このページでは個人でも入れる山岳保険について、比較と考察を行っています。危険度の高い山岳登坂で万が一に備えて保険を探しているという方は、是非ともチェックしてみてください。

スポンサーリンク


登山の専用保険を活用すべき

普通の傷害保険や旅行保険、スポーツ・レジャー保険も登山用の保険として使えますが、実はより登山向けに補償内容が特化している山岳保険もいくつかあります。

山が趣味で、頻繁に登山をするという方は、このような登山用として特化されている保険の方が内容的にお勧めです。

登山用の保険には2種類ある

登山にはアイゼンやピッケル等を使用するような本格的な山岳登坂と、気軽に山登りを楽しむハイキングの2種類があります。そして登山用の保険もこの2種類に分かれているパターンが多いです。

このページでは本格的な山岳登坂用のお勧め保険について解説しています。もし普通の山登り(ハイキング)に適した保険を探している方はこちらのページを見てみてください。

アイゼンやピッケル等を使用する山岳登坂でのお勧め保険

本格的な山岳登坂をする方にとってのお勧め保険をご紹介します。

まず、押さえておきたいのが「日本費用補償少額短期保険(レスキュー費用保険)」「JRO(日本山岳救助機構)」です。
日本費用補償少額短期保険(レスキュー費用保険)
JRO(日本山岳救助機構)

この2つは傷害や賠償責任、携行品損害等の通常の保険では基本となる補償などは一切ついていません。そのぶん救援者費用に特化しており、遭難に対しては万全の補償が受けられるようになっています。

補償内容レスキュー費用保険JRO
救援者費用保険金(補てん)300万円330万円
年間の保険料(会費)5,000円2,000円+事後分担金
備考事後分担金は大体1,000円以下。2013年は800円。
公式サイトレスキュー費用保険(捜索・救助費用保険)山岳事故・山岳遭難対策なら jROの日本山岳救助機構会員制度

※ JROは保険ではなく、会員制度です。

この2つはほぼどんな理由での遭難も補償の対象となり、持病などの「病気」が原因の遭難でも補償されます。

危険な山岳登坂では遭難も他人事ではないため、遭難時の救援者費用を補償してくれるというのは非常に助かることであり、必須の保険(会員制度)ではないかと思われます。

なので、遭難の危険性が高い登山にチャレンジしている方は、この2つのうちのどれか一つは入っておいた方がいいかも知れません。値段的にはJROの方や安く、補償額が若干良いという感じになっていますが、おそらく各自の重要な保険となるため、両方のホームページで詳細を確認したうえで、魅力を感じる方に入るのがいいと思います。

モンベルと山岳共済会は幅広くカバーしてくれる保険

あと、救援者費用の他に傷害や賠償責任、携行品損害などを含んでいる便利な保険もあります。「モンベル」「山岳共済会」です。

【モンベル】
1泊2日、3泊4日などの短期から1年~5年の長期期間、そして危険な山岳登坂用とハイキング用など、登山に必要となりそうな保険形態のほぼすべてを網羅しているのがモンベルの保険です。

保険料もプランによってはそれほど高くなく、救援者費用の補償もしっかりと付いているため、モンベルの保険だけ入っていれば十分となる可能性があります。

ただし、救援者費用は疲労や病気(持病、高山病、熱中症など)での遭難の場合は救援者費用の補償は対象外となってしまうため、万全を期すなら「日本費用補償少額短期保険(レスキュー費用保険)」と「JRO(日本山岳救助機構)」のどちらかと併用した方がいいかも知れません。
モンベルの山岳保険

【山岳共済会】
救援者費用の他に賠償責任、傷害も備えた保険が山岳共済会です。1泊2日などの短期こそないですが、危険な山岳登坂用とハイキング用の補償が用意されているため、年間通して登山を楽しむ方にお勧めの保険となっています。

救援者費用の補償は「登山コース」の場合は病気が原因の場合でも対象となりますが、「ハイキングコース」は持病などが原因の遭難は対象外になります。そこだけ注意が必要です。

そんな訳で「登山コース」であれば救援者費用についてもかなりのカバーを求めることが出来るため、「登山コース」に入っておけば危険な山岳登坂用の保険としても十分使えることになります。

救援者費用をそれなりの保険金額(300万円くらい)にするには年間保険料もそれなりの額が必要となりますが、保険を一つにまとめたい場合はこちらだけに入っておくのもいいと思います。
山岳共済会の「山岳遭難・捜索保険」

まとめ

遭難救助に対して万全の補償を受けたい場合は「JRO」がお勧めです。

保険を一つの会社で済ませたい場合は「山岳共済会」がお勧めです。

組み合わせてベストな保険にしたいという場合は「日本費用補償少額短期保険(レスキュー費用保険)」か「JRO(日本山岳救助機構)」のどちらか一つと、「モンベル」か「山岳共済会」のどちらか一つを組み合わせる方法が良いです。

個人的なお勧めはJROとモンベルの組み合わせか、もしくは山岳共済会のみといったところでしょうか。

また、年に1~2回程度しか行かないという場合は、モンベルの短期保険も値段的にお勧めです。ただし、持病を持っている場合は救援者費用が対象外となる可能性もあることだけを注意しておいてください。

保険代理店と相談するという方法も

プロの保険代理店と相談し、通常の国内旅行保険や傷害保険に遭難救助費用の補償の特約を組み込んでくれるように相談することも出来ます。

もし懇意にしている保険会社があれば、そちらに相談してみるのも一つの方法だと思います。ただし、旅行保険に組み込む場合は当然短期の保険となります。

スポンサーリンク