非常に評価が高く、保険料も安いという注目の自動車保険です。特に40代・50代の方はさらに保険料が安くなる可能性があるため、この保険は要チェックとなります。

ALSOKのサポートや個人賠償責任特約の内容など、補償内容もかなり充実しています。自動車保険を検討している方は、セゾンのおとなの自動車保険はチェックしておいて損はないでしょう。

押さえておきたい注目ポイント

セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

評価の高さはピカイチ
通常でも安い保険料だが、40代、50代ならさらに安くなる可能性がある
新規でも継続でも、ネット申し込みで1万円の割引
ロードサービスが不要な方は付けない選択も可能
ALSOKのサポートが頼もしい
子供が運転する場合も保険料の上昇をできるだけ抑えている
個人賠償責任保険の内容が良い
ロードサービスの申し込み忘れに注意して!
40代・50代以外の方は保険料をしっかり他と比較しておこう
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以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」の詳細

補償内容:

項目内容
保険のタイプダイレクト型(通販型)
・代理店を介さず、通販で申し込めるため、保険料が安く設定されている
・手続きが簡単
・ただし、対応の満足度が低いところもある
リスク細分型
・走行距離や事故発生率、住まいの地域の違いを保険料に反映させる方式
相手への賠償【基本補償】
・対人賠償保険
・対物賠償保険
【えらべる補償】
・対物全損時修理差額費用特約
ケガの補償【基本補償】
・無保険車傷害
・自損事故傷害
【えらべる補償】
・人身傷害
・人身家族おもいやり特約
・搭乗者傷害
車の補償【えらべる補償】
・車両保険
・車両全損修理時特約
・事故時代車費用特約
・車両新価特約
・車両無過失事故に関する特約
オプションの補償【えらべる補償】
・ロードアシスタンス
・弁護士費用特約
・個人賠償責任特約
・自転車傷害特約
・ファミリーバイク特約
・車両身の回り品補償
払込方法・クレジットカード(一括払、12回払が選択可)
・コンビニエンスストア
・ゆうちょ銀行・郵便局(払込票)
管理人taka管理人taka

自動車保険の中では珍しく、ロードサービスが基本補償ではなく自由につけられる形になっています。JAFなどを利用している方にはありがたいですが、そうでない場合は付け忘れに注意してください。

事故対応:

対応時間・事故受付:24時間365日
・20時までに事故受付が完了した場合、その日のうちに初期対応(土日祝も対応)
・車両単独事故・故障損害は平日17:30、土日祝日17:00までに事故受付が終了した場合に初期対応
初期対応の内容・電話による相談、アドバイス
・事故解決までの流れの説明
・相手方への初回連絡
・病院への連絡
・代車の手配
・提携修理工場の紹介
・修理工場への損害確認
サポート体制・損保ジャパン日本興亜の全国約260ヵ所のサービスセンター網と連携
・提携修理工場も全国約610ヵ所に展開
ALSOK事故現場安心サポート・全国約2,400ヵ所の拠点
・ALSOK隊員が事故現場に駆けつけてサポートしてくれる
・30分程度で隊員が現場に駆け付け
・安全確保、救急車の手配、その他適切なアドバイス
・事故状況の確認、現場写真の撮影、事故連絡等

ロードサービス:

特長・24時間365日で受付
・ロードアシスタントのみの利用の場合、翌年の等級に影響なし
・全国約13,000ヵ所のサービス拠点
・「えらべる補償」として自由に付けられる
レッカーサービス・「現場での応急処置」とあわせて15万円(約300km)まで無料対応
現場での応急処置・バッテリー上り時のジャンピング作業
・鍵の開錠(一般キーシリンダーの場合)
・スペアタイアの交換
・オーバーヒート
・各種オイル漏れ点検、補充作業等
・冷却水補充作業等
・各種灯火類のパルプ、ヒューズの取り換え作業等
・ボトルの締め付け
・脱輪引き上げ
ガス欠時の給油サービス・燃料切れで走行不能となった場合、10リットルまで無料で燃料をお届け(保険期間中1回)
法律・健康相談サービス・日常生活の身近なトラブルによる法律相談や、心と体のお悩みの相談など
・弁護士、看護師、保健師等が対応
・電話で30分程度の相談
宿泊・帰宅費用サポート・契約車両が自力走行不能になった場合、宿泊費や自宅までの交通費を支払
・宿泊費用:1名につき1万円限度
・移動費用:1名につき2万円限度
GPS位置検索サービス・ロードサービスを利用する際、見知らぬ場所でもGPSを使うことで場所を特定し、迅速にサービスを提供

割引:

インターネット割引インターネットでの契約の場合、新規でも継続でも1万円の割引
早期契約割引・始期日の前日から数えて50日前までに契約完了した場合、600円の割引
・また、始期日の前日から数えて30日前までに契約完了した場合、400円の割引
電気自動車・ハイブリッド車割引契約の車が電気自動車、ハイブリッド車の場合、1,200円割引
証券不要割引申込み時に保険証券の発行を不要とした場合は、600円割引
保険料の色ゴールド免許の場合、保険料がさらに割引(21歳以上の場合のみ対象)
おとなの2台目割引2台目以降の契約は、保険料が600円割引

お得なキャンペーン
・インターネットで新規契約・継続契約の手続きをすることで10,000円が割引


各社の満足度ランキング(2017年):

オリコン総合:2位
加入・更新手続き:1位
商品内容の充実度:1位
保険料:2位
事故対応:8位
受取額・支払いスピード:5位
サポートサービス:7位
価格.com総合:1位
保険料:2位
補償内容:1位
顧客対応:9位
事故対応: - 
楽天総合:1位
事故対応:2位
保険料:2位
サービス:2位
NTTイフ売れているランキング:1位
保険スクエアbang!総合:2位
保険料:2位
事故対応:4位
サービス:3位

メリット部分

評価の高さはピカイチ

セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」はランキングサイトの各評価がずば抜けて高いです。調べたサイトの総合ランキングや売れてるランキングではほぼ全てが1位か2位になっています。

ここまで総合のランキングが高いところは珍しいです。事故対応や顧客対応などのサポート面ではTOP3に入っていない場合もありますが、保険料の安さや補償内容の充実さで満足度を高くし、サポート評価の低さをフォローしているようです。

とはいえ、楽天の評価ではサポート評価も上位に食い込んでいるので、かなりバランスのとれた注目の自動車保険と判断することが出来るでしょう。

総合的に評価が高い保険を探しているのであれば、この商品はチェックしておいて損はないです。というか、できるだけチェックしておいた方が良いと言えます。

通常でも安い保険料だが、40代、50代ならさらに安くなる可能性がある

通常の自動車保険だと
・20歳以下
・21歳~25歳
・26歳~34歳
・35歳以上
などの年齢条件設定があり、各年代によって保険料が異なる仕組みを採用しています。そして基本的に20代よりも35歳以上の方が事故率が低いため、保険料は安くなるようになっています。

ただ、自動車事故は本来、40代から50代にかけて事故率が最も低くなるものです。その点に着目したのがセゾン自動車火災保険で、通常の自動車保険では35歳以上は一括りにするところを、40代と50代でさらに割安になるように設定してくれているのです。

そのため、40代・50代の方は全自動車保険の中でも最安値の保険料となる可能性がかなり高いです。その年代の方はセゾン自動車火災保険の見積りは必ず取っておくことをお勧めします。

ちなみに、60代になると急に保険料が高くなるということもありませんので安心してください。

新規でも継続でも、ネット申し込みで1万円の割引

おとなの自動車保険はインターネットから申し込むと1万円の割引となるサービスを実施しています。これ、なんと新規の契約だけでなく継続の契約に関しても1万円が割引となっているのです。

他の自動車保険では良い条件のところでも新規加入は1万円割引、継続では数千円の割引となっています。もっと条件が悪いところだと新規加入でも保険料が高くないと割引額が1万円にいかないところも多くあります。

そのようなところと比べると、セゾンのインターネット割引はかなりの好条件といえるでしょう。同じような条件で割引しているのはSBI損保イーデザイン損保などしかないため、保険料を少しでも安くしたい方にとっては貴重な商品となっています。

ロードサービスが不要な方は付けない選択も可能

基本的に自動車保険ではレッカー移動などのロードサービスは基本補償についているものですが、この保険ではロードサービスは基本補償ではなく、自由に付帯できる特約として用意されています。

ロードサービスの補償はJAFなどで単体で契約できるもので、すでにそのようなロードサービスの補償を付けている方も少なからずいるかと思います。そのような方は「おとなの自動車保険」の補償でロードサービスを付ける必要がないため、その分の保険料を浮かすことが出来ます。

すでにJAFなどでロードサービスに入っているよ!という方は補償の重複の心配がなくなるため、役立つ商品となるかと思います。

ただし、ロードサービスの補償をセゾンの自動車保険で用意したいという方は、契約の際に付け忘れのないように注意しておいてください。

ALSOKのサポートが頼もしい

事故にあったときは何をすればいいのか混乱してしまうものですが、このセゾンのおとなの自動車保険に加入していた場合、連絡すればALSOK隊員が全国約2,400ヵ所の拠点から30分程度で事故現場に駆けつけてくれて、寄り添いながら適切なサポートと行ってくれるようになっています。

事故の際は安全確保だけでなく、万が一の裁判の時に役立つような現場写真を撮っておくことも必要です。ですが事故の時は焦りと混乱で正しい判断ができなくなるものですので、アルソック隊員の適切なサポートがあるとないとではかなり安心感が違うと思います。

このALSOKは2016年4月よりセゾンのおとなの自動車保険の契約者全員に提供されているものですので、事故の際は是非とも有効活用したいものです。

子供が運転する場合も保険料の上昇をできるだけ抑えている

この商品は保険料が安くなる仕組みを数多く用意してくれていますが、その中の一つに「子供を補償対象に加えた場合の保険料上昇率が低い」というサービスがあります。

これ、他の自動車保険では子供の年齢に合わせた保険料となってしまうため、大幅に保険料が高くなってしまいます。ですが、セゾンでは「追加保険料」として子供の保険料を加える仕組みになっており、保険料の上昇をできるだけ抑えることができるようになっています。

何気にありがたい注目のサービスだと思いますので、子供がいるご家庭の場合はチェックしておくといいでしょう。

個人賠償責任保険の内容が良い

自動車保険には個人賠償責任保険を特約として付けることができるものもあります。そしてセゾンの自動車保険の個人賠償責任保険は限度額が無制限のため、他の自動車保険のものよりもメリットが高くなっているのです(他の自動車保険だと大体1億円が限度)。

【個人賠償責任保険とは】
日常生活中に相手をケガさせてしまったり、物を壊してしまった時に損賠賠償してくれるのが個人賠償責任保険です。自転車に乗って相手をケガさせてしまった場合にも備えられます。

個人賠償責任の特約は保険料も年間で1,500円程度と安いため、付けておいても経済的なダメージは少ないです。特に個人賠償責任保険は万が一の賠償責任に対応できるようになるため、お子さんがいるご家庭では是非ともつけておきたい特約となっています。(子供が自転車で老人にぶつかってしまい、数千万円の賠償責任が発生したケースもありますので)

セゾンの自動車保険ではその特約の内容がとても良いため、加入する場合は是非ともつけることを検討してみてください。

申し込み前の注意点

ロードサービスの申し込み忘れに注意して!

メリット部分の方でも解説していますが、セゾン自動車火災保険ではロードサービス(正式にはロードアシスタント)の補償が特約として自由につけられる形になっています。

ロードサービスは事故を起こしたときに非常に役立つ補償ですので、間違いなく付けておいた方が良いです。JAFなどのロードサービスに単体で加入している方は別ですが、セゾンだけで自動車保険を完結したい場合は付け忘れには注意するようにしてください。

40代・50代以外の方は保険料をしっかり他と比較しておこう

この保険は35歳を超えても保険料の変動があるため、事故率が最も低くなる40代・50代の時の保険料は間違いなく最安値クラスの安さとなります。

ですが、それ以外の年代の場合は最安値ではない可能性があるので、もし少しでもリーズナブルな自動車保険を探している方は、一括の見積りサイトなどで保険料を比較しておくことをお勧めします。

管理人の最終評価

保険料が安く、評価が非常に高く、補償内容もいいのでかなりお勧めの自動車保険です。候補に入れておいて間違いはないかと思います。

また、40代・50代の方はさらに保険料が安くなるため、この年代の方はなるべく見積りをしておくことをお勧めします。

この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索していますので、興味がある方はLINEの方でご質問を。ラーメン、焼肉、テニス好き。

保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

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