日立キャピタル損害保険の就業不能保険です。年金受取開始日を最大で365日にすることが出来るため、傷病手当金に合わせることも可能となっています。

ただし、精神障害での就業不能は対象外であったり、5年(または3年)の更新ごとに保険料が上がっていくというデメリット部分もあるため、検討の際はその点もよく把握してから決める必要があるでしょう。

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押さえておきたい注目ポイント

日立キャピタル損害保険の就業不能保険「リビングエール」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

年金受取開始日を5つの期間から選べる
入院中だけでなく、在宅療養の場合も保障される
精神障害により、就業不能となった場合は対象外
更新ごとに保険料が高くなる
就業不能保険が必要かどうかの見極めが必要

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

リビングエールの詳細

保険料の例
・給付金月額:10万円
・保険期間:5年
・支払い対象外期間:60日
・対象期間:60歳

年齢 保険料
20歳 1,920円
30歳 2,110円
40歳 3,400円
50歳 4,560円

※ 上の表は2016年11月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

就業不能保険の中では珍しい「5年更新」となっています。5年ごとに保険料が高くなっていくため、早く加入したからといってもメリットは特にありません。

保障内容

項目 内容
契約可能年齢 満15歳~満63歳(プランにより異なる)
契約期間 3年更新、5年更新
保険金の支払対象期間 3年、5年、10年、60歳、65歳から選択
給付金 月額10万~50万円の間で5万円単位で設定可能
(上限:年収の12分の1の60%以下)
支払対象外期間 60日、90日、120日、180日、365日から選択可能
払込回数 月払、年払、一時払
払込方法 口座振替、クレジットカード
公式サイト リビングエール:日立キャピタル損害保険株式会社

メリット部分

年金受取開始日を5つの期間から選べる

リビングエールは就業不能保険であり、一般的な特徴である「就業不能になっても、一定期間は保険金が支払われない」という設定が当然されています。

つまり就業不能になってから一定期間後から年金が受け取れるようになるのですが、リビングエールではその年金の受取開始日を60日、90日、120日、180日、365日の中から選択できるようになっています。他の就業不能保険では60日間しか設定できないところもあるので、幅広い選択ができるのは一つのメリットとなっています。

何故メリットなのかというと、サラリーマンの場合は何らかの病気や事故で働けなくなった場合は傷病手当金が支給されるため、年金の受取開始日を60日より長く設定しても経済的に大打撃は受けないようになっています。

そして年金の受取開始日を長く設定すればするだけ、月々の保険料は安くなります。例えば障害手当金の受給期間は最大で1年6ヶ月ですので、リビングエールの場合だと受取開始日を180日、もしくは365日に設定するという選択肢も入れられます。これでかなり保険料が節約できることになります。

ただし、長くした分だけ就業不能状態が続いていないとお金が貰えないということですので、一長一短であるとも言えますが。

※ 自営業だと傷病手当金が出ないため、保険料が高くても60日タイプにしておくのが無難となります。

入院中だけでなく、在宅療養の場合も保障される(ストレス性の場合は不可)

リビングエールは就業不能保険(所得補償保険とも言う)ですので、入院中だけでなく在宅療養の場合でも補償されます。(※ ストレス性疾病の場合は対象外)

医療保険の場合だと入院(または通院)の場合に補償され、在宅療養のみの場合は全く補償されないので、リビングエールのような就業不能保険の方が保障範囲が広いという一面を持っています。

ただし、就業不能保険は60日間の支払対象外期間があったり、特定の障害状態に該当する必要があったりなどの厳しい支払い条件がありますので、単純に医療保険よりも良いという訳ではありません。

医療保険と就業不能保険(所得補償保険)は2つ同時に入ることでお互いの穴を埋めるという感じになっています。

デメリット部分

精神障害により、就業不能となった場合は対象外

リビングエールで残念なところの一つに「精神障害による就業不能は対象外」ということです。今の社会は精神的な病気で入院する人がとても多くなり、入院自体も長期なものになりやすいです。

今や精神病の代名詞にもなりつつあるうつ病はもちろん対象外ですし、統合失調症のような平均500日以上もの長期入院となる病気に関しても対象外なのです。この点はかなり痛いですね。

精神病が対象となる就業不能保険の方が全然少ないのでリビングエールは一般的な保障内容とも言えるのですが、やはり精神障害も対象になって欲しかったなという気がしてなりません。

更新ごとに保険料が高くなる

リビングエールは就業不能保険の中で珍しい「更新型」の保険です。保険期間は3年もしくは5年のどちらかを選ぶことになりますが、例えば5年の保険期間を選んだ場合、5年後には継続時の年齢で設定された保険料で契約することになります。

つまり、更新ごとに保険料が徐々に上がっていくわけです。

他の就業不能保険ではそのような仕組みはなく、例えば30歳の時に月々2,500円の保険料で加入した場合は満期までずっとその保険料となります。

ですがリビングエールの場合、30歳の時に2,110円で加入したとしても40歳の時点では3,400円となり、50歳では4,560円まで保険料が上がってしまいます。

正直言ってこの点はリビングエールのかなりのデメリット部分だと言えます。もしも長期間の加入を検討している場合は、他の就業不能保険を検討した方が良いでしょう。

申し込み前の注意点

そもそも就業不能保険が必要なのかどうかをよく見極めよう

就業不能保険(所得補償保険)は万が一の時に大きな力となってくれる可能性を秘めた保険ではありますが、傷病手当金を受け取れるサラリーマンの方にとっては必要性がかなり低くなります。

また、傷病手当金は1年6ヶ月までしか支給されないので、それ以降の保障が必要になるじゃないか!ということになってきますが、そもそも就業不能保険を受給できる状態というのはかなりの障害を持っていると考えられますので、公的年金である「障害年金」をずっと受けられる可能性が高いです。

そんな訳で、個人的な意見ですが会社員の方はそもそも就業不能保険に加入する必要性がかなり低いと考えています。その分の保険料を貯蓄しておく方がいいのではないか・・という選択肢も考慮に入れ、検討する必要が出てくるでしょう。

ただし、個人事業主の場合は傷病手当金は支給されませんし、障害年金も少ない支給額になってしまうため、会社員の方よりも就業不能保険の必要性はかなり高まります。個人事業主の方は自分が働けなくなった時を想定し、十分に検討する必要が出てくると思います。

実際に私も個人事業主ですので、就業不能保険に関してはかなり魅力を感じています。ただし、自分はパソコンを触ることが出来れば仕事ができるため、就業不能保険よりも小規模企業共済や確定拠出年金の方に重きを置いていますが。

という感じで、人それぞれで就業不能保険の必要性が高いか低いかが変わってくるため、本気で検討する場合は無料の保険相談サービスなどを利用し、プロのFPの意見を聞いてみることをお勧めします。

もしかしたら就業不能保険よりも自分たちに合った保険を教えてくれるかも知れませんし、保険に対しての基礎知識も教えてくれるため、かなり参考になると思います。勧誘などは一切ありませんので、加入する・しないに関わらず、保険相談サービスは一度利用してみることをお勧めします。

管理人がお勧めする保険相談サービスはこちらのページに載せています。良ければ参考にしてください。
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リビングエール:日立キャピタル損害保険株式会社

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