年間保険料:4,700円~
賠償責任(限度額):1億円

富士火災の「トレッキングコース」は個人賠償責任、救援者費用等保険などが用意されており、山登りを趣味とする方にはかなり役に立つ保険だと思われます。

登山用の保険の一つとして、検討してみる価値はあるでしょう。

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富士火災の「トレッキングコース」の詳細

富士火災の「トレッキングコース」に加入すると、以下の補償が受けられます。

●賠償責任

国内、国外を問わず、登山中や日常生活中に被保険者とその家族が他人にケガをさせたり、他人の物に損害を与えてしまった場合に保険金が支払われます。

賠償責任限度額は1億円

●傷害

国内、国外を問わず、登山中や日常生活の事故でケガをした時に補償されます。死亡・後遺障害、入院、通院、傷害医療費用保険金を支払ってくれます。(傷害医療費用保険についてはこちらのページで解説されています。)

※ 保険タイプにより、適用されないものもあります。詳細は当ページ下にある表を参照。

●用品損害

国内、国外を問わず、携行品が破損、盗難にあった場合に保険金が支払われます。(1事故につき、5,000円を自己負担)

※ 保険タイプによっては適用されません。詳細は当ページ下にある表を参照。

●救援者費用等

国内、国外を問わず、被保険者が遭難した場合などに、捜索救助が行われた場合に生じた費用が補償されます。ただし、病気や疾患等による遭難は対象外です。また、ピッケル等を使用する山岳登坂などの場合も対象外となります。

●保険の対象

被保険者本人のみ。ただし、個人賠償責任は家族も保険の対象に。

保険内容の詳細は公式サイトをご覧ください。
富士火災の傷害総合保険「トレッキングコース」

注目ポイント

一番安いエコノミーコース(年間4,700円)でも救援者費用等保険金額が500万円、個人賠償責任保険金額が1億円という補償額の高さが最大の注目点だと思います。登山用の保険にはこの2つの補償があればいい!という方にはお勧めの保険となるでしょう。

また、1年契約と3年契約の2つが用意されており、3年契約するとかなり保険料が割安となります。登山が大好きという方にはかなりお得になると思います。

イマイチな点

携行品保険を対応させたい場合一番高いプラチナタイプ、通院保険を対応させたい場合はスタンダードタイプ以上にしないといけないのが痛いです。両方とも出来れば欲しい補償なので、エコノミータイプでも付いていたらありがたかったのですが・・。

あと注意しておきたいのは、ピッケル等を使用した山岳登坂などの「危険度の高いスポーツ」に関しては補償の対象外となることです。普通の登山での保険としては十分使えますが、本格的な道具を使う山岳登坂が趣味の場合はこの保険に加入するべきではありません。

また、救援者費用に関しては病気や疾患等による遭難は対象外となるので、高齢者で持病を持っている方や、高山病になりやすい方などはこの保険では不安を感じてしまうかも知れません。

富士火災の「トレッキングコース」の保険金額と保険料

補償内容プラチナタイプスタンダードタイプエコノミータイプ
死亡・後遺障害350万円200万円200万円
入院日額5,000円3,000円3,000円
通院日額2,000円2,000円なし
傷害医療費用保険50万円50万円なし
賠償責任最高 1億円最高 1億円最高 1億円
携行品損害20万円(自己負担額5,000円)なしなし
救援者費用500万円500万円500万円
保険料1年 14,790円
3年 37,020円
1年 10,340円
3年 25,880円
1年 4,700円
3年 11,780円
公式サイト富士火災の傷害総合保険「トレッキングコース」

保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

保険を探している方はこちらへどうぞ


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