犬界の貴公子と呼ばれ、その気品の高さから昔から女性たちに大変人気があったと言われている「マルチーズ」。今も日本ではトップ10に入るほど人気の犬種です。

飼い主と一緒にいるのが大好きで、その愛らしい目で「遊ぼうよ」と訴えかけられたら断るのは至難の業。一緒にいてとても楽しめるパートナーとなってくれるでしょう。

そんな愛嬌のあるマルチーズにもかかりやすい病気があり、私たち飼い主はそれを知っておくことで早急な対処も可能になります。

そしてマルチーズは少なからず高額治療に発展する病気にもかかってしまう可能性があるため、経済的な面でしっかりと備えておく必要があります。

万が一の高額治療になってしまった時、躊躇なく治療を受けさせてあげたいですね。

このページでは

  1. なりやすい病気
  2. お勧めのペット保険
  3. 愛犬の噛みつき事故による損害賠償への対処

の3つのテーマをお届けしたいと思います。

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マルチーズがなりやすい病気

【心臓病(僧帽弁閉鎖不全)】
マルチーズで気を付けたいのが「僧帽弁閉鎖不全」という心臓病です。弁の異常が原因で、左心室から左心房へ血液が逆流してしまう病気です。咳をしたり、すぐに疲れた様子を見せるといった症状を起こしますので、普段から注意して見ておく必要があるでしょう。悪くなると心不全を起こすことがあるため、不安を感じたら動物病院に連れて行くのがベストです。

老齢によって発生することが多いですが、肥満が引き金で心臓病になることもありますので、日頃から食べ過ぎに注意する必要があります。

僧帽弁閉鎖不全は内科治療が行われますが、状態によっては外科治療をすることもあります。外科手術は高額で、30万円前後かかるケースが普通ですので、高額治療に対する備えが必要となってきます。

【膝蓋骨脱臼】
主に小型犬種がなりやすい病気で、マルチーズも例外ではありません。後ろ脚の膝のお皿がずれてしまうことで起こります。

発祥のサインは「スキップをするように走る」「脚を上げて3本足で歩く」「膝の痛みを訴える」「膝関節が動かせなくなる」などがあります。

階段などの段差で脚をひねったり、滑りやすいフローリングの上にずっといたり、肥満で足腰に負担がかかるといったことで発症してしまうと言われていますので、出来るだけ早く生活環境をヨーキー用に仕上げて予防してあげたいところです。

軽度~重度まで、治療には外科手術が必要になるため、高額手術に対する備えをしておく必要があります。ただし、先天性の発症のものもあり、その場合は治療費の補償は期待しない方が良いでしょう。

【股関節形成不全】
股関節が変形したりずれてしまい、動くのを嫌がるようになるのが「股関節形成不全」です。大好きな散歩なのに座り込むことが多くなった場合、疑ってみた方がいいかも知れません。

悪化すると手術をする必要が出てきますので、早め早めに病院に連れて行きたいところ。

この病気は遺伝性疾患の可能性が高く、その場合は基本的に保険が適用されません。後天的に発症することもありますが、肥満が原因の場合が多いと言われていますので、まずは適度な食事量にするなどで予防していく必要があります。

【てんかん】
脳の神経細胞の伝達異常により、硬直、けいれん、泡を吹く、歯を食いしばるなどの症状がでる病気です。症状自体は長くても数分で収まるケースが多く、発作が終わると普通の状態に戻ります。

てんかんの対処法は抗てんかん薬を服用していくことです。基本的に完治しない病気なので、獣医さんの一緒に一生付き合っていくことになります。

【てんかん】
脳の神経細胞の伝達異常により、硬直、けいれん、泡を吹く、歯を食いしばるなどの症状がでる病気です。症状自体は長くても数分で収まるケースが多く、発作が終わると普通の状態に戻ります。

てんかんの対処法は抗てんかん薬を服用していくことです。基本的に完治しない病気なので、獣医さんの一緒に一生付き合っていくことになります。

【外耳炎】
犬全般で外耳炎は注意しなければいけない病気の一つですが、マルチーズも例外ではありません。外耳道に耳垢や異物が溜まるとそれが原因で炎症を起こすことがあります。この炎症が外耳炎という症状で、かなりのかゆみのためにマルチーズは頻繁に耳を掻くようになります。

外耳炎は原因によって使用する薬が異なるため、動物病院で処方される薬で治療するのが良いです。また、こまめに耳を掃除してあげることが外耳炎を予防に繋がりますので、日々のケアをしっかりとしてあげるのが何よりも大切です。

【白内障】
目のレンズ(水晶体)に異常な白濁がおき、だんだんと目が白くなっていく病気です。マルチーズもこの病気には注意しなければいけません。症状が酷くなると目が見えない状態にまでなってしまいますので、早期の発見と治療が重要となってきます。定期的に病院に通い、悪化する前に発見してあげたいところです。

白濁が進行した場合の治療は基本的に外科手術となります。高額治療になる可能性が高いですので、備えが必要となってきます。

【その他の病気】
流涙症、進行性網膜萎縮など

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マルチーズだけでなく、ペットの治療には人間の様な保険が適用されないため、基本的に治療費は全額自腹となってしまいます。特に外科手術を含む治療はかなり高額になってしまうので経済的に非常に痛いのですが、それでも手術することで元気な姿に戻ってくれる可能性が高まることを考えると、やはり高額手術を選択してしまうものです。

愛犬に十分な治療を受けさせてあげて、さらに高額治療による出費を抑えたいのであれば、あらかじめペット保険に入っておくのが一番良いと思います。

マルチーズの保険選びはここに注意しよう

マルチーズは加齢や肥満とともに膝蓋骨脱臼や股関節形成不全、そして厄介な心臓病である僧帽弁閉鎖不全を起こしやすくなります。

これらは先天性(遺伝性)と診断されることもありますが、後天的に発症することもありますので、高額治療に備えられる保険に入っておいた方が良いでしょう。

また、心臓病にかかると継続的に通院しなければいけなくなり、毎月けっこうな額の薬代(数万円)を支払うことになります。なので補償限度額が高ければ高いほどありがたいと言えますね。

そしてマルチーズの平均寿命は13~15歳くらいと言われていますが、室内犬で飼う場合はさらに長生きしてくれることもあるようです。

以上のことを踏まえて、マルチーズに最適なペット保険を考察してみたいと思います。

マルチーズにお勧めのペット保険

マルチーズは小型犬のため、基本的には愛犬にお勧めのペット保険のページで紹介している3つの保険の中から選ぶのがいいでしょう。

その3つとは

  • FPC
  • ペッツベスト
  • PS保険

です。これらはどれも保険料が安くて補償内容も悪くないお勧め保険です。

ですが、3つ同時に加入することは出来ませんので、この中で一番マルチーズに向いている保険を探してみようと思います。

お勧めはPS保険

上記3つの保険はどれも保険料が安い割に補償内容も悪くないのでお勧めですが、中でも特にマルチーズにお勧めかなと感じるのはPS保険だと思います。

理由は、マルチーズと同じく心臓病や膝蓋骨脱臼にかかりやすいキャバリアの保険選びのところで詳しく解説しているので、そちらを見ていただければと思います。
キャバリアにお勧めのペット保険と、なりやすい病気について

FPC、ペッツベスト、PS保険について順番に解説しているので、ペット保険への加入を検討している方は是非とも最後まで読んでおくことをお勧めします。

読むのが面倒という方に向けて、以下に簡単にPS保険がお勧めな理由を書いておきます。

PS保険がお勧めの理由

まず、PS保険は以下のような補償内容となっています。

  • 通院:1日あたり1万円(年間20日まで)
  • 入院:1日あたり2万円(年間30日まで)
  • 手術:1回あたり10万円(年間2回まで)
  • 年間補償限度額:100万円
  • 保険料:月々1,500円~

そしてメリットとデメリットはこんな感じです。

  • 小型犬の保険料がかなり安い
  • 終身まで継続できる(ペッツベストは満16歳、FPCは満10歳まで)
  • オリコン満足度ランキングで3年連続総合1位を獲っている
  • 保険金の支払いが簡単なうえに凄く早い(平均3.6日)
  • 年間最大100万円まで補償
  • 保険に入っている期間中、1回の事故(傷病)に対しても100万円まで補償
  • 手術1回あたり10万円までしか出ない(年間2回まで)

終身まで継続できるのが嬉しいです。マルチーズは室内で飼えば15歳以上まで生きてくれるかも知れませんので、終身まで継続できるPS保険には安心感があります。

そして手術は1回で10万円までしか出ないものの、年2回まで補償されますし、通院と入院の治療費の分もちゃんと補償されるので、高額治療にもけっこういい感じで対応できます(ペッツベストには負けますが)。

また、保険に入っている期間中、1回の事故(傷病)に対して100万円まで補償されるのもありがたいです。心臓病(僧帽弁閉鎖不全)が不安視されるマルチーズにとって、心臓病だけで100万円まで補償してくれるPS保険はかなりお勧めということになります(他の病気やケガの時にもそれぞれ100万円まで補償されます)。

もちろん全国の動物病院が補償の対象となりますし、保険料もかなり安いです。オリコン満足度ランキングで3年連続総合1位は伊達じゃないということですね。

興味がある方は、是非とも資料を取り寄せてじっくりと検討してみてください。個人的には、マルチーズを飼うときには一番お勧めかなと思っています。

ある程度経済的に余裕のある方へのお勧め保険

お金にある程度余裕がある方は、アニコム損害保険株式会社をお勧めします。

アニコムはペット保険のシェア率52%を誇っていますので、周りでも使っている人は多いと思います。そしてアニコムでは動物病院の窓口で保険金の請求(精算)が出来たり、獣医師によるペットのしつけや子育て相談サポートが付いていたり、電話対応がとても良かったりと、保険料は高いですがサポートに関してはとても充実しているという特徴があります。

知名度も非常に高いので、お金がある経済状況の中で「間違いないペット保険」に入りたいならアニコムがべストと言えるでしょう。

また、ペッツベストやPS保険で見られた「1回の事故(傷病)に対しての上限」というシステムもアニコムにはなく、年をまたげば支払限度はリセットされるのもお勧めな点です。心臓病に対し、生涯にわたって補償してくれるでしょう。

公式サイトはこちらから
ペット保険の加入は「アニコム損害保険株式会社」

ただし、保険料がPS保険と比べるとかなり高い上に、補償内容は大きく変わらないため、純粋に『保険のみ』を求める場合や、保険料を抑えたい場合はPS保険にしておくと良いでしょう。

愛犬の噛みつき事故による損害賠償への対処

愛犬が他人に噛みついてケガをさせると賠償責任が発生します。お相手の怪我の具合によってはかなりの高額賠償になる場合があり、1,000万円を超える高額賠償になってしまうこともあります。

そんな愛犬の噛みつき事故に備えるには『個人賠償責任保険』に加入することで解決します。一応ペット保険には特約として個人賠償責任保険を付けられるところもありますが、ペッツベストもPS保険もその特約は用意されていません。

また、例えペット保険側で個人賠償責任保険を用意している場合でも、正直言って全然たいしたことのない内容のものがほとんどです。『個人賠償責任保険』は他に凄く良い内容のところがありますので、ペット保険とは別口で入っておくことをお勧めします。

※ 別口で入るのであれば、ペット保険の特約で付いている個人賠償責任保険に入る必要がなくなります。(ペット保険では個人賠償責任保険のことを「ペット賠償責任特約」などの名前にしていますが、同じ保険です)

噛みつき事故の場合のお勧め保険についてはこちらのページで解説しています。噛みつき事故は他人事では済まされないため、ペット保険と合わせてこちらもチェックしておくことをお勧めします。
飼い犬の噛みつき事故で他人に怪我をさせた場合のおすすめ保険

ちなみに、このページでは月額120円で年間1億円までの補償が受けられるという超お勧めの個人賠償責任保険もご紹介しています。クレジットカード発行という条件があるのが少々痛いですが、経済的にほとんど負担にならずに加入できるので、入っておくことをお勧めします。

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