就職したら「社会人なら保険に入るべき」と言われることが多くなると思います。ですが、いわれるがままに保険に加入するのはお勧めしません。
やはり保険というものについての役割をしっかりと認識し、自分に必要だと感じられたら加入するのが正解だと思います。せっかく社会人になったのですから、保険の営業さんに押し切られるのではなく、自分で判断した上で決めていきましょう。
このページの内容
このページでは、以下の順番で情報を載せています。
- 新社会人に保険は必要なのか?
- 就職した後にお勧めの保険はこの2つ
- 終身保険
- がん保険
- FPに無料保険相談できるサービスを活用しよう
それでは、いきます。
新社会人に保険は必要なのか?
20代のうちは保険について全く興味がなく、「保険料を払うお金があるなら、貯金した方が良いよ」という考え方の人はたくさんおり、30代・40代くらいから改めて保険を検討する場合も多くあります。
しかしながら、現在の日本では銀行にお金を預けて貯金しているよりも、終身保険に入っている方が実はお金が増えるということはご存知でしょうか。
もし知らなかったのであれば、是非とも終身保険について今から調べてみることをお勧めします。終身保険であれば、例えば保険料を100万円払い込んだとしても、120万円で還ってくるということは普通にあるからです。120万円以上になることも全然あります。
これほどの貯蓄性を持っている商品は保険以外には滅多にありません。株式投資などならもっと多くの利益が出るかもしれませんが、リスクも高いので預けたお金が減ることもあり得ます。ところが保険であればかなり安全性が高く、しかも現在の銀行とは比べ物にならないくらいお得な運用が出来てしまうのです。
また、日本人の2人に1人はがんにかかっており、死亡率も非常に高いです。もし祖父や祖母、両親ががんにかかったことがある、またはがんで亡くなっているという場合はがん保険を検討する必要があるでしょう。
がん保険に入っていればがんにかかった時に一時金(コースによって異なるが大体50万円~200万円)が貰えますし、健康保険がきかない先進医療を利用する場合も自己負担分は2,000万円まで保障してくれます。
基本的にがんにかかった後では通常のがん保険には入れません(保険料が高いコースなら入れる場合がある)ので、がんに備えたい場合は若いうちから考えておく必要があります。
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このように「まだ若いから保険に入る必要はない」と考えてしまうにはあまりにも勿体無いのが保険というものなのです。
効率的に資産を増やしたい、自分の人生に責任を持ってリスクを回避していきたいともし思うのであれば、是非とも保険という商品を上手く利用してみてはいかがでしょうか。
ただし、基本的に新社会人にはあまり多くの保険はいらない(というか必要ない)という考え方が一般的ですので、入っても1つか2つにしておき、保険料をできるだけ低く抑えておくのが良いのかなと思います。
就職した後にお勧めの保険はこの2つ
就職して新社会人になった時にお勧めしたいのが「終身保険」と「がん保険」の2つです。
終身保険
契約者に万が一のことがあった場合でも、満期を迎えて解約した場合でも、払い込んだ保険料以上のお金が返ってくるという貯蓄性の高い商品が終身保険です。
定期保険と比べると保険金の割に保険料はとても高くなりますが、若いうちに加入すれば月々の保険料はそれほど高くないため、家計をあまり圧迫せずに入れます。また、終身保険の特徴として、若く加入すればするほど解約返戻率が高くなるため、早いうちから加入しておく方が最終的に多くのお金が返ってくることになります。
独身のうちは受取人を両親にしておいて、結婚後は受取人を奥さんや家族にすればいいので、実は終身保険は就職して新社会人になった時に入っておくべき保険として是非とも真剣に考えて欲しい商品と言えるのです。
一般的には生命保険は新社会人には必要性は低いと言われていますが、終身保険の場合は満期以降に解約すれば払い込んだ保険料よりも多くの返戻金が還ってくるため、将来の貯蓄を真剣に考えるなら今から入る価値は十分にある商品なのです。
終身保険のお勧め商品が知りたい方はこちらのページをご覧ください
⇒終身保険 おすすめの比較と評価ランキング
がん保険
日本人の2人に1人がかかると言われているがん専門の保険が「がん保険」です。
若いうちはがんにかかる人の割合は非常に少ないので心配していない人も多くいますが、万が一がんになった場合に一時金として多くの保険金を受け取ることができるので、経済的な心配をかなり減らして治療に臨むことができます。
そもそも保険というものは万が一の時に大きなお金を受け取れる性質のものが正解であると個人的に考えているため、その観点で見るなら医療保険よりもがん保険の方への加入を検討しておくべきといえるでしょう。
特に女性の方は20代~30代といった若いうちから子宮頸がんや乳がんにかかるケースが多いため、がん保険は今のうちに真剣に考えておいた方が良いかと思います。
がん保険は若い時に加入すれば月々の保険料がとても安く、さらにがんになった場合には以後の保険料の払い込みが免除されます。「ひょっとしたらがんになるかも・・」と心配している方は、是非とも今から検討しておきましょう。
加入する際はできるだけ「先進医療保障」を特約として付けておくことをお勧めします。月々100円程度の保険料を払うだけで、高額ながん先進医療を受けた時に2,000万円まで保障してくれるので、付けないという選択肢はないくらいに考えておいていいでしょう。
がん保険のお勧め商品が知りたい方はこちらのページをご覧ください。
⇒がん保険 おすすめの比較と評価ランキング
FPに無料保険相談できるサービスを活用しよう
ここまでこのページを読んで、もしあなたが「保険が必要だ」と感じて興味を持ったとしても、保険選びには最後に大きなハードルが待っています。
それがどの保険商品を選ぶべきかというところです。これは各保険商品を一つ一つ正確に調べて内容を比較していかなければ分からないことなのですが、もし保険の知識があまりない人がこれをやろうとした場合は膨大な時間を割かなくてはいけなくなります。
新社会人の場合はまだまだ保険の勉強が十分でない場合が多く、会社に来る保険営業マンの勧められるままに契約することも多々あります。その結果、後々調べてみたらそれほど良い商品ではなかった・・ということになってしまった方はとても多くいます。
保険営業マンがお勧めする商品が本当に良い保険なのかどうか、その判断を自分たちで下すのはとても難しいです。もちろん保険について勉強すればある程度は分かるようになりますが、その時間を割くのがそもそも大変なのであまりやりたくないですよね・・。
そういった事態を解消するため、そして専門家がお勧めする保険商品を知りたいという方に向けてお勧めなのが「無料の保険相談サービス」です。
各駅近くにある保険ショップを利用するのもいいですし、経験豊富なFPさん(ファイナンシャル・プランナー)に自宅や近所の喫茶店、ファミレスまで無料で出向いてくれる訪問型のサービスも利用できます。FPさんから今の自分たちに必要になるであろう保険を適確に紹介してくれますし、その中で特にお勧めの商品も教えてくれます。
また、今後は結婚、出産、マイホーム購入、子供が成人して就職、定年退職、独立して自営業、離婚などなど、さまざまなライフスタイルの変化が出てくるはずであり、それぞれで最適となる保険が異なります。
その時々で相談に乗ってくれる信頼できるFPさんを確保していると、今後何かの時に非常に助かる存在になってくれるはずです。
保険に興味があり、自分たちに最適な保険を教えてくれる人を探しているなら、無料保険相談サービスは是非とも活用しておくことをお勧めします。勧誘なども一切ありませんので、安心して相談できます。
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この記事を書いた人
- taka
- 当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。
保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。
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