男性の保険料(月額):2,580円
女性の保険料(月額):2,170円
(30歳、終身払、入院日額1万円、がん先進医療特約付)

基本的には診断・入院・手術の給付金が付いている、スタンダードながん保険です。通院給付金は特約を付けることで受け取ることができます。

注目点は、初めてがんになった時の診断給付金が最も多く貰える可能性があるがん保険というところです。ただし、多く受け取るためには「入院」が条件となるため、全員がそのメリットを享受できる訳ではありません。

また、2回目以降のがん給付金も「入院」が条件となっており、診断確定や通院だけだと給付されません。ここがビリーブを選ぶかどうかの分かれ目になるポイントとなるでしょう。

押さえておきたい注目ポイント

オリックス生命のがん保険「Believe(ビリーブ)」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

  • 掛け捨てのがん保険。解約返戻金や満期後の保険金は無し
  • がんと診断された時に給付金・一時金が支払われる
  • 保険料は加入時のまま、途中で上がることはない
  • 上皮内新生物も同額保障なのが嬉しい
  • 女性の保険料が他と比べてもかなり安い
  • 初めてのがんの場合、条件次第では最も多く給付金が貰える
  • ただし、2回目以降の給付は「入院」が条件となる
  • 退院でも一時金が受け取れる
  • ティーペックの健康サービスが無料で受けられる
  • 給付金5,000円コースは50歳~75歳までの人しか入れない
  • 保険料払込免除の特約がないため、終身払いにすると一生払い続ける可能性が高い
  • 「勇気のお守り」と内容を比較してから決めよう

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

Believe(ビリーブ)の詳細

月払保険料の例
・保険(払込)期間:終身払
・入院日額:1万円
・がん先進医療特約付

契約年齢 男性 女性
20歳 1,900円 1,670円
30歳 2,580円 2,170円
40歳 3,710円 2,850円
50歳 5,500円 4,970円

※ 上の表は2016年1月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

表を見るとかなり保険料は安めだと感じられますが、これは主契約に通院給付金が含まれていないからです。がん通院給付金特約を付けるともう少し高くなります。

保障内容

項目 内容
種類 【がん保険】
・がんと診断された時に給付金・一時金が支払われる
・保険料は掛け捨てで、解約返戻金や満期時の保険金として戻って来ない
・保険料は加入時のまま、途中で上がることはない
契約可能年齢 60歳払済:0歳~55歳
65歳払済:0歳~60歳
終身払:0歳~75歳
がん入院給付金額 5,000円、10,000円
(50歳~75歳のみ5,000円契約が可能)
保険期間と
保険料払込期間
保険期間:終身
保険料払込期間:60歳払済、65歳払済、終身払
特約 【がん先進医療特約】
がん治療のために先進医療を受けた場合に保障される(通算2,000万円まで)
【がん通院特約】
がんの治療を目的として通院したときの保障される(日数無制限だが、条件により60日限度に)
払込回数 月払、半年払、年払
(支払いはまとめた方が少しお得に)
払込方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
不慮の事故により、その事故の日から180日以内に約款所定の身体障害の状態に該当されたとき、または病気やケガで約款所定の高度障害状態に該当されたときは、将来の保険料の払込みが免除される

保障プラン

項目 5,000円コース
50~75歳限定
10,000円コース
【主契約】
がん初回診断一時金
(初回のみ)
50万円 100万円
【主契約】
がん治療給付金
(入院開始が条件)
(2年に1回を限度で何回でもOK)
25万円 50万円
【主契約】
がん入院給付金
(日帰り含む)
(何日でもOK)
1日につき
5,000円
1日につき
10,000円
【主契約】
がん手術給付金
(何回でもOK)
1回につき
10万円
1回につき
20万円
【主契約】
がん退院一時金
(何回でもOK)
1回につき
5万円
1回につき
10万円
【特約】
がん先進医療給付金
先進医療の技術料を保障
(通算2,000万円限度)
【特約】
がん通院給付金
(回数無制限)
※条件により60日限度
1日につき
5,000円
1日につき
10,000円

メリット部分

上皮内新生物も同額保障なのが嬉しい

他のがん保険では悪性新生物と上皮内新生物で給付金額に差があったり、または上皮内新生物はそもそも保障の対象外になっているところもありますが、ビリーブでは上皮内新生物もしっかり保障の対象になっているうえ、給付金額も悪性新生物と変わりません。

女性の保険料が他と比べてもかなり安い

男性が契約する場合、ビリーブの保険料はそれほど安いとは言えません。保障内容が似ている損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「勇気のお守り」と比べてみても、通院特約を入れて同じ条件にした場合はこちらの方が少し高めになっています。

ただし、女性の保険料に関しては別です。通院特約を含めたとしても勇気のお守りよりも安くなります。女性の方にはコスパの面で優れたがん保険となっています。

初めてのがんの場合、条件次第では最も多く給付金が貰える(ただし、デメリットあり)

ビリーブでは初めてがんと診断された場合、1回限定になりますが診断確定時点で100万円が受け取れます(基本給付金額10,000円コースの場合)。そしてもしこの時に入院を伴う治療であった場合、さらに50万円が受け取れるようになっています。

つまり初回のがんに限り、入院を伴う治療になれば合計で150万円が貰えるのです。他のがん保険だと同条件でも100万円が限度のため、この点ではビリーブが優れていることになります。

ただし、他のがん保険では2回目以降のがんに関しても2年に1回を限度に何回でも100万円が貰えますが、ビリーブでは2回目以降になると50万円のみになってしまいます。しかも給付条件が「入院を開始したとき」になってしまうため、通院治療だけの場合は保障されなくなってしまうのです。

がんは通院治療が主流になりつつある現代において、通院が給付条件に含まれないのはかなり痛いと言えるでしょう。

初回のがんだけを考えると魅力的な保険に見えますが、2回目以降を考えると悩みどころとなってしまうかも知れません。

退院でも一時金が受け取れる

ビリーブでは10日以上の継続入院後に退院したときに一時金10万円が受け取れます(基本給付金額10,000円コースの場合)。

他のがん保険では退院時の一時金がないものもありますので、この点はありがたい部分となっています。

ティーペックの健康サービスが無料で受けられる

オリックス生命では特定の保険に加入することで、ティーペック社の健康サービスが無料で受けられるようになります。

ティーペックのメディカルサポートは個人で入ろうとすると年間で10万円以上もかかってしまうくらいの高額なサービスなのですが、それが無料で受けられるのはかなり嬉しい特典と言えます。

そしてビリーブは、その数少ない対象商品となっているのです。

ティーペックのサービスは小さい子供が家庭にいて病院にいく時間がないお母さんや、仕事が忙しくて病院にいけない人達、将来セカンドオピニオンの利用を考えている人にとってはかなりありがたいと思います。また、健康に不安があって相談相手が欲しいけど、病院だとお金が取られるなぁ・・という方のお役にも立つことができます。

具体的には以下のサービスを無料で利用することができます。

【24時間電話健康相談サービス】
・被保険者だけでなく、同居の家族も無料で利用可
・24時間365日、医師・保健師・看護師などの相談スタッフが電話で応えてくれる
・比較的軽い症状の時に利用するのがベスト(子供に熱がある、ストレスでまいっている、吐き気がする、夜間・休日に診察してくれる病院を知りたいなど)

セカンドオピニオンサービス】
・被保険者のみ無料で利用可
・専門医による相談サービスで、治療に対する第2の意見をもらうことができる
・セカンドオピニオンを聞けたり、優秀専門臨床医を紹介してもらえる
・高度な医療が必要と言われた場合に使いたい

【糖尿病専門サービス】
・被保険者のみ無料で利用可
・糖尿病に関するセカンドオピニオンが聞ける
・現在の治療方法に疑問を持っている場合にも使える

より詳しい情報が知りたい方はこちらの公式サイトへ
健康医療相談サービス|オリックス生命保険株式会社

デメリット部分

給付金5,000円コースは50歳~75歳までの人しか入れない

ビリーブでは入院給付金10,000円と5,000円の2つのコースが用意されていますが、0歳~49歳までの人は10,000円コースにしか加入することができません。

5,000円コースは50歳~75歳の人しか入れないのです。50歳以下の人で入院日額5,000円のコースを検討している場合は別のがん保険を検討しなければいけません。

2回目以降の給付は「入院」が条件となる

メリット部分でも解説していますが、ビリーブは2回目以降のがん給付金が他と比べると弱いです。

他のがん保険では2回目以降のがんに関しても2年に1回を限度に何回でも100万円が貰えますが、ビリーブでは2回目以降になると50万円のみになってしまいます。しかも給付条件が「入院を開始したとき」になってしまうため、通院治療だけの場合は保障されなくなってしまうのです。

最近のがんは通院治療で済ませるパターンが増えており、将来はその傾向がさらに強まると予想されています。そんな状況の中、通院治療だけでは給付金が支給されないのはかなりのデメリットと言わざるを得ません。

保険料払込免除の特約がないため、終身払いにすると一生払い続ける可能性が高い

この商品にはがん(または三大疾病)になった場合に保険料が払込免除になる特約が用意されていません。個人的にはこれはかなり気になるところであり、大きなデメリット部分だと考えています。

がん保険は日々進化しているため、最近ではFPからも「保険料が安い終身払いにしておいて、5年後10年後に他で良いのが出てきたら乗り換える」という方法をお勧めしてくる場合があります(契約者が若い場合に限定されますが)。

そしてそのやり方で重要な位置付けになってくるのが「がんになった場合の保険料払込免除」なのです。保険料が安い終身払いにしておいて、もしもがんになったら保険料が免除になる上に終身まで保障されるし、もしがんにならなかったらより良いがん保険に入りなおすという2択が選べるからです。

ビリーブではその方法が使えないのが痛いです。もし終身払いで入った場合、乗り換え時期を逃すと一生保険料を払い続けることになるので注意が必要です。

この保険に入る場合は終身払いではなく、60歳払、65歳払で考えた方がいいかも知れません。

申し込み前の注意点

「勇気のお守り」と内容を比較してから決めよう

ビリーブは損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「勇気のお守り」と保障内容がかなり似ていますので、加入を検討する際は両方を比較してから決める方がより良い保険選びへと繋がるでしょう。

【ビリーブと勇気のお守りの比較表】
・30歳、終身払、入院給付金1万円、がん先進医療特約付
・その他、出来るだけ似た条件で比較しています

項目 ビリーブ 勇気のお守り
男性の保険料 2,990円 2,882円
女性の保険料 2,640円 3,060円
保険期間 終身
がん給付金 ・初回のみ上限150万円
・2回目以降は50万円
(2年に1回を限度)
何度でも100万円を受取可能
(2年に1回を限度)
2回目以降の給付条件
(入院のみ対象)

(診断確定時)
上皮内新生物
の保障内容
悪性新生物と同額保障
がんになった場合の
保険料払込免除特約
用意されていない
先進医療の
給付金
技術料と同額
(通算2,000万円限度)
技術料と同額
(通算1,000万円限度)

比べてみると、がん給付金がビリーブだと2回目以降が入院することが条件になっており、通院治療になった場合は貰えないというのが非常に痛いと感じられます。それに対し、勇気のお守りは診断確定の時点で100万円が貰えるので、勇気のお守りの方がかなり安心感があります。

先進医療給付金は勇気のお守りの方が弱いですが、先進医療は利用する機会が非常に少ないのが現状なので、この部分はそれほどマイナスにはならないと考えて良いでしょう。

総合すると勇気のお守りの方が良い内容なのではないかと思います。保険料は男性の場合は勇気のお守りの方が安いので加入に対しての問題はないのですが、女性の場合はビリーブの方がだいぶ安くなっているため、かなり迷いどころとなるかも知れません。

ただし、がん診断給付金の支給条件を考えると、多少高くても勇気のお守りの方がお勧めと言えるかも知れません。

管理人の最終評価

1回目の診断給付金が150万円、ティーペックの健康サービス付き、上皮内新生物でも同額で補償されるなど、なかなかに魅力的なメリットを持っているがん保険です。

保険料は特に安いという訳ではありませんが、それは男性の場合です。女性の場合は保険料がかなり安いため、男性と比べるとかなりお勧め度が上がります。

個人的な総評だと、男性の場合は他のがん保険の方が魅力を感じる部分が多いのでお勧めとは思いませんが、女性の場合は選んでも特に問題はないかなと思えます。

管理人taka管理人taka

がん保険をお探しの方はこちらのがん保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

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