球の前面にある透明な層)に炎症が起きてしまう症状が角膜炎です。原因はケンカや異物などの外傷性、アレルギー性、ウイルス性などの様々です。

初期の場合は炎症を抑える点眼治療で大丈夫ですが、酷い場合には外科手術が必要になることもあります。

【椎間板ヘルニア】
チワワは椎間板ヘルニアになりやすいと言われています。椎間板ヘルニアは背骨と背骨の間にある椎間板を圧迫され、脊髄神経に向かって飛び出してしまうことで痛みや麻痺といった症状を起こしてしまう病気です。

軽い症状のうちは安静にしていたり内科的治療で改善することもありますが、悪くなると自力で歩けなくなったり、排尿ができなくなってしまうという症状が出てきます。予防策は腰に負担を掛けない生活を心掛けるようにし、肥満や背骨に負担を掛ける様な運動を過度に行わないようにすることです。

また、高齢になると発症率は上がるようですので、無理な運動や態勢をさせないようにする、腰に負担をかけさせないようにすることも大切です。

悪化した場合の治療には外科手術が必要になり、かなり高額になる可能性があります。椎間板ヘルニアの手術は数十万円レベルの高額治療になってしまいますので、それに対する備えが必要となってきます。

【てんかん】
脳の神経細胞の伝達異常により、硬直、けいれん、泡を吹く、歯を食いしばるなどの症状がでる病気です。症状自体は長くても数分で収まるケースが多く、発作が終わると普通の状態に戻ります。

てんかんの対処法は抗てんかん薬を服用していくことです。基本的に完治しない病気なので、獣医さんの一緒に一生付き合っていくことになります。

【その他の病気】
熱中症、結膜炎など

+++++++++++

チワワだけでなく、ペットの治療には人間の様な保険が適用されないため、基本的に治療費は全額自腹となってしまいます。特に外科手術を含む治療はかなり高額になってしまうので経済的に非常に痛いのですが、それでも手術することで元気な姿に戻ってくれる可能性が高まることを考えると、やはり高額手術を選択してしまうものです。

愛犬に十分な治療を受けさせてあげて、さらに高額治療による出費を抑えたいのであれば、ペット保険に入るという選択肢も考えなくてはいけません。

チワワの保険選びはここに注意しよう

チワワは大型犬に怯まないような勇敢さを持ち合わせていますが、特別体が強いという訳ではありません。小型犬特有の病気やケガに悩まされる可能性は低くないのです。

特に膝蓋骨脱臼、僧帽弁閉鎖不全、椎間板ヘルニアなどは悪化すると手術が必要になり、治療費が高額になるケースがあります。それに発症すると一生付き合っていかなければいけない水頭症や気管虚脱などにもかかりやすく、発症すると常に通院する状態になる可能性もあります。

そしてチワワの平均寿命は15歳前後と言われていますが、室内犬で飼う場合はさらに長生きしてくれることもあるようです。

以上のことを踏まえて、チワワに最適なペット保険を考察してみたいと思います。

チワワにお勧めのペット保険

チワワは小型犬のため、基本的には愛犬にお勧めのペット保険のページで紹介している3つの保険の中から選ぶのがいいでしょう。

その3つとは

  • FPC
  • ペッツベスト
  • PS保険

です。これらはどれも保険料が安くて補償内容も悪くないお勧め保険です。

ですが、3つ同時に加入することは出来ませんので、この中で一番チワワに向いている保険を探してみようと思います。

FPCはどうか?

FPCは加入時の保険料が安く、さらに年齢による値上がり幅が少ないです。それでいて補償内容が悪くないので、かなりお勧めのペット保険には間違いありません。

ですが、11歳までしか継続できないというデメリットがあるため、平均年齢が15歳前後のチワワだと最後まで入っていられない可能性が高いです。12歳~15歳(もしくはそれ以上)はチワワにとっては高齢であり、これからが病気やケガをしやすい時期になってくるのに、その時期に放り出されるのは非常に痛いです。

「新たに別のペット保険に入り直せばいいんじゃないの?」と思うかも知れませんが、確かにそれも一つの方法ではあるのですが、ペット保険は基本的に加入する前からかかっている先天性異常や既往症に関しては補償対象外になってしまいます。

なのでFPCに加入していた時期にかかっていた病気に関しては、新しいペット保険では補償対象外になってしまいます。もしもFPCを退会する時点で定期的な通院が必要な病気にかかっていた場合、新たなペット保険ではその病気に関しては補償してくれないのです。

以上のことを考えると、FPCはチワワには少し向いていないかな?と思ってしまいます。ただ、それでも保険料の安さに対しての補償内容の良さは見逃せないところでもありますので、検討してみる価値はあると思います。

※ 2015年8月1日にFPCの商品改定があり、終身まで継続できるようになりました。また、9歳以降は小型犬・中型犬・大型犬・猫の保険料は別料金になります。

ペット保険ならFPC保険【公式】

ペッツベストはどうか?

ペッツベストは保険料が安い上に80%補償ということで、管理人が非常に気に入っているペット保険の一つです。チワワ用のペット保険としてもかなり適していると思います。

80%補償ということは、自分は治療費の20%しか払わなくても済むということです。これは膝蓋骨脱臼、僧帽弁閉鎖不全、椎間板ヘルニアの手術などの高額治療の場合には、他の50%補償のところと比べても非常に役に立ってくれるでしょう。

また、ペッツベストは通院や入院の回数制限がありません。なので気管虚脱などの通院が必要な病気になりやすいチワワにとって、経済的な不安要素を少なくすることが出来るのです。

また、ペッツベストは保険料が満16歳までの総額が45万9,820円と、ペット保険の中でも特に安い設定となっています。ちなみにアニコムは満16歳までの総額が67万1,330円なので、約2/3くらいの保険料で済むことになります。

保険料が安いところを探していて、そして高額治療に備えたいという方はペッツベストにしておいて間違いないでしょう。

このように、ペッツベストはかなり使える保険ではあるのですが、気になる部分もありますので、そこを理解の上で考慮する必要があります。

まず、ペッツベストには免責金額(要は自己負担)が設定されていますので、少額治療には向かないという面もあります。ですが、逆に高額治療になればなるほど80%補償が大きくなり、免責金額は取るに足らない額になってきますので、ペッツベストは高額治療を心配される方に非常にお勧めな保険となっています。(免責金額についてはこちらのペッツベストの特徴と魅力、欠点、評価で解説しています)

また、ペッツベストはベーシックプランだと1回の事故(傷病)に対して25万円という補償上限があります。なので、トータルで30万円以上の治療費がかかるなどの高額になってしまう場合は、ペッツベストのベーシックプランだと補償範囲を超えてしまい、それ以上は自己負担になってしまいます。

上位版であるファーストプランであれば1回の事故(傷病)に対して50万円まで出してくれるのですが、こちらは保険料が少々高めになってしまうため、ファーストプランに入るのであれば家庭でペット貯金をするという選択肢もアリになってきます。ここら辺は判断が難しいところではあります・・。

最後に、ペッツベストは16歳11ヵ月までしか継続できないのが少しデメリットかなと思います。チワワの平均寿命が15歳前後ということは室内飼いの場合だと足りない可能性が出てきます。ペッツベストに加入する場合は、「16歳11ヵ月まで」ということは覚えておかなければいけません。

高額治療に関しては非常に向いているペッツベストではありますが、継続に関して不安を持つ場合は、次で解説するPS保険も含めて検討してみることをお勧めします。こちらもチワワ用の保険としては非常にお勧めです。

PS保険のお勧めポイント

チワワの保険としてはPS保険もお勧めです。

PS保険の補償内容は

  • 通院:1日あたり1万円(年間20日まで)
  • 入院:1日あたり2万円(年間30日まで)
  • 手術:1回あたり10万円(年間2回まで)
  • 年間補償限度額:100万円
  • 保険料:月々1,500円~(小型犬、50%補償)

となっており、他の月額が高い大手ペット保険と比べても全く遜色ない内容となっています。

また、上の内容は年間での最高補償日数と金額ではあるのですが、実は「保険に入っている期間中、1回の事故(傷病)に対して最高でこれだけ出すよ」という値でもあります。

例えば心臓病に対して通院が1万円×20日=20万円まで、入院が2万円×30日=60万円まで、手術が10万円×2回=20万円までが出るということで、合計100万までは出してくれるということになるので、一生ものの病気と付き合う可能性があるチワワにとって、この補償上限はかなりありがたいかなと思います。

これだけでもかなり魅力的なのですが、PS保険は他にも

  • 終身まで継続可能
  • 小型犬の保険料が凄く安い(業界トップクラスです)
  • オリコン満足度ランキングで3年連続総合1位を獲っている
  • 保険金の支払いが簡単なうえに凄く早い(平均3.6日)

などの魅力があるため、チワワに限らずPS保険は犬全般でお勧めなのです。

オリコン満足度ランキングで3年連続1位を獲っているということで、他のどのペット保険よりも信頼性・人気度は高いと思います。それに終身までしっかりと面倒みてくれるので、ペッツベストの16歳11ヵ月までだとちょっと不安だ・・という方はPS保険を選んでおくのがいいと思います。

ペッツベストとPS保険はどちらが良いのか?

正直言って両方ともかなり良いので、どちらを選んでも問題ないと思います。

ただ、あえて個人的な意見を言うならば

  • 高額治療に備えたいなら、保険料が安い上に治療費の80%を補償してくれるペッツベストを
  • 長生きしてくれることを想定し、バランスの取れた人気のペット保険を選ぶならPS保険を

このような選び方をするのが良いのかなと思います。

ただ、両方とも本当に良い保険ですので、どちらに入っても特に問題ないと思います。とりあえず、両方の資料・パンフレットは請求しておき、じっくりと内容を比較してみることをお勧めします。

公式サイトはこちらから
ペット医療保険はペッツベスト
ペット保険の「PS保険」

愛犬の噛みつき事故による損害賠償への対処

愛犬が他人に噛みついてケガをさせると賠償責任が発生します。お相手の怪我の具合によってはかなりの高額賠償になる場合があり、1,000万円を超える高額賠償になってしまうこともあります。

そんな愛犬の噛みつき事故に備えるには『個人賠償責任保険』に加入することで解決します。一応ペット保険には特約として個人賠償責任保険を付けられるところもありますが、ペッツベストもPS保険もその特約は用意されていません。

また、例えペット保険側で個人賠償責任保険を用意している場合でも、正直言って全然たいしたことのない内容のものがほとんどです。『個人賠償責任保険』は他に凄く良い内容のところがありますので、ペット保険とは別口で入っておくことをお勧めします。

※ 別口で入るのであれば、ペット保険の特約で付いている個人賠償責任保険に入る必要がなくなります。(ペット保険では個人賠償責任保険のことを「ペット賠償責任特約」などの名前にしていますが、同じ保険です)

噛みつき事故の場合のお勧め保険についてはこちらのページで解説しています。噛みつき事故は他人事では済まされないため、ペット保険と合わせてこちらもチェックしておくことをお勧めします。
飼い犬の噛みつき事故で他人に怪我をさせた場合のおすすめ保険

ちなみに、このページでは月額120円で年間1億円までの補償が受けられるという超お勧めの個人賠償責任保険もご紹介しています。クレジットカード発行という条件があるのが少々痛いですが、経済的にほとんど負担にならずに加入できるので、入っておくことをお勧めします。

スポンサーリンク