ふさふさの毛に包まれて、とても愛らしい顔と体型をしているポメラニアン。日本での人気はトップレベルで、外を歩いているとちょくちょく散歩している子を見かけるほどです。

活発で明るく、やんちゃで負けん気いっぱい。人懐っこくて素直な性格のため、一度飼いだすと愛が止まらなくなるほどの掛け替えのないパートナーとなってくれることでしょう。

おまけにポメラニアンは小型犬の中でも病気になりにくく、丈夫な犬種と言われています。あまり手間がかからず、室内犬としてもとても飼いやすいと言えます。

ただし、いくら丈夫とはいえ、老犬になってくると人間と同じように病気が目立つようになってきます。健康に甘んじて何も備えてないと高額治療になった場合はとても慌ててしまうものですが、今の内から備えておけばパートナーに万が一が起こった時でも躊躇なく治療を受けさせてあげられます。

万が一に備えておくのも、私たちパートナーとしての務めですね。

このページでは

  1. なりやすい病気
  2. ポメラニアンにペット保険は必要あるのか?
  3. お勧めのペット保険
  4. 愛犬の噛みつき事故による損害賠償への対処

の4つのテーマをお届けしたいと思います。

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ポメラニアンがなりやすい病気

【膝蓋骨脱臼】
主に小型犬種がなりやすい病気ですが、骨が細いポメラニアンも膝蓋骨脱臼になりやすいと言われています。この病気は後ろ脚の膝のお皿がずれてしまう(脱臼する)ことで起こります。

発祥のサインは「スキップをするように走る」「脚を上げて3本足で歩く」「膝の痛みを訴える」「膝関節が動かせなくなる」などがあります。

階段などの段差で脚をひねったり、滑りやすいフローリングの上にずっといたり、肥満で足腰に負担がかかるといったことで発症してしまうと言われていますので、出来るだけ早く生活環境をポメラニアン用に仕上げて予防してあげたいところです。

特にポメラニアンは骨格がきゃしゃですので、「このくらいは大丈夫だろう」と思える高さでも危ない時があります。少しの高さからでも飛び降りさせない方が無難かも知れません。

軽度~重度まで、治療には外科手術が必要になるため、高額手術に対する備えをしておく必要があります。

【股関節脱臼】
ポメラニアンは骨がきゃしゃということもあり、股関節も脱臼しやすいです。膝蓋骨脱臼と同じく、高い所から飛び降りさせない、フローリングの上にずっといさせない、肥満にさせないなどの対処をする必要があります。

股関節脱臼になってしまった場合、早急に動物病院で治療を行いましょう。片足をあげて痛がっていたら発症のサインです。

【流涙症】
涙が正常に流れるための目と鼻をつないでいる管が狭かったり詰まったりしていて、涙が止まらなくなる症状のこと。目頭が汚れて目の周りの毛を変色させます。

対処法としてはこまめに涙を拭き取ってあげること、点眼薬を差すことが挙げられます。

【白内障】
目のレンズ(水晶体)に異常な白濁がおき、だんだんと目が白くなっていく病気です。ポメラニアンがなりやすい病気の一つです。症状が酷くなると目が見えない状態にまでなってしまいますので、早期の発見と治療が重要となってきます。定期的に病院に通い、悪化する前に発見してあげたいところです。

白濁が進行してしまうと外科手術をしないといけなくなります。その場合は高額治療になりますので、やはり備えをしておく必要があります。

【気管虚脱】
気管が押しつぶされた状態になってしまい、呼吸困難になってしまう病気です。ポメラニアンに多く発生すると言われています。

先天的に問題を抱えている子もいますが、肥満犬に多くみられる病気ですので、あまり食べさせすぎないように普段から注意しておく必要があります。

気管は一度変形すると元に戻らないため、気管の周囲にリングを入れるなどして気管を確保します。

【停留睾丸】
ポメラニアンの牡の睾丸は生後30日ほどでお腹から陰嚢へ下りてくるものですが、何らかの原因で片方(または両方)の睾丸が下りてこない症状を停留睾丸と言います。

停留してしまうとガン化しやすくなると言われていますので、早急に動物病院に連れて行って対処してもらいましょう。

治療法はホルモン注射で下におろす方法がありますが、獣医さんによっては去勢手術をお勧めすることもあります。

【皮膚病】
ポメラニアンは長い毛が特徴ですが、その毛が大量に抜け出したら注意が必要です。アレルギー、寄生虫、ホルモン異常などなど原因は様々ですが、皮膚に異常が起こっている可能性が高いです。

原因を特定するために動物病院にいって検査をし、しかるべき治療を受けさせてあげましょう。

【その他の病気】
骨折、低血糖症、歯周病など

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ポメラニアンだけでなく、ペットの治療には人間の様な保険が適用されないため、基本的に治療費は全額自腹となってしまいます。特に外科手術を含む治療はかなり高額になってしまうので経済的に非常に痛いのですが、それでも手術することで元気な姿に戻ってくれる可能性が高まることを考えると、やはり高額手術を選択してしまうものです。

愛犬に十分な治療を受けさせてあげて、さらに高額治療による出費を抑えたいのであれば、ペット保険に入るという選択肢も考えなくてはいけません。

ポメラニアンにペット保険は必要あるのか?

ポメラニアンは小型犬にしては体が丈夫と言われており、他の小型犬と比べると病気になりにくいというイメージを持っている方も少なくありません。

そのため、ペット保険には入らずに家庭でペット貯金をするという選択をする人も多いでしょう。

個人的にも、ポメラニアンの場合は家庭でのペット貯金も全然ありだと思ってます。もし最後の時まで大きな病気にならずにいてくれたら、ペット保険に払っていたお金は全部無駄になりますからね(ペット保険は基本的に掛け捨て)。家庭ペット貯金の方が結果的にお得になるケースは結構多いのかも知れません。

ただし、ポメラニアンは骨が細く、そしてきゃしゃなことから、ちょっとした高さから飛び降りただけでも脱臼や骨折をするケースが多々あります。治療には外科手術が必要になり、これだけで高額治療になってしまいます。

また、最近は室内犬として飼うケースが多く、医療技術も発達しており、そしてペットフードの栄養バランスが非常に良くなったことから、ポメラニアンも寿命が伸びてきています。それに伴い、老犬になった時に病気になりやすいという問題も出てきています。

人間もそうですが、高齢化してくるとどうしても病気になりやすくなってしまいます。それはポメラニアンも例外ではありません。また、健康とは言っても若いうちから病気になるケースはもちろんありますし、そのままずっと治療が必要な体になる場合もあります。

このように丈夫なイメージを持っているポメラニアンを飼う場合でも、ペット保険に入るという選択肢は十分にアリになってきます。場合によってはペット保険に入っていた方がお得なケースもあるからです。

ただ、これは人間の保険でもそうですが、加入する段階では将来的に得になるのか損をするのか(病気になるのかどうか)は分からないため、「こちらの選択が良いですよ」という断定は出来ないのです。

なので

ポメラニアンが大きな怪我や病気をすることなく、家庭貯金で足りる程度の治療費で済むだろうと予想するなら家庭でのペット貯金を

もしもの大きな怪我・病気時の高額治療費にしっかりと備えておきたい場合はペット保険に加入を

残念ながら、このような意見しか言えません。

ペット保険に加入すべきかどうか迷うところではありますが、室内犬としてポメラニアンを飼う場合でも脱臼や骨折の危険性は付きまとうため、その高額治療に対するリスクを減らしたいならペット保険を検討してみる価値はあると思います。

個人的には、一般的な経済状況の家庭の場合は入っておいた方がいいと思ってます。経済的に余裕がある方にはペット保険は必要ないでしょう。

ポメラニアンにお勧めのペット保険

ポメラニアンにお勧めのペット保険を探す場合、以下の条件に合うものを探すのがベストだと思います。

  • 小型犬の保険料が安い
  • 安いけど補償内容が悪くない
  • ポメラニアンの平均寿命は12歳~16歳(wikipedia参照)なので、それまで継続して入れる
  • 脱臼、骨折、白内障などの高額治療にもしっかりと補償してくれる

これらの条件に出来るだけ合う、または近い保険を探してみると、私が知る限りでは2つありました。それはペッツベストPS保険です。

両方ともポメラニアンには非常にお勧めだと思いますので、是非とも資料・パンフレットを取り寄せて検討してみてください。

以下、それぞれのお勧めポイント、そして最終的に管理人ならどちらを選ぶか?を解説します。

※ ちなみに保険料が凄く安くて脱臼や骨折時の高額手術に備えられる「アイペットのうちの子ライト」が良いという方もいますが、ここは保険料が最初は安いのですが後々どんどん値上がりします。なので、結局はペッツベストやPS保険の様な広範囲で補償してくれる保険の方が値上がりも少ないしお勧めと言えるかも知れません。

ペッツベストのお勧めポイント

ペッツベストは小型犬の保険料が非常に安い上に80%補償という大きな魅力を持っているため、管理人が特に気に入っているペット保険の一つです。ポメラニアン用のペット保険としても向いていると思います。

ペッツベストは免責金額(要は自己負担)が設定されている関係上、少額治療にはあまり向いていません。ですが治療費が高くなるほど80%補償が活きてきて、逆に免責金額が取るに足らないものになってきます。(免責金額についてはこちらのペッツベストの特徴と魅力、欠点、評価で解説しています)

なので手術を含む高額治療の際にはとても役立つ保険となってくれます。しかも一般的なペット保険だと1回の手術で10万円までしか出ませんが、ペッツベストは1回の傷病に対して最高で25万円も出してくれます(ベーシックプランの場合)。

ポメラニアンを飼う時に注意したい「脱臼、骨折」などは手術が必要になるケースが多く、高額治療になってしまいます。また、白内障も悪化すれば高額な治療費が請求されます。

このような高額治療の際に、80%補償のペッツベストはとても役立ってくれることになります。他の50%補償のところと比べても、免責金額を考慮しても治療費が5万3,334円以上になるとペッツベストの方がより多く補償が貰えるようになるため、脱臼や骨折、白内障などの高額治療に向いていると言えるのです。

また、、ペッツベストは16歳11か月まで継続することが出来ます。終身まで継続できないのは痛いところですが、ポメラニアンの平均寿命は12歳~16歳と言われているため、多くの場合はペッツベストで問題ないことになります。

保険料も満16歳までの総額が45万9,820円と、ペット保険の中でも特に安い設定となっています。ちなみにアニコムは満16歳までの総額が67万1,330円なので、約2/3くらいの保険料で済むことになります。

ポメラニアンを飼っている方で保険をどれにしようか迷っている場合、ペッツベストを選んでおけば問題ないと思います。

ただし、ペッツベストを選ぶ場合は免責金額と限度額の性質を理解してから加入しましょう。詳しくはペッツベストの特徴と魅力、欠点、評価のページで解説しています。

PS保険のお勧めポイント

ポメラニアンの保険としてはPS保険もお勧めです。

PS保険の補償内容は

  • 通院:1日あたり1万円(年間20日まで)
  • 入院:1日あたり2万円(年間30日まで)
  • 手術:1回あたり10万円(年間2回まで)
  • 年間補償限度額:100万円
  • 保険料:月々1,500円~(小型犬、50%補償)

となっており、他の月額が高い大手ペット保険と比べても全く遜色ない内容となっています。

また、他にも

  • 終身まで継続可能
  • 小型犬の保険料が凄く安い(業界トップクラスです)
  • オリコン満足度ランキングで3年連続総合1位を獲っている
  • 保険金の支払いが簡単なうえに凄く早い(平均3.6日)

などの魅力があるため、ポメラニアンに限らずPS保険は犬全般でお勧めなのです。

オリコン満足度ランキングで3年連続1位を獲っているということで、他のどのペット保険よりも信頼性・人気度は高いと思います。それに終身までしっかりと面倒みてくれるので、ペッツベストの16歳11ヵ月までだとちょっと不安だ・・という方はPS保険を選んでおくのがいいと思います。

結局どちらを選んだらいいのか?

PS保険だと手術1回で10万円まで、安い保険料にしたいなら50%補償になる、などの制限があるため、脱臼や骨折の高額治療に関してはペッツベストの方がお得になる状況も出てきます。

ペット保険に加入する目的として「高額治療に備えたい」という方が大半なのではないかと思いますので、そのことを考慮するとペッツベストの方が少しお勧め度は高いかな?と思います。

ただ、両方とも良い保険ですので、どちらに入っても特に問題ないと思います。とりあえず、両方の資料・パンフレットは請求しておき、じっくりと内容を比較してみることをお勧めします。

愛犬の噛みつき事故による損害賠償への対処

愛犬が他人に噛みついてケガをさせると賠償責任が発生します。お相手の怪我の具合によってはかなりの高額賠償になる場合があり、1,000万円を超える高額賠償になってしまうこともあります。

そんな愛犬の噛みつき事故に備えるには『個人賠償責任保険』に加入することで解決します。一応ペット保険には特約として個人賠償責任保険を付けられるところもありますが、ペッツベストもPS保険もその特約は用意されていません。

また、例えペット保険側で個人賠償責任保険を用意している場合でも、正直言って全然たいしたことのない内容のものがほとんどです。『個人賠償責任保険』は他に凄く良い内容のところがありますので、ペット保険とは別口で入っておくことをお勧めします。

※ 別口で入るのであれば、ペット保険の特約で付いている個人賠償責任保険に入る必要がなくなります。(ペット保険では個人賠償責任保険のことを「ペット賠償責任特約」などの名前にしていますが、同じ保険です)

噛みつき事故の場合のお勧め保険についてはこちらのページで解説しています。噛みつき事故は他人事では済まされないため、ペット保険と合わせてこちらもチェックしておくことをお勧めします。
飼い犬の噛みつき事故で他人に怪我をさせた場合のおすすめ保険

ちなみに、このページでは月額120円で年間1億円までの補償が受けられるという超お勧めの個人賠償責任保険もご紹介しています。クレジットカード発行という条件があるのが少々痛いですが、経済的にほとんど負担にならずに加入できるので、入っておくことをお勧めします。

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