月額:700円
最大補償金額:年間10万円限度
さくら少額短期保険株式会社が提供しているスマホ・タブレット向けの保険で、月々700円で3台まで対応、年間10万円までなら何回でも補償可能、自己負担金が0円、スマートフォンだけでなくタブレットやパソコンなども補償の対象という内容となっています。
単純にドコモやau、ソフトバンクの補償サービスを利用するよりもメリットが高いですので、よくスマホを落として画面を割ってしまう方、またはスマホとタブレットの2台持ちをしている方はチェックしておいて損のない保険と言えるでしょう。
このページの中身
■目次
モバイル保険の補償内容、保険料など
項目 | 内容 |
---|---|
保険料 | 月々700円 |
補償金額 | 年間10万円までなら何度でも補償 |
自己負担額(免責金額) | なし |
加入可能年齢 | 満18歳より (17歳以下の場合、保護者が契約者となることで可能) |
補償開始時期 | 申込の翌1営業日の午前0時より補償 |
補償範囲 | ・被保険者が使用または所有している端末のみ ・スマートフォン、タブレット、パソコン、カメラ、ゲーム機、ヘッドフォン、プリンター |
基本補償 | 被保険者が所有または使用する通信端末に外装破損、損壊、水濡れ全損、故障、および盗難が生じ修理費用などを負担したとき、または修理不能となった場合に保険金が支払われる (年間10万円限度) |
保険料の払込回数 | 月払のみ |
保険料の払込方法 | クレジットカード、キャリア決済、銀行引落し (オンラインから申し込んだ場合はクレジットカード払のみ) |
公式サイト | モバイル保険 |
商品の仕組み
対象端末 | 修理可能な場合の保険金額 | 修理不能の場合の保険金額 |
---|---|---|
主契約 (必須1台) | 最大10万円まで | 登録端末の購入金額 もしくは25,000円いずれか低い金額 |
副端末 (任意・最大2台) | 最大3万円 ※2台合計 | 登録端末の購入金額 もしくは7,500円いずれか低い金額 |
主端末、副端末は自由な組み合わせが可能です | 【対象端末組み合わせ例】 (主)スマホ +(副)ノートパソコン +(副)携帯ゲーム機 etc・・・ |
---|---|
【保険金申請例】 (主)スマホ画面割れ20,000円 +(主)スマホ水没交換40,000円 +(副)携帯ゲーム機画面割れ15,000円 |
モバイル保険のメリット部分
月々700円の安さで3台まで契約可能
モバイル保険の魅力の一つは、その安さにあります。
通常、大手キャリアで補償を付けた場合、月々700円~800円くらいかかります。モバイル保険も月々700円なのであまり変わらないと思われがちですが、モバイル保険は1契約3台まで補償の対象にすることができるのに対し、3大キャリアは1契約1台までで、1年間に2回まで(または2年間に2回まで)といった制限が付いているのが現状です。
モバイル保険は年間10万円の範囲内であれば、何度でも補償の対象となってくれます。また、例えば今年スマホを壊して10万円補償してもらった場合でも、次の年にはまた10万円まで補償されるようになるのも見逃せません。
自己負担が0円
モバイル保険では自己負担金(免責)がかかりません。スマートフォンを修理をした場合、10万円までなら全てモバイル保険が補償してくれます。
現在(2019年2月時点)ではauは画面割れは3,400円、その他だと11,800円の金額を自己負担する必要があります。ドコモに関しては11,800円の自己負担となっています。(ソフトバンクは0円)
せっかく保険料を払っているのですから、自己負担金は出来るだけ払いたくないですよね。モバイル保険はそのようなユーザーの意見を反映すべく、自己負担金を0円にしてくれています。これは嬉しいメリット部分となっています。
補償の対象になるのはスマートフォンだけではない
モバイル保険は1契約で3台まで補償の対象とすることができますが、その対象となるのはスマートフォンだけではありません。タブレットやパソコンなども補償の対象になるのです。
具体的には、以下の無線通信ができる危機が対象となります。
- スマートフォン
- タブレット
- パソコン
- カメラ
- ゲーム機
- ヘッドフォン
- プリンター
補償の対象が多種にわたるのも、通常のスマートフォンの補償サービスよりも良い点と言えますね。
ただし、注意点があります。例えば主端末をスマホにして、副端末をタブレットにした場合、スマホの修理は年間10万円まで補償してくれますが、タブレットは年間3万円までが上限となります。
副端末は2台で合計3万円まで補償となっていますので、この点にご注意ください。
新品でなくても登録できる
以前は1年以内に購入した端末のみが補償の対象でしたが、現在は1年以上経過しているものでも登録が可能になりました。
ただし、1年以上経過している端末についてはすでにauやドコモ・ソフトバンクの有料補償サービスに加入しており、かつ該当サービスにより補償が受けられる状態にあれば登録することができるようになっています。
つまり、もともとスマホやタブレットの補償サービスに加入していた場合は、端末を購入してから1年以上を経過している場合でもモバイル保険に加入することができます。
モバイル保険のデメリット部分
モバイル保険はバッテリーの劣化とバッテリーの修理は補償の対象外となっているのが痛いです。
それと、修理代に関してはまずこちらが払うことが前提となっており、その後に補償されるという「後払い方式」となっているのがデメリットと言えます。
また、申し込みはWebからのみとなっており、オンラインから申し込む場合は基本的にクレジットカード払のみとなっています。
申込み前の注意点
1契約で3台まで契約できるのがモバイル保険のメリットですが、この3台のうち、家族が使っているものに関しては対象になるのかどうか、疑問に思う方もいるかと思います。
答えは「状況によって違う」ので注意してください。
例えば夫と妻のそれぞれでスマートフォンを購入して使っている場合は、それぞれで契約する必要があります。つまり、2契約になってしまうのです。
ですが、例えば夫がスマートフォンを3台買い、妻と子供にその携帯を使わす場合、契約者と被保険者・端末名義を夫にしておくことで、1契約で3台とも補償の対象とすることができるのです。
ただし、これについてはなかなか複雑になっていますので、自分の状況でどこまで補償されるのかを正確に知りたい場合は、公式サイトのサポートセンターに問い合わせてみるのが一番間違いないかと思います。
まとめ
今まで落としたことのない方、管理や扱いがしっかりしていると自覚している方で、現在スマホの補償サービスも利用していないという方は入る必要はないでしょう。保険料の無駄になります。
その逆に、今までスマホやタブレットを落としたことのある方、普段から物をよく落として壊しやすい方は、キャリアの保険ではなくこちらのモバイル保険に加入しておいても良いのではないかと思います。また、タブレットやパソコンなど、複数機を補償して欲しい場合はキャリアの補償ではなく、モバイル保険しておくと良いでしょう。
この記事を書いた人
- taka
- 当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。
保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。
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