自転車はお年寄りから子供まで幅広く利用されている最も身近な乗り物ですが、自転車事故を起こして他人にケガを負わせてしまったら数千万円の賠償責任が発生することも起こりうるので、家族の誰かが自転車を頻繁に利用するのであればそれに対する補償を用意しておいた方が良いかと思います。
このページでは数多くある自転車保険を比較し、その中でも特にお勧めのものをピックアップしていますので、自転車保険を探している方は参考にしていただけると幸いです。ちなみに、紹介している保険は各自治体の義務化に対応しています。
■この記事の目次(もくじ)
管理人お勧めの自転車保険・個人賠償責任保険のベスト5を挙げてみる
基本的に保険料が安くて補償内容が良い所がお勧め保険となりますので、そこを踏まえて個人的にお勧めだと思える自転車保険または個人賠償責任保険を5つ挙げてみたいと思います。
ちなみに最近は各自治体で自転車保険の義務化が進んでいますが、個人賠償責任保険にさえ入っておけば義務を果たしたことになるし、重大な賠償責任の対策になることは覚えておいてください。(詳しくはランキングの後で解説しています)
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全日本交通安全協会の「サイクル安心保険(賠償のみプラン)」
保険料(年額) 1,230円 補償内容 賠償金額:最高1億円(示談交渉あり) 全日本交通安全協会と損保ジャパン日本興亜がタイアップして提供している自転車保険です。上の表でも分かる通り、個人賠償責任のみの契約が可能で、しかも年間保険料が1,230円(1ヶ月あたり約103円)という安さで加入できます。
死亡・高度障害補償と入院補償が加わっているコースもありますが、そちらも非常に安い保険料でありながら、充実の保険金額となっています。安さを求めるなら、この保険はチェックしておいた方が良いでしょう。
ただ、賠償責任を含む補償内容全般が「自転車事故のみ対象」となっている点は覚えておいた下さい。
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サイクルベースあさひとau損保の「サイクルパートナー」
保険料(月額) 本人:170円、家族:240円 補償内容 死亡・後遺障害:400万円、入院日額:2,000円、賠償金額:最高2億円(示談交渉あり) 自転車の大手販売業者である「サイクルベースあさひ」と「au損保」によって開発されたオリジナルの自転車保険です。上の表を見ても個人加入・家族加入の両方で保険料が非常に安いため、リーズナブルな自転車保険を求める方には最適と言えます。
さらに死亡・後遺障害が400万円(ヘルメット着用中の自転車事故による死亡の場合はプラス100万円)、入院日額が2,000円も付いているため、個人賠償責任保険だけだとちょっと不安・・、だけど安い保険料が良い!という方は是非ともチェックして欲しい自転車保険と言えます。個人加入・家族加入の両方でかなりお勧めです。
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楽天損保の「サイクルアシスト」
保険料(年額) 2,670円(個人プラン・基本タイプ・1年間契約の場合)
※ 個人プラン・基本タイプ(3年契約)の場合は約2,227円補償内容 死亡・後遺障害:250万円、入院日額:2,500円、賠償金額:最高1億円(示談交渉あり) 楽天損保が出している自転車保険です。オリコン顧客満足度自転車保険の部門で第1位を取っており、補償内容・安さ共に満足度の高い商品となっています。
賠償責任についても自転車事故に限らず、日常生活も対象となっており、示談交渉サービスも付いています。
また、1年契約だけでなく長期利用者向けに3年契約まで用意されており、3年契約にすることで年間保険料が約2,227円、月々約186円(個人プラン・基本タイプ)という安さになります。
中身と安さが高いレベルで備わっている自転車保険と言えます。楽天損保のサイクルアシストは自転車保険(または個人賠償責任保険)を探している方にお勧めできる商品と言えます。
ちなみに、管理人takaもこの保険に入っていますが、もっと安い保険料の時に加入しています。
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日本生命の「まるごとマモル」
保険料(年額) 1,990円 補償内容 死亡:10万円、賠償金額:無制限(示談交渉あり、国外の場合は3億円限度) 自転車事故による高額賠償の補償に加え、電車を止めてしまった場合にも補償してくれる「個人賠償責任危険保険金」が用意されている保険です。
年間1,990円(月々約166円)という安さなのに日本国内であれば無制限で補償してくれますし、国外の損害賠償でも3億円補償してくれます。さらに、家族全員が対象、別居の父母も対象、示談交渉付なので、一般的な個人賠償責任保険よりも条件は良いと言えるでしょう。
また、プランによっては携行品損害やゴルフ補償も付いてきます。これについては付加すると保険料が高くなってしまいますので、必要な方だけ検討すると良いかと思います。
注意点として、電車を止めてしまった場合は補償されるのですが、接触がない場合に限られますので、加入の際はこの点は覚えておくと良いでしょう。
自転車の高額賠償に加えて万が一電車を止めてしまった場合の補償も付いている保険はそうそうないので、まるごとマモルは個人的に注目している保険です。4位という順位ではありますが、お勧め度はかなり高いですので、興味がある方はチェックしてみてください。
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三井住友VISAカードの「ポケット保険(自由設計コース)」
保険料(月額) 140円~160円 補償内容 入院日額:500円、賠償金額:最高1億円(示談交渉あり) クレカ付帯の個人賠償責任保険です。月々140円の保険料で最高1億円の補償が受けられます。もちろん示談交渉サービス付き、家族全員が対象、日常生活中の事故にも対応という充実の内容となっています。
ただし、クレジットカード発行が面倒となりますので、すでに三井住友VISAカードを持っている方、またはこれから発行しても良いと考える方にお勧めします。カード発行が面倒であるなら無理に加入する必要はないでしょう。
年会費無料のクレジットカードの発行はこちらから行えます。
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【表で比較】自転車保険・個人賠償責任保険の安さランキング
自転車保険と個人賠償責任保険を保険料が安い順にランキングした表を用意しましたので、参考にしていただけたらと思います。
基本的には個人賠償責任保険は「賠償責任のみ」となっているのに対し、自転車保険は「自分のケガの補償+賠償責任」となっています。自転車用の保険としてはどちらを選んでも問題ありませんので、気になるものを選んでいくのが良いかと思います。
注意点として、ここで紹介しているクレジットカード付帯の個人賠償責任保険については「該当するクレジットカードを持っていることが条件」となっているため、カードの新規発行が面倒な方はクレカ付帯ではない自転車保険を選ぶのが良いかと思います。
※ プランが複数あるところもありますが、この表では個人賠償責任が付いている中で一番安いプランの保険内容を載せています。
自転車保険・ 個人賠償責任保険 | 死亡・ 後遺障害 | 入院日額 | 通院日額 | 賠償金額 | 保険料 |
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全日本交通安全協会 サイクル安心保険 (賠償のみプラン) | なし | なし | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【年額】 1,230円 |
三井住友VISAカード ポケット保険 カード発行必須 | なし | 500円 | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【月額】 140円~ 160円 |
JCBカード 日常生活賠償プラン カード発行必須 | 100万円 | なし | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【月額】 150円 |
日本生命 まるごとマモル | 10万円 (後遺障害は対象外) | なし | なし | 無制限 (国外の場合は3億円限度) | 【年額】 1,990円 |
サイクルパートナー | 400万円 | 2,000円 | なし | 最高 2億円 (示談交渉あり) | 【月額】 本人 170円 家族 240円 |
楽天カード 個人賠償責任保険 事故補償プラン カード発行必須 | 100万円 | なし | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【月額】 220円 |
全日本交通安全協会 サイクル安心保険 (個人補償プラン) | 1,000万円 | 2,000円 | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【年額】 2,650円 |
楽天損保 サイクルアシスト (基本タイプ) | 250万円 | 2,500円 手術保険金あり | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【年額】 2,670円 (個人プラン・基本タイプ・1年間契約の場合) |
JCBカード 自転車プラン | 100万円 | 1,000円 手術保険金あり | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 月々280円 |
コープネット 団体じてんしゃ保険 | 1,100万円 | 2,000円 手術保険金あり | 1,000円 | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【年額】 家族 5,140円 |
パルシステム 自転車保険 | 本人 49万円 夫婦 156万円 家族 152万円 | 1,500円 手術保険金あり | 1,000円 | 最高 2億円 (示談交渉あり) | 【年額】 本人 3,000円 夫婦 5,000円 家族 7,000円 |
ちゃりぽ 自転車あんしん保険 | 400万円 | 6,000円 | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【年額】 本人 3,520円 |
DeNAトラベル 自転車の責任保険 | 70万円 | 1,000円 | 300円 | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【年額】 本人 3,600円 |
ソフトバンク 自転車あんしん保険 | 300万円 | 5,000円 (手術保険金あり) | なし | 最高 5,000万円 (示談交渉あり) | 【月額】 本人 330円 夫婦 520円 家族 790円 |
三井住友海上 ネットde保険@さいくる | 290万円 | 4,000円 手術保険金あり | なし | 最高 3億円 (示談交渉あり) | 【年額】 本人 3,990円 夫婦 5,230円 家族 7,210円 |
セブンイレブン 自転車向け保険 | 290万円 | 4,000円 手術保険金あり | なし | 最高 3億円 (示談交渉あり) | 【年額】 本人 3,990円 夫婦 5,230円 家族 7,210円 |
Yahoo!プレミアム 自転車プラン | なし | 1,000円 (手術保険金あり) | 500円 | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 【月額】 本人 340円 夫婦 560円 家族 1,020円 |
au損保 自転車向け保険 Bycle ・()内は自転車事故の場合 | 250万円 (500万円) | 4,000円 (8,000円) 手術保険金あり | なし | 最高 2億円 (示談交渉あり) | 【月額】 本人 360円 本人・親族 610円 家族 740円 |
J-EYES 自転車!安心パスポート | なし | 3日以上の入院で 10,000円 | なし | 最高 1億円 (示談交渉あり) | 月々390円 |
ドコモ サイクル保険 | 550万円 | 3,000円 (手術保険金あり) | なし | 最高 2億円 (示談交渉あり) | 【月額】 本人 440円 夫婦 650円 家族 980円 |
自転車保険は個人賠償責任保険だけあけば実質的にOKなの?
頻繁に自転車に乗る方は、おそらく例外なく「もう少しで人にぶつかりそうだった・・」という経験をしているでしょう。これまでに実際にぶつかったことがあるという方も少なからずいるはずです。
にも関わらず、あまりにも自転車が身近な乗り物のためか、他人に大怪我を負わせてしまった時のことを考えて、そして備えている人があまりにも少ないように思います。
これはかなり危険な傾向にあると言えます。何故なら自転車事故で他人に大怪我を負わせてしまった場合、数千万という賠償額が発生するケースもあるからです。(事故例:母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」 – MSN産経west)
自分のケガなら自己責任でどうにでもなりますが、相手にケガを負わせた場合は非常に厄介な事態に陥るケースも少なくないのです。
そのような他人にケガを負わせてしまった場合の高額な賠償責任に対応するには、前もって「個人賠償責任保険」に入っておく必要があります。商品にもよりますが、最大で1億円~3億円の賠償責任に備えてくれるなど、個人賠償責任保険に入っておくだけでかなりの安心感を得ることができるのです。
もちろん、個人賠償責任保険は自転車事故による賠償責任にも対応しています。ちなみに最近は自転車保険の義務化が全国で進んでいますが、個人賠償責任保険に加入しておけば自転車保険への加入義務を果たしたことになります。
この個人賠償責任保険は基本的に「自転車保険」の中に含まれていますので、「自転車保険」と「単品の個人賠償責任保険」の両方を比較してみて、その中から一番安くて中身が良い商品を選ぶのが一番良いのです。
少し前まではクレジットカード付帯の個人賠償責任保険だけの方が圧倒的に安かったのですが、最近は自転車保険でも負けないくらい安くて良い商品が出てきています。当ページではその中から一番いい保険をご紹介していますので、良ければ参考にしていただけたらと思います。
【注意!】アナタはすでに個人賠償責任保険に入っているかも?
自転車保険や個人賠償責任保険を探す前に、必ずチェックしておいて欲しいことがあります。
それは「すでに個人賠償責任保険に入っている場合がある」ということです。もし何らかの自動車保険や火災保険、もしくは傷害保険に入っている場合、特約として個人賠償責任保険を付けているかも知れないのです。
これは是非とも確認しておいてください。もし入っていなくても、年間1500円程度の安さで付けられるかも知れませんので、これを機に入っておくことをお勧めします。
ちなみに、すでにどこかの個人賠償責任保険に入っていた場合、新たに同じ保険に入っても2倍の補償が受けられる訳ではありません。確かに最大補償額は2つの合計額になりますが、最近は限度額が1億円という十分な金額設定になっているところがほとんどなので、2つ入っていても保険料の無駄遣いとなってしまいます。そのため、重複することは避けた方が無難です。
まだ個人賠償責任保険に入っていないか、または入っていても補償額が数百万~3千万円くらいの低額の場合のみ、以下で紹介する保険に加入するのが良いかと思います。
自転車保険の義務化について
高額賠償を伴う自転車事故の増加により、兵庫県では2015年10月1日より自転車保険への加入を義務化しました。自転車の利用者、および未成年者の保護者は自転車保険に加入する必要があります。
大阪でも2016年7月1日に義務化が施行され、埼玉県、名古屋市、滋賀県、京都府、鹿児島県などもそれに続いています(2018年4月現在)。他にも数県で加入を「努力義務」としており、今後は全国でその動きが加速していくことが予想されています。
では、自転車利用者は必ず新たに自転車保険に入る必要があるのかというと、そういう訳ではありません。すでに何らかの自転車保険に入っている方、または個人賠償責任保険に加入している方はその義務を果たしたことになります。
そうなのです、自転車保険に入っていなくても、個人賠償責任保険に入っていれば大丈夫なのです。そのため、すでに自動車保険や火災保険、もしくは傷害保険に入っている場合、特約として個人賠償責任保険を付けている可能性がありますので、その場合はもう義務を果たしていることになります。
これは是非とも確認しておいてください。もし入っていなくても、年間1500円程度の安さで付けられるかも知れませんので、これを機に入っておくことをお勧めします。
それ以外の方は自転車保険または個人賠償責任保険に加入する必要がありますので、よろしければこのページを参考に加入を検討してみてはどうかと思います。
自転車保険は必要なのか考察してみた
何らかの医療保険を入っている場合はすでに自分のケガに関しては補償されているため、自転車保険に入る必要はありません。他人へのケガに備えられる「個人賠償責任保険」のみを用意しておけば大丈夫です。
それと、自転車保険の「自分へのケガの補償」についてですが、基本的に自転車事故のみに限定しているか、または少し広くても交通事故全般に限った場合しか補償されません。その他の日常のケガに関しては補償されないため、加入の際はその点に注意してください。(※ 個人賠償責任保険は日常生活も補償されます)
また、「医療保険自体の必要性が低いから、自転車保険も必要ない。個人賠償責任保険だけあれば良い。」という人もいます。これについては私も半分は賛成です。医療保険は保険としてあまり意味をなしていない(多少の貯金があれば必要ない)ものだと私は考えていますので、加入する価値はかなり低いと思っています。そのため、個人賠償責任保険のみに加入しておけば基本的には問題ないでしょう。
ですが、「自分へのケガの補償が付いている自転車保険に加入するのも悪くないんじゃないか・・?」とも思っているのも事実です。というのも、自転車保険は医療保険と比べると圧倒的に保険料が安いため、経済的にあまり負担になることがありません。家族全員が加入できるのに年間で1万円を切るなど、医療保険と比べるとその安さはかなり魅力的です。子供が成人して自己責任で生活できるようになるまでなどの補償としてとても入りやすいのです。
また、死亡・後遺障害の補償が付いているのも大きな魅力です。もちろん自転車事故か交通事故の場合に限定されてしまいますが、それでも安い保険料で数百万円の死亡補償が付くのは医療保険にはないメリットなのです。
自転車事故に備えるために医療保険に入る必要は全くないですが、自転車保険なら万が一の自転車事故・交通事故のために入っておくのも悪くないのではないか・・と思っています。
もしも現時点で医療保険にも個人賠償責任保険にも入っておらず、子供や家族の自転車事故に対して何らかの補償が欲しいと考えている場合は、自転車保険のみに入るという方法も十分検討する価値があると思います。その場合は、上で紹介している管理人のお勧めなどを参考にしていただけると幸いです。
自転車保険に加入する際の注意点
補償の範囲が自分だけなのか、それとも家族全員なのかを把握しておく
自転車保険を加入する前に必ずチェックしておいてもらいたいのが、補償の範囲が「自分(被保険者)だけ」なのか、それとも「家族全員」が対象となるのかという点です。
これについては、自転車保険を検討する段階で必ずチェックしておきましょう。子供の事故に備えるために入ったのは良いけど、実は子供が補償範囲から外れていた・・なんてことにならないようにしておく必要があるからです。
子供は自身のケガはもちろんですが、相手にぶつかってしまった際にケガをさせてしまうことも怖いですからね(むしろそっちの方が金銭的には痛い可能性があります・・)。子供は前方をよく見ないで全力疾走することもあるので、万が一を考えると子供が補償の範囲に入っているのは必須と言えるのです。
ただ、最近の自転車保険は相手をケガさせた場合の「賠償責任」については、被保険者本人だけでなく、家族全員が補償の対象となるケースが多いです。
その場合、例えば父親だけが加入しているだけで、妻や子供の自転車事故による賠償責任に備えられるため、できれば賠償責任に関しては家族全員が対象となっている自転車保険を選ぶのが良いですね。
ただ、自身のケガに関しては加入者である自分(被保険者)のみというパターンが多いです。これに関しては個人プランと家族プランが用意されている場合があり、個人プランだと被保険者だけ、家族プランだと家族全員が対象になるという形になっています。
家族全員のケガに備えたい場合は家族プランに加入する必要がありますが、家族プランは保険料がかなり高くなっていしまい、年間で5,000円くらいまでかかるようになります。
個人的には個人賠償責任だけは家族全員分備えておきたいと考えていますが、自身や家族のケガに関してはそれなりの必要性しか感じていませんので、あまり高い保険料を払いたくないのであれば個人プランに加入しておけば十分なのではないかと思っています。
ただし、個人プランに加入する場合は賠償責任の範囲が家族全員なのかどうかをしっかりと確認してから加入するようにしましょう。
ケガの補償は自転車等の交通事故に限定されるプランが多い点に注意
自転車保険のケガの補償についてですが、これについては一般的な傷害保険のように全ての事故が対象となるのではなく、基本的には自転車事故等の交通事故のみが補償の対象となっているところが多いです。
つまり、自転車での交通事故以外は補償されないという自転車保険は意外と多いのです。傷害保険や医療保険とは根本的に異なるのですね。
これを知らずに加入してしまい、後々になって「自転車事故しか対応していないなんて聞いていない!」となっても後の祭りとなってしまいますので、この点は加入前に是非とも確認しておき、納得の上で契約するようにしましょう。
基本的に自転車本体は補償してくれないが、例外あり
自転車保険は基本的に自身や家族のケガ、そして相手にケガを負わせてしまった際の賠償責任を補償してくれる保険であり、自転車本体が破損してしまった際の補償は基本的にありません。
ですが、例外もあります。それがグッド保険サービスの「ロードレース保険」です。
この保険は業界初となる自転車本体の補償を目的とした商品です。自身のケガ、相手のケガ、相手の自転車の補償はありません。
保険料こそ年間1万円~なので一般的な自転車保険と比べると高いのですが、ロードレースに出るような高額な自転車に乗っており、日常的に自転車に乗っているという方にはお勧め度が高いですので、興味がある方はチェックしてみてはどうかと思います。
詳しくはこちらのページで解説しています。
⇒グッド保険サービスの「ロードレース保険」は自転車本体を補償する新しい形の保険
自転車での「ながらスマホ」は絶対に辞めてください!
当サイトの管理人は「ながらスマホ」は絶対に辞めて欲しいと思っています。特に自転車でのスマホ操作は非常に危険で、もしそれで事故を起こそうものならどれほどの責任が追及されるか分かりません。
そもそも自転車に乗りながらの「ながらスマホ」は道路交通法に違反していますので、それだけで罪になります。もしご自身、または家族の誰か(学生さんが圧倒的に多いです・・)が自転車に乗りながらスマホをいじる傾向があるのであれば、すぐに辞める(辞めさせる)ことをお勧めします。
それでも「ながらスマホ」をしようと思っている方には、個人的には自転車保険には入って欲しくないですね。出来ればこのページをそっと閉じてくれることを願います。事故を起こす可能性を自ら高くしている人が保険に入ることは、同じ保険に入っている他の人の迷惑になりますので。高額賠償が起こったとしても自己責任でお願いします。
ただし、「ながらスマホ」をする人は他人に重大なケガを負わせる可能性も高いので、事故を起こされた人のことを考えると個人賠償責任保険は必要なのかも知れません。これも迷惑極まりない話なので、出来れば加入して欲しくないのですが、被害者のことを考えるとその判断は難しいところです・・。
※ 個人賠償責任保険があるからと言って自転車での「ながらスマホ」をして良いということは絶対にありません。
保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。
保険を探している方はこちらへどうぞ
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