CMで有名になった住友生命の終身保険です。ただこの商品は「定期付き終身保険」であり、個人的にはこのタイプの保険商品をお勧めすることはありません。

CMのおかげで「1UP(ワンアップ)ってどんな感じの保険なの?」という疑問を持たれている方が多くいますが、一般的な経済状況のご家庭の場合は特に検討しなくてもいいと思います。

ただし、老後までの保障は確かに万全と言えるほど良い内容となっています。ある程度裕福なご家庭の場合は検討しても良いかも知れません(裕福なご家庭で保険が必要かどうかという疑問もありますが・・)。

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押さえておきたい注目ポイント

住友生命「Wステージ 未来デザイン 1UP」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

保障内容については確かに文句なし。だけど・・
定期付き終身保険という大きなデメリットの存在
保険料が高すぎる

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

1UPの詳細

月払保険料の例
・主契約:保険ファンド(月額2,000円)
・生活障害収入保障特約:年金額180万円
・収入保障特約:年金額120万円
・LiVガード特約:200万円
・災害・疾病関係特約付

年齢 男性 女性
20歳 18,696円 17,864円
30歳 20,796円 20,370円
40歳 26,278円 24,822円
50歳 38,555円 30,067円

※ 上の表は2016年12月現在の返戻率です。

管理人taka管理人taka

保障内容が充実している分、保険料はかなり高くなります。

保障内容

調べきれない部分、まとめるべき内容が多すぎるため、1UPの保障内容についてはまとめていません。ごめんなさい・・。

メリット部分

保障内容については確かに文句なし。だけど・・

この住友生命の「Wステージ 未来デザイン 1UP」は確かに保障内容が充実しています。充実しすぎていると言っていいほどです。

終身保険を基礎として収入保障、就業不能保障、医療保障、がん保障などが付いており、ほとんど隙がないくらいの万全の形となっています。

それぞれの保障内容も問題なく良いのですが、特に就業不能保障の内容が良いです。他の就業不能保険は支払条件がかなり厳しく、しかも条件を開示していないため、病気やケガをして就業不能状態になっても保険金が貰えないケースもあるのです。

ですが1UPの就業不能の保障は「要介護2以上、または障害年金1・2級に認定されたとき」というふうにちゃんと決められているため、他と比べるとハードルが低くなっています。しかも生存している限り、64歳まで年金180万円を64歳まで貰えることが出来るのです。これは万が一を考えるとかなりありがたいと言えますね。

他にもがんと診断されたら一時金300万円が受け取れるがん保障、成人病での入院が1日2万円もらえる医療保障、先進医療による療養を受けた時に技術料と同額が支払われる先進医療特約、大黒柱が死亡した場合は毎年120万円を64歳まで受け取れる収入保障特約など、本当に私たちが生活するうえで考えられるリスクに対し、最大限の保障を受けられることができるようになっています。

この点については確かにメリット部分には違いありません。ですが、この保険に加入するべき私たちに向けて提示している保険料がちょっと高すぎるのです・・。それが全てをダメにしてしまっています。

デメリット部分

定期付き終身保険という大きなデメリットの存在

1UPは悪名高い「定期付き終身保険」です。定期付終身保険は昔は各生命保険会社で主力商品として発売されていたのですが、その内容の悪さ(誤解されやすさ?)から多方面からバッシングがあり、今ではどの保険雑誌・保険サイトでもお勧めしていない「要注意の保険商品」として扱われているものです。

要注意の理由を簡単に言うと、保険料が高いにもかかわらず、保障のほとんどが掛け捨てだからです。土台部分の終身保険だけは一生涯の保障となっていますが、終身保険にはわずかな保障額しかありません。それなのにそれ以外の保障がたくさんあるので保険料が凄く高くなっているのです。

あまり保険に詳しくない人は「これだけ高い保険料を払っているんだから、将来の保障も万全だろう」と誤解をして加入を検討してしまうのです。ですが実際は老後の保障はほんのわずかしかなく、払い込んだ保険料の方がはるかに高い・・定期付終身保険とはそんな商品なのです。

確かに老後になるまでは保障はもの凄く充実していますが、老後はそれまでにあった保障が一気になくなり、終身保険の数百万円部分(または数十万円)だけが残る形になります。老後になってからの方が病気やケガになる可能性が断然高いですが、その時期からはほとんど保障がなくなっているのです。しかも保険料が高いため、貯めるはずだった貯金もできていないという状況も十分ありえます。

そのような商品のため、当サイトでも定期付終身保険はあまりお勧めしていません。この1UPはCMでも話題のかなり有名な商品ではありますが、一般的なご家庭の方が加入する必要性をあまり感じないため、残念ながらお勧めすることはありません。

保険料が高すぎる

1UPは確かに老後までの保障内容は万全と言えるくらいのものがありますが、いかんせん定期付終身保険のデメリット部分の一つである「保険料の高さ」がネックとなってしまっています。

例えばパンフレットに載っている
・主契約:保険ファンド(月額2,000円)
・生活障害収入保障特約:年金額180万円
・収入保障特約:年金額120万円
・LiVガード特約:200万円
・災害・疾病関係特約付

このプランで契約する場合、30歳の男性の保険料は20,796円となっています。確かに保障が充実しているのは魅力的ではありますが、一般の家庭で保険料が2万円を超えるのはかなり厳しいのが現状です。

個人的には一般的な経済状況の家庭の場合、30歳男性であれば収入保障保険とがん保険の2つに入っていれば十分であると考えています。その2つだけなら月々の保険料は6,000円程度で収めることができるため、余ったお金は全て貯金するか、または投資などで運用することができます。今なら確定拠出年金を利用するという手もお勧めですね。

ですが1UPの場合は2万円のほとんどの部分が掛け捨てになってしまうため、老後の保障となる部分がほぼ残らない形になってしまいます。「老後のお金は用意してあるから問題ない」というご家庭なら良いですが、一般家庭の場合はかなり痛い結果になるのではないでしょうか。

そのような理由もあり、当サイトでは一般家庭の方には1UPはお勧めしていません。もし終身保険が欲しいのであれば定期付き終身保険ではなく、普通の終身保険の中から選ぶことをお勧めします。収入保障保険やがん保険、就業不能保険も同様です。

管理人taka管理人taka

終身保険をお探しの方はこちらの終身保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

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