「自動車保険に加入したいんだけど、どこを選べばいいのか分からない!」という方に向けて、現役FPである管理人評価でのお勧めどころを紹介させてもらっています。

ここは候補に入れておくべき!という自動車保険をランキング形式でピックアップしていますので、もし「これは!!」と思うサービスがあったら是非とも保険料の無料見積りを申し込んでみてください。

このページの内容

このページでは、以下の順番で自動車保険のランキング・お勧め保険情報を紹介しています。

知りたい情報のところをクリックしてもらっても良いですし、このまま読み進めてもらっても問題ありません。

それでは、いきます。

  1. セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」

オリコン満足度、J.D.パワーの評価が非常に高い
保険料がとても安い
40・50代ではさらに安くなる
ALSOKのサポートが頼もしい
ダイレクト型自動車保険

【各ランキング会社の満足度(2017年)】

 オリコン価格.com楽天NTTイフ保険スクエアbang!
総合評価2位1位1位1位2位
保険料2位2位2位 ―2位
事故対応8位圏外2位 ―4位

おそらく総合的な評価が最も高い自動車保険です。保険料も非常に安く、サービス内容も良いため、出来るだけチェックしておきたい自動車保険といえるでしょう。

評価の高さはピカイチ

セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」は、各ランキング会社の評価がずば抜けて高いです。オリコンや楽天・価格.comなどの主要どころではほとんどの項目で1位か2位を取っているというありえない評価の高さとなっています。

また、ランキングの信頼性が高いと評判のJ.D.パワー社の評価も非常に高い(1位か2位)をキープしているため、総合的な評価では他よりも頭一つ抜け出た存在となっています。

保険を選ぶ際、評価の高さは重要なファクターとなっています。その点を見ると、おとなの自動車保険は数ある保険の中でも特にチェックしておくべきと言えます。

基本的に保険料は安めだが、40代・50代ならさらに安くなる

セゾン自動車火災保険は独自のやり方により、通常では35歳以上は一括りにしているところを40代と50代でさらに割安になるように設定してくれています。

それにより、ただでさえかなり安い保険料が40代・50代ではさらに安くなってくれるのです。どのくらい安くなるかは人によって(車によって)異なりますが、40代・50代の方は全自動車保険の中でも最安値の保険料となる可能性が高いかと思います。

基本的にセゾン自動車火災保険は全世代の方にお勧めですが、特に40~50代の方にお勧めといえるのです。また、60代になったら急に保険料が高くなるということもありませんので、継続も安心してできることも好ポイントです。

ALSOKのサポートが頼もしい

事故にあった場合、連絡すれば全国約2,400ヵ所の拠点からALSOK隊員が30分程度で事故現場に駆けつけてくれて、私たちに寄り添いながら適切なサポートをしてくれる手筈となっています。

事故にあったときに混乱せず、適切な判断を一人で下すのは難しいものです。そこをALSOK隊員が第3者の適切かつ冷静な目で判断し、裁判の時に役立つ現場写真を撮ってくれるなどのサポートをしてくれるというのは、事故を起こした直後の私たちにとって非常に心強い存在になることだと思います。

基本的にどの保険会社でも事故現場に駆けつけてくれることはほとんどありませんので、このALSOK隊員のサポートがあるという点は自動車保険を選ぶうえでかなりのメリットと感じる人も多いでしょう。

気になる点は

40代・50代の保険料はとても安いのは間違いないですが、その年代以外の方は最安値ではない可能性があります。他の自動車保険との比較は必須となりますので、一括見積の方も利用しておくことをお勧めします。

また、ロードサービスの補償が特約として自由に付けられる形になっているため、必要な方は付け忘れにご注意ください。

セゾン自動車火災保険も含めた一括見積はこちら

  1. イーデザイン損保の自動車保険

オリコン満足度、J.D.パワーの評価が非常に高い
保険料がかなり安い
事故対応の満足度が高い
ダイレクト型

【各ランキング会社の満足度(2017年)】

 オリコン価格.com楽天NTTイフ保険スクエアbang!
総合評価1位6位3位 ―3位
保険料3位7位5位 ―5位
事故対応2位圏外1位 ―2位

オリコンをはじめとしたランキング会社の評価が非常に高い自動車保険です。正直言って自動車保険は順位を付けにくいのですが、イーデザイン損保は総合的にみてもかなり良さそうなところだったので、この順位にさせてもらいました。

「総合」と「事故対応」の評価がとても高い

オリコンをはじめとする各ランキング会社の評価が非常に高く、信頼度が高いと言われるJ.D.パワーでの評価も毎年かなり高い傾向にあります(TOP3に入るくらいの高さです)。

特に「総合評価」と「事故対応」に関しての満足度が高く、多くの会社で1位~3位という高評価をキープしています。自動車保険は保険料が安ければ安い方が良いと思いがちですが、個人的に最も重要なのは「事故対応」だと思っています。ここがダメだと万が一の事故の際にかなり苦労することになりかねないため、事故対応の評価が高いイーデザイン損保はそれだけでお勧めできる会社となります。

ダイレクト型ではありますが、東京海上グループの経験と実績を活かした事故解決力はかなり期待が持てると言えます。

保険料も安い

イーデザイン損保は保険料も安いです。トップ3とまではいきませんが、ダイレクト型というだけあり、自動車保険の中ではかなり安い方となっています。

事故対応力が高い会社でありながら保険料が安いということで、かなり注目の自動車保険ではないかと思います。

気になる点は

事故対応の評価が高いとはいえ、事故対応サービスセンターの拠点数が少ないため、不測の事態にキチンと対応できるのかどうか心配という見方もできます。

事故になっても現場に保険会社の社員が来ることはほぼないとはいえ、万が一を考えるとやはりサポート拠点は多いにこしたことはないかと思えてしまいます。


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  1. ソニー損保の自動車保険

顧客サービスの満足度が非常に高い
保険料は普通の安さ
補償がシンプルで選びやすい
走行距離が適切に保険料に反映される
ダイレクト型

【各ランキング会社の満足度(2017年)】

 オリコン価格.com楽天NTTイフ保険スクエアbang!
総合評価3位3位4位4位1位
保険料7位5位6位 ―圏外
事故対応3位4位3位 ―1位

事故対応や顧客サービスの満足度がとても高い

ソニー損保の自動車保険はダイレクト型ではあるものの、事故対応や顧客対応・サービスの評価がとても高いです。

ダイレクト型は基本的に保険料の安さがウリで、サポートなどは代理店型よりも評価が低い傾向にあるのですが、ソニー損保はその常識を覆ていると言ってもいいくらい、事故対応や顧客対応に関して高評価を得ているのです。

保険料に関してはダイレクト型の中ではそれほど安い方ではありませんが、それでも代理店型と比べるとだいぶ安くなっています。そのうえで良質な顧客対応が受けられるのであれば、これは注目せざるをえない自動車保険となってきます。

CMでもかなり露出しているところではありますが、実際の評価も注目を浴びる結果になっているといえるでしょう。

保険料は走った分だけ

ソニー損保の自動車保険は年間の走行距離に応じて契約内容を選択できる仕組みになっています。他の自動車保険と比べてもその区分は多めとなっているため、自分の走行距離に応じて適切な保険料に設定されるようになっているのです。

年間走行距離の区分は以下の通りです。

  • 3,000km以下
  • 5,000km以下
  • 7,000km以下
  • 9,000km以下
  • 11,000km以下
  • 16,000km以下
  • 無制限

基本的には走行距離が長いほど保険料が高くなりますが、反対に走行距離が少なければ保険料はかなり安くなるようになっています。

また、契約した距離を超えた場合は「こえても安心サービス」があるので差額保険料の支払いは不要(契約1年目の場合は支払いあり)となり、契約した距離よりも走った距離が少なかった場合は「くりこし割引」が適用され、翌年の保険料から少なかった分を割り引いてくれる仕組みになっています。

走った分に比例した保険料にして欲しいという方も多いかと思いますが、ソニー損保ならその要望を最大限かなえてくれるところだと思います。

気になる点は

事故対応、顧客サポートの満足度が高く、補償がシンプルで選びやすいソニー損保ではありますが、ダイレクト型の中では保険料はそれほど安い部類ではないため、もしかしたら他の安いダイレクト型の自動車保険に目移りすることもあるかも知れません。

ですが、自動車保険の本質は事故対応や顧客へのサポート体制の良さだと思っていますので、それがしっかりしているソニー損保はかなりお勧めの優良自動車保険ではないかと思います。


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  1. AIU保険の自動車保険

事故対応や顧客対応の満足度が非常に高い
レッカー移動が距離無制限で無料となっている
保険料は高め
代理店型

【各ランキング会社の満足度(2017年)】

 オリコン価格.com楽天NTTイフ保険スクエアbang!
総合評価6位8位圏外圏外圏外
保険料圏外10位圏外 ―圏外
事故対応1位1位圏外 ―圏外

事故対応や顧客対応の満足度が非常に高い

AIU保険の自動車保険はいわゆる代理店型であるため、保険料はダイレクト型と比べると高い傾向にあります。

ですが、反対に事故対応や顧客へのサポートは代理店の方がしっかりとやってくれる傾向にあります。そんな代理店型の中でも、AIUの自動車保険は特に事故対応などのサポートの評価が高い傾向にあるため、しっかりとしたフォローを受けられるという期待を持つことが出来ます。

確かに自動車保険は安い方が良いと考えがちですが、やはり自動車保険を利用する本来の理由は「万が一の事故の時にしっかりと対応・補償をしてくれる」ということが本質だと思います。AIU保険ではその点に関してはかなり期待が持てますので、多少保険料が高くなってもいいから、しっかりしたサポートを期待したいという方はAIUの自動車保険を候補の一つに加えてもいいかと思います。

気になる点は

事故対応の良さはかなりのメリットとなりますが、代理店型なので保険料はそれなりに高いです。もし安いところを狙う場合は、残念ながらダイレクト型の自動車保険を検討する必要がでてくるでしょう。

それと、公式ホームページにパンフレットのPDFを用意してくれていません。そのため、中身をじっくりとチェックしたいという場合は公式サイトからパンフレットを請求する必要が出てきます。

※ 資料を請求した場合、代理店の方からコンサルの連絡がかかってきます。


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  1. SBI損保の自動車保険

とにかく保険料が安い
全体的に評価は高め
事故対応の評価が低い
ダイレクト型

【各ランキング会社の満足度(2017年)】

 オリコン価格.com楽天NTTイフ保険スクエアbang!
総合評価9位2位2位2位圏外
保険料1位1位1位 ―3位
事故対応圏外>圏外6位 ―圏外

保険料がとにかく安く、総合評価もかなり高い

SBI損保の自動車保険はとにかく保険料が安いのが一番のメリットです。もしあなたの自動車保険を選ぶ際の基準が「保険料の安さ」だった場合、SBI損保は真っ先に最有力候補となる可能性が高いといえるでしょう。

また、保険料が安いのがかなり影響していると思われますが、各ランキング会社の総合評価もかなり高い順位をキープしています。評価の良し悪しが気になる方にとっても、この保険は申し分ないかと思われます。

気になる点は

事故対応・顧客対応の評価の低さがかなり気になります。自動車保険は結局のところ「万が一の事故の時にしっかりと対応・補償してくれるのかどうか」が大きなポイントとなりますので、その点を見るとSBI損保はちょっと物足りない感じとなっています。

保険料を安くしている分、顧客対応のところにシワ寄せが来ているという印象を受けてしまいます。


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自動車保険を選ぶ際の注意点、Q&Aなど

その.1:ダイレクト型と代理店型の違いとは?どちらがお勧め??

当ページでは各自動車保険についてダイレクト型か、それとも代理店型かを明記しています。

ダイレクト型と代理店型の特長・違いは、自動車保険を選ぶ際に知っておくべき基礎知識となりますので、今初めて耳にした方、または聞いたことがあるけどよく分かっていなかった方はこれを機にチェックしておいてください。

ダイレクト型自動車保険の特徴

インターネットでの申し込み、電話やメールでのやり取りなどが中心のタイプで、通販型とも呼ばれています。

代理店型と比べるとシェア率はかなり低いですが、保険料の安さとCMなどでの露出により、近年では加入者を大幅に増やしています。会社自体の伸び率も代理店型を大きく上回ります。

契約の形としては私たちユーザーと損保が直接やり取りする形式になっています。代理店を介さないため、余分な人件費を削減できているので、保険料は代理店型と比べるとかなり安くなっています。

反対に、代理店による手厚いサポートがなく、補償内容を選ぶ際などは自分で積極的に調査し、見積りを依頼することになります。そのため、ある程度自動車保険の知識を持っている人の方が活用しやすい傾向にあります。ただし、自動車保険の補償の中身はそれほど難しくないため、初めて契約する方でもある程度ネットや書籍で勉強すれば自分で選べるようになるかと思います。

また、事故対応や顧客サポートなどは代理店型に比べると質が落ちると言われていますが、実際の評価はかなり高い傾向にあります。

代理店型自動車保険の特徴

私たちユーザーと損保の間に代理店が設けられており、基本的に代理店の担当者と通してやり取りする形の自動車保険です。

現在、自動車保険に加入しているほとんどの人(約9割)はこの代理店型に加入しています。ただし、最近ではダイレクト型の伸び率と比べるとこちらはあまり伸びていない傾向にあります。

代理店型の自動車保険は、契約する際に担当者のアドバイスのもとに補償内容を決めることができるため、プロに最適な補償を選んでもらうことが出来るようになっています。

そのため、初めて自動車保険を利用する人や、自動車保険の中身をあまり知らないという人に向いていますが、ある程度は補償についての知識がないと必要のない特約まで付けられ、保険料がかなり高くなるという不安要素もあります。

また、万が一の事故の際には担当者がしっかりフォローしてくれるなど、顧客サポートに関しては代理店型の方がメリットが多い傾向にあります。様々な手続きを代行してくれたりもしてくれますので、ダイレクト型と比べるとかなり楽ができるという特徴を持っています。

ただし、代理店の仲介が入るということは、当然そこに人件費が発生してしまいます。そのため、代理店型の自動車保険はダイレクト型と比べるとかなり保険料が高くなっているのが現状です。

不況が不安視される現在、リーズナブルな自動車保険を求める方は代理店型よりもダイレクト型にいく傾向にあります。実際に代理店型よりもダイレクト型の方が会社としての伸び率が高いため、多くの方が保険料が安い方を望んでいるのだろうと思います。

ただし、自動車保険は「万が一の事故の際の対応の良し悪し」が最も重要だと思っていますので、その点を考慮すると代理店型も選ぶ価値はかなりあると言えます。

ダイレクト型と代理店型のどちらがいいか

これに関してはかなり難しい・・というか、人によって答えが違うかと思います。

例えば自動車保険に初めて加入する方で、細かいことは専門の人に任せたいと考える方は代理店型の方が良いでしょう。

反対に、自動車保険について最低限の知識があって、自分で補償プランを選べる・組み立てられるという方は、保険料が安いダイレクト型の方が効率が良いかと思います。

ただし、必ずしもそのように選ばないといけない訳ではありません。初めての自動車保険だけど、経済的に厳しいから保険料が安いダイレクト型に加入したいな・・というのであれば、全然ダイレクト型でもいいと思っています。

ダイレクト型も事故対応や顧客対応の評価が高い会社もいくつもありますので、そのようなところを選んで加入するのが良いかと思います。ただし、ダイレクト型に加入するのであれば、ある程度はネットや書籍などで補償内容について理解し、自分で補償を選べるくらいにまではしておくのが良いかと思いますが。

その.2:自分が被害者になった場合は注意が必要!弁護士費用特約を真剣に検討しよう

自動車保険は万が一の事故の際にとても役立つ存在というのが一般的な認識かと思いますが、残念ながら現実はそうではないことも少なくありません。

というのも、損害保険会社の払い渋り、対応の悪さ、連絡の遅さなどがたびたび問題となり、そのたびに多くの方が怒りの声を上げているという現実があるのです。

特に被害者になった時は注意が必要です。自分が被害者になった場合、基本的には自分が相手方(加害者側)が契約している保険会社と交渉していくことになります。

その際、もしもその保険会社の担当者(または保険会社自体)が営利主義の体制を取っている場合、被害者である私たちにかなり不利な条件を突き付けてくることもあるのです。

本来支払われる金額よりもはるかに低い金額、または支払い自体をしないというとんでもないことを言ってくるケースもあります。残念ながら「仮にも名の知れた損害保険会社なのだから、変なことはしないだろう」と信じ込むのはかなり危険なのが現実となっています。

そのため、被害者になった時に相手方の保険会社に対抗できるように、自動車保険に加入する際は「弁護士費用特約(または弁護士特約)」に加入しておくと安心かと思います。

自分が被害者になった時に相手の保険会社がいい加減な対応をしてきた場合、示談交渉がとてもストレスになってしまいます。そんな時に法律の専門家である弁護士さんにお願いすれば相手方との交渉をすべて任せられますので、ストレスから解放される上に本来貰うべき適切な保険金を請求することが簡単にできるようになります。

ただし、当然ながら弁護士にお願いする費用もかかってしまいます。そんな弁護士費用を、一定の金額(だいたい300万円までが一般的)まで補償してくれるのが弁護士費用特約(または弁護士特約)なのです。

個人的には、自動車保険に加入する際は弁護士費用特約は確実に付けておいた方が良いと思っています。この章でも説明している通り、被害者無視の損保に対抗する手段として、かなり有効となるからですね。

また、弁護士費用保険は相手が無保険(任意保険に加入していないこと)だった場合にも役立つので、やはり付けておいた方が良い特約だといえるでしょう。

その.3:どの補償を選べば良いの?最低限付けておくべき補償は?

上記の弁護士費用保険のように、自動車保険を契約する際に最低限付けておいた方が良い補償・特約があります。それほど多くはありませんので、良ければチェックしておいてください。

ただし、これに関しては人それぞれで判断が異なりますので、あくまで一意見として参考にしてくれるとありがたいです。

個人的に確実に必要だと思える補償は以下の4つです。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 人身傷害補償保険
  • 弁護士費用特約

以下、簡単に内容を説明します。

【対人賠償保険・対物賠償保険】
事故を起こした際、相手方への賠償金を補償してくれます。基本補償に含まれているとは思いますので心配する必要はないかと思いますが、この2つは確実に必要になりますので、契約の際は付いていることを確認をしておいてください。

また、補償金額は無制限がお勧めです。億を超える高額賠償になるケースもありますので、ここは無制限以外に選択肢はないと言っても過言ではありません。

【人身傷害補償保険】
事故の際の自分のケガを補償してくれます。実際にかかった損害(実費)を補償してくれたり、過失割合に関係なく支払われるというメリットがあります。歩行中など、車に乗っていない場合でも補償されます。

補償金額は3,000万円で十分という意見も多いですが、後遺症が残るような事故を想定した場合は足らない可能性もありますので、予算に余裕があれば無制限の方が良いかと思われます。

【弁護士費用特約】
弁護士に依頼した際の弁護士費用を一定額(大体300万円までが一般的)補償してくれるという特約です。

必要性に関してはすでに上記で解説していますが、やはり被害者になった時に泣き寝入りをしないために、この特約はほぼ必須と言えるくらい必要だと思います。

その他、検討すべき補償

自動車保険の中には、上記以外にも付けておいた方が良い補償はいくつかありますので、こちらで紹介しておきます。

人それぞれ予算の都合があるので全部付けられない人もいると思いますが、余裕があれば出来るだけ検討しておくと良いでしょう。

  • 車両保険
  • 無保険車傷害保険
  • 日常生活賠償特約(個人賠償責任特約)

その.4:一括見積は利用すべき?一社見積もりと比べて優れている点とは

このページでは基本的に自動車保険の一括見積もりを推奨しています。

理由は簡単で、数社の保険料を一度に見積もった方がより安い保険料のところを探しやすいからです。

一社だけの専属見積もりの場合はそれが高いのか安いのかの相場が全く分かりませんし、もし見積もり後にしつこい営業をするところだった場合は一気に押し切られて契約してしまうという心配もあります。

ですが、一括見積もりなら同等の条件での比較が簡単にできるので、納得いかないところから電話が来ても断る理由がちゃんとあるため、早まった契約をする心配がありません。

また、現在は無料で利用できるのが基本ですし、運が良ければプレゼント付きキャンペーンをやっていることもありますので、利用しやすい環境だと思います。ただし、キャンペーンをやっている時期は限られているので、それ目当てで探すといつまでも見積もりができないという事態になってしまうので、「やってたらラッキー」くらいに考えておくのが良いかと思います。

「昔からお世話になっているから」という理由で自動車保険を選ぶ方もかなり多いですが、同じ補償で他の会社の方がより安い保険料だった場合、数年・数十年単位で考えると数十万円以上の差が出てきてしまいます。そのお金を有効活用したいのであれば、一社だけの見積もりよりも一括見積もりをやった方が良いと思います。

自動車保険への加入が初めての方もそうでない方も、基本的には一社だけの見積もりはあまり利用せずに、一括見積もりで一気に比較してみる方をお勧めします。


この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。

保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

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