エポスカードを持っている方が利用できるサービスの一つに「ROOM iD」があります。
家賃の支払いをエポスカードで行うことで、家賃の保証を行ってくれるというサービスです。つまり、保証人をこちらで用意しなくても、エポスカードが連帯保証人代わりになってくれるのでアパートやマンションのお部屋を借りられるのです。
もちろん既定の保証料を支払う必要がありますが、ROOM iDなら家賃の支払いでもエポスポイントが貯まるため、他の保証人代行サービスよりも実質的に安く利用できるというメリットを持っています。
クレジットカードでは他にも保証人代行サービスを行っている所はありますが、エポスカードのROOM iDはオリコカードのスリーウェイサービス(住まいるパートナー)と並んでお勧めと言えるので、保証人を用意できる環境ではない中でもお部屋を探している方はチェックしておいて損はないです。
保証人不要でお部屋を借りられるところもありますが、隣にどんな人が住んでいるのか非常に気になる(正直怖い・・)ため、あまりお勧めはしていません。安心感を求めるなら、保証人代行サービスが利用できるお部屋に住んだ方がいいと言えるでしょう。
ROOM iDはこんなサービス
家賃の支払いをエポスカードで行い、既定の保証料を支払うことで保証人の代わりになってくれるサービスがROOM iDです。
なので基本的にエポスカードを持っていないと利用することができません。エポスカードは無料で発行でき、カラオケや居酒屋によくいく方に非常に高いメリットを提示してくれるクレジットカードなので、持っておくとかなりお得になるカードです。
⇒エポスカードを発行するメリットとデメリット、申し込み前の注意点など
ROOM iDの基本プランは
初年度保証料 | 月額賃料等の40% (最低保証料15,000円) |
次年度以降保証料 | 賃料等が15万円未満 10,000円/年 15万円以上 14,000円/年 |
支払い方法 | 年払い(エポスカード支払い) |
このようになっています。他にも学生専用プランやすでに入居済みの方向けのプランがありますが、それほど大きな違いはありません。(詳しくはこちらの公式サイトをチェックしてください)
また、利用できる不動産会社は限られているため、ROOM iDを利用したい場合は以下のところでお部屋探しをする必要があります。
⇒ROOM iD提携不動産会社一覧
⇒マルイのお部屋探しネット
ROOM iD利用時の注意点
当然ですが利用にあたっては審査がありますが、これまでクレジットカードの利用時に問題を起こしたことがないならば通ると思います(保証は出来ませんが・・)。
また、ROOM iDはクレジットカード払いのため、もし家賃の未払いを起こした場合はあなたの個人信用に直結してしまいます。信用情報に傷を付けたい方はいないと思いますので、利用の際はしっかりと支払える状況を作っておきましょう。
その他の注意点として、上で紹介しているROOM iD提携不動産会社一覧のページを見てみると分かりますが、地域指定で絞り込む機能がないため、目当ての場所でお部屋を探すのがけっこう面倒に感じるはずです・・。
それに、CMなどで目にするような大手不動産とは少ししか提携していないので、ひょっとしたらそこに不安を感じる方もいるかも知れません。が、調べた範囲ではお部屋の質は変わりありませんので、利用するにあたって特に問題はないはずです。(逆に小さい会社の方が誠意などはあるかも・・?)
他の保証人代行サービスよりも安く済ませられるのが魅力
賃貸の保証人代行サービスは他にも色々ありますが、ROOM iDは株式会社エポスカード(丸井グループの子会社)というちゃんとした企業が提供しているサービスのため、安心して利用できるのが嬉しいです。
保証人代行サービスは当然しっかりしたところもありますが、そうでない会社も多いため、どこを利用したらいいのか分からないという方も多いと思います。その点、ROOM iDはマルイが提供しているため、信頼性が高いので安心できます。
また、ROOM iDならかなり安く利用できるというメリットも見逃せません。
保証人代行サービスの中ではトップクラスの規模と信頼性を持っている「日本賃貸保証株式会社」と「日本セーフティー株式会社」をROOM iDと比較してみるとその差が分かります。
【家賃8万円の部屋に5年間住んだ場合】
日本賃貸保証 株式会社 | 日本セーフティー 株式会社 | ROOM iD | |
---|---|---|---|
初回保証料(1年間) | 24,000円 | 38,000円 | 32,000円 |
2年目以降保証料 | 24,000円 | 10,000円 | 10,000円 |
5年間の総保証料 | 120,000円 | 78,000円 | 72,000円 |
表を比べてみると、この時点ですでにROOM iDが一番安くなっています。これだけでもROOM iDを選ぶ価値はあるのですが、ROOM iDはエポスカードで家賃を支払う形式になっているため、同時にエポスポイントも貯まっていくというメリットも持っているのです。
エポスカードの還元率は0.5%です。5年間の家賃(480万円)+5年間の保証料(72,000円)の0.5%を計算すると、2万4,360ポイントが貯まることになります。
1ポイント=1円換算なので、5年間で2万4,360円が貯まるのです。
つまり、保証料として7万2,000円を支払うけど、還元分として2万4,360円が還ってくるので、結局4万7,640円しか保証料がかかっていない計算になるのです。これなら他と比べるまでもなく断トツでお得ですね。
以上のことから、お部屋の保証人代行としてはROOM iDは特に安く利用できるということが分かるかと思います。
ただし、最近はクレジットカードで決済できるお部屋が少しずつ増えている傾向にありますので、そこを利用する場合は日本賃貸保証株式会社や日本セーフティー株式会社との差はそれほどでもなくなります。
特に日本セーフティー株式会社との差がほぼなくなり、逆にクレジットカードの還元率次第では日本セーフティー株式会社の方が安くなるくらいにまでなりますので、もしクレジットカード利用可のお部屋があった場合は日本賃貸保証株式会社や日本セーフティー株式会社を検討してみるのもいいと思います。
ただし、クレジット決済の手数料を上乗せされ、お得分はほぼないという話も聞きますので、家賃のクレジット支払いがお得になるのかどうかは今のところは断定できません。
また、基本的にクレジットカード支払いができるお部屋はそれほど多くはないので、もし利用したい場合は根気よく探す必要があります。(逆にROOM iDは強制的にクレジットカード支払いです)
状況に合わせて自分に合ったところを利用しよう
安い保証料で利用したいという方はROOM iDをお勧めします。ROOM iD利用可物件であれば、エポスカードを持っていれば保証人不要でお部屋を借りられます。(審査はあります)
ROOM iDは丸井グループの提供なので、信頼性は問題ないかと思われます。
⇒保証人おまかせプランROOM iD
ROOM iDを利用するにはエポスカードの発行が必須となります。年会費は永年無料です。
⇒
当サイトでのエポスカードの解説を見たい方はこちらから
⇒エポスカードを発行するメリットとデメリット、申し込み前の注意点など
クレジットカードを持ちたくないという方、エポスカード以外を持っているけどこれ以上増やす予定はないという方はROOM iDではなくて日本賃貸保証株式会社や日本セーフティー株式会社、マストパートナーズ、リクルートフォレントインシュアを検討するのが良いでしょう。
ただし、これらの保証会社は大抵は大家や管理会社が指定しているのであって、私たち借りる側には選択権がない場合が多いです。なのでまずは目当てのお部屋を用意している不動産屋さんに行き、どの保証会社を利用できるのかを聞いたうえで検討してみるのがいいと思います。
私が調べた中では以下の会社は規模が大きく、実績も信頼性もあるなと感じています。
日本賃貸保証
業界でも最大手の会社。提携企業も多いです。
日本セーフティー株式会社
35,000店の不動産会社に利用されている、大手の家賃保証サービス。
リクルートフォレントインシュア
転職で有名なリクルートが提供している保証人代行サービス。
マストパートナーズ
「お部屋探しMAST」の積和不動産が提供している保証人代行サービス。積和不動産グループの管理するアパート・マンションのみ利用可。
自分で選べる状況は少ないかも知れませんが、上記のサービスであれば信頼性や実績に問題はないと思います。
保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。
保険を探している方はこちらへどうぞ
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