男性の保険料(月額):10,870円
女性の保険料(月額):10,430円
(30歳、保険金額500万円、60歳払済)

[満期直後の返礼率]
男性:109.9%
女性:110.9%

保険料がかなり安く、解約時の返戻率も高いという、経済的な観点から見ると非常にお勧めの終身保険です。現在はマイナス金利の影響で返戻率が100%を切る終身保険が続出していますが、そんな中でも110%を超える返戻率を出してくれているこの商品はとても貴重な存在となっています。

そのため、終身保険を検討している方は是非ともライズはチェックしておいてください。

押さえておきたい注目ポイント

オリックス生命の終身保険 [RISE(ライズ)]の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

【メリット】

  • 保険料が安く、返戻率がかなり高いので要注目!
  • 保険金額が高くなるほど返戻率も高くなる
  • 5,000万円までの高額保障が可能
  • 保険金額と保険料払込期間をニーズに合わせて選べる

【デメリット・注意点】

  • 特定疾病時の保険料免除特約が欲しい場合は代理店から申し込む必要がある
  • 終身払いに注意しよう
  • 契約内容によって提出書類が異なる
  • 40歳を過ぎると健診内容の必須項目が増える
  • 貯蓄性が高いが、払込期間中の解約は元金割れする

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

RISE(ライズ)の詳細

男性の月払保険料と解約返戻金の例
・保険料払込期間:60歳満了
・保険金額:500万円

契約年齢月額保険料払込総額満期直後の
解約返戻金
満期直後の
返戻率
20歳7,725円3,708,000円4,301,850円116.0%
30歳10,870円3,913,200円4,301,850円109.9%
40歳17,305円4,153,200円4,301,850円103.5%
50歳37,105円4,452,600円4,301,850円96.6%

女性の月払保険料と解約返戻金の例
・保険(払込)期間:60歳満了
・保険金額:500万円

契約年齢月額保険料払込総額満期直後の
解約返戻金
満期直後の
返戻率
20歳7,390円3,547,200円4,165,300円117.4%
30歳10,430円3,754,800円4,165,300円110.9%
40歳16,605円3,985,200円4,165,300円104.5%
50歳35,645円4,277,400円4,165,300円97.3%

※ 上の表は2018年4月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

保険料が安く、満期後に解約した場合の返戻率も高めです。お勧めの部類に入る保険と言えます。

保障内容

項目内容
種類【終身保険】
・被保険者が死亡、または高度障害状態になった場合、保険金が支払われる
・払込が満了した後も保障は一生涯にわたる
・解約返戻金がある
・保険料は加入時のまま、途中で上がることはない
【低解約返戻金型】
保険料払込期間中は解約返戻金を低く抑えている(70%)が、従来型の終身保険と比べて保険料が割安になっている
申込み方法郵送、対面
契約可能年齢50歳払済:15歳~40歳
55歳払済:15歳~45歳
60歳払済:15歳~50歳
65歳払済:15歳~55歳
70歳払済:15歳~60歳
75歳払済:15歳~65歳
80歳払済:15歳~70歳
終身払:15歳~75歳
保険金額200~5,000万円(100万円単位で選べる)
保険期間
(保険料払込期間)
10年払済、15年払済、20年払済
50歳、55歳、60歳、65歳、70歳、75歳、80歳払済
終身払い
主契約【死亡保険金】
死亡したとき、保険金が支払われる
【高度障害保険金】
病気またはケガにより約款所定の高度障害状態に該当したとき、保険金が支払われる
特約【リビング・ニーズ】
余命6ヶ月と判断された場合、死亡保険金額の全部または一部に相当する金額を生存中に受け取れる(この特約はあらかじめ付加されている)
【介護前払特約】
主契約の保険料払込期間経過後、かつ、被保険者の年齢が満65歳以上で、約款所定の要介護状態となった場合、指定保険金額から、会社所定の率により死亡保険金の前払となる期間相当の利息を差し引いた金額が支払われる(この特約はあらかじめ付加されている)
払込回数月払、半年払、年払
(支払いはまとめた方が少しお得に)
払込方法・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
不慮の事故により、その事故の日から180日以内に約款所定の身体障害の状態に該当されたときは、将来の保険料の払込みが免除される
診査告知扱いで医師の診断は不要。
ただし、年齢・保険金額等によっては健康診断等を提出する場合もあり
非喫煙者割引なし

利用者の加入傾向

項目トップ3
加入者の年齢1位 30代
2位 60代
3位 40代
保険金額1位 500万円以下
2位 600万円~1,000万円
3位 1,100万円~2,000万円

※集計期間:2016年4月~2017年3月

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メリット部分

保険料が安く、返戻率がかなり高いので要注目!

RISE(ライズ)は終身保険の中では安い保険料となっています。また、返戻率に関しては終身保険の中でもトップクラスのため、チェックしておいて損のない商品といえます。

現在はマイナス金利の影響でどの終身保険も渋い返戻率しか出しておらず、100%を切るところも多くあります。そのため、60歳払済(30歳で加入)で110%前後の返戻率で提供しているこの保険は非常に貴重な存在となっています。

終身保険を探している方であれば、RISEを選択肢から外して考えることは出来ないといっても過言ではありません。かなり強い味方となってくるはずです。

参考までに、月々の保険料と満期直後の返戻率をまとめた表を載せておきます。

【30歳男性、保険金額500万円、60歳払済の場合】

商品月額保険料満期直後の
返戻率
RISE [ライズ]10,870円109.9%
E-終身11,315円107.0%
WAYS12,180円101.6%

保険金額が高くなるほど返戻率も高くなる

オリックス生命のライズは上記のように保険金額が500万円の場合でも110%くらいの高い返戻率となっていますが、保険金額を高くすることでさらに返戻率が高くなるようになっています。

【30歳男性、60歳払済の場合】

保険金額返戻率
200万円105.6%
300万円107.5%
500万円109.9%
1,000万円110.4%

保険金を200万で契約する場合の返戻率は105.6%ですが、1,000万円以上の保険金で契約する場合は110.4%となります。

このように保険金額を上げることで返戻率が高くなってくれますので、高い保険金額で契約しても家計的に問題ないという場合は、少しでも高い保険金額で契約することを検討してみてください。

ただし、保険金を1,000万円にした場合の月々の保険料は21,640円になってしまいますので、経済的に厳しいご家庭の方は無理をしない範囲で契約するようにしてください。

何らかの不測の事態が起き、保険料が払えなくなって払込期間前に解約した場合、返戻率は70%以下になってしまいますので・・。

5,000万円までの高額保障が可能

終身保険ではあまり大きな保障金額にできないところがありますが、RISEは5,000万円までの保障が可能となっています。

高額な死亡保障を用意したいときにも、RISEは役立ってくれるでしょう。

保険金額と保険料払込期間をニーズに合わせて選べる

保険金額と保険料払込期間を私たちのニーズに合わせて自由にカスタマイズできます。

保険金額は200万円から最高5,000万円まで100万円単位で選べます。

保険料払込期間は「終身払」と「短期払」から選べます。この2つには大きな違いがありますので、契約前に必ずチェックしておきましょう。

【終身払の特徴】
・保険料の払込みが一生涯続く
・低解約払戻気管も一生涯続くため、解約払戻金の70%抑制が消えない
・月々の保険料が短期払よりも安い

【短期払の特徴】
・50歳払済、55歳払済、60歳払済、65歳払済、70歳払済、75歳払済、80歳払済から選べる
・払込期間終了後の保険料の支払いは一切なし
・払込期間終了後は解約払戻金の70%抑制が消える
・月々の保険料が終身払よりも高い

申し込み前の注意点

特定疾病時の保険料免除特約が欲しい場合は代理店から申し込む必要がある

RISEの公式ホームページでは三大疾病時の保険料免除の特約は紹介されていません。ですが、この特約は代理店からなら付けることが可能となっています。

インターネットからの契約の場合、少し制限されている形になっているのですね。

そのため、がんなどの特定の疾病時にかかった場合に、以後の保険料の払込みが免除される特約が欲しい方は公式サイトにある相談サービスを利用するか、または近くの保険ショップを利用しましょう。

保険ショップであればオリックス生命だけでなく、色々な会社の終身保険を比較・検討することができます。幅広く保険を探したい場合は保険ショップも利用してみてください。

お近くの保険ショップはこちらから探すことが出来ます。
保険のプロに無料で相談【保険相談ニアエル】

終身払いに注意しよう

終身払いにした場合は月々の保険料が安くなりますが、保険料の払込みが一生涯続くという特徴を持っています。

さらに重要な注意点として、「解約払戻金」が保険期間を通じてずっと70%の抑制されたままということを知っておかなければいけません。

つまり、低解約払戻期間が一生涯続くという訳です。低解約払戻期間中での解約は基本的に元金割れしてしまいますので、あまりお勧めできません。

そのため、セカンドライフや子供の学費に充てるために途中での解約を考えている場合は、終身払いではなく短期払いにしておきましょう。

短期払いは50歳払済、55歳払済、60歳払済、65歳払済、70歳払済、75歳払済、80歳払済から選べて、払込期間終了後の保険料の支払いは一切なくなり、そして払込期間終了後は解約払戻金の70%抑制がなくなります。

終身払いは月々の保険料が短期払いよりも安くなりますが、上記のデメリットがありますので、途中で解約せずに死亡保険金を家族が受け取る予定だと確定している方にお勧めの方法となります。

契約内容によって提出書類が異なる

申込みの保険金額・契約年齢により、提出する書類が異なるので注意が必要です。

基本的には年齢が若くて保険金額が安ければ用意が簡単になり、年齢が高くて保険金額が高くなれば用意するものが増えるという感じになっています。

一番簡単な場合は
・申込書
・告知書、意向確認書
・クレジットカード払申込書(または預金口座振替依頼書)
になります。

そして年齢と保険金額が高くなるにつれて上記3点に加えて「健康診断結果通知書類」が必要になり、保険金額が3,100万円~5,000万円の場合だけさらに「契約内容の面談確認」が必要になります。

40歳を過ぎると健診内容の必須項目が増えるのでご注意

ライズに加入する際、保険金額や契約年齢によっては健康診断結果通知書類が必要になります。これは「健康診断結果通知書」と「人間ドック成績表」のどちらか一つを提出すれば大丈夫です。

ただし、ここでちょっと注意が必要になるのですが、生命保険の加入のために新たに受診されたものは利用できないということは覚えておかなければいけません。

基本的には被保険者が健康管理のため継続的に受診されたものが対象となります。

また、40歳を過ぎると健診内容の必須項目が増えるので、40歳以上の方はそこも忘れないようにしましょう。

全員の必須項目・身長
・体重
・血圧
・尿糖
・尿蛋白
40歳以上の方に
加わる必須項目
・肝機能(GOT、GPT、γ-GTP)
・血中脂質(中性脂肪、HDLコレステロール、総コレステロールまたはLDLコレステロール)
・血糖[ヘモグロビンA1cまたは空腹時血糖(FBS)]
・心電図

貯蓄性が高いが、払込期間中の解約は元金割れするので注意

ライズは終身保険のため、保障が一生涯続きます。それに解約払戻金もあるため、掛け捨ての定期保険に比べると高い貯蓄性があるのが特徴です。

ただし、ライズは保険料払込期間(低解約払戻期間)中の解約払戻金を低くする代わりに、保険料を少し安くするという方法を取っています。

なのでトータルの保険料は安くなってとても良いのですが、途中で解約した場合は他の保険と比べて損をしてしまうので注意が必要になります。

払込期間が終われば通常の解約払戻金に戻りますが、低解約払戻期間はどのくらい元金割れしてしまうのか気になると思いますので、以下に簡単に返戻率をまとめておきました。(公式サイトの情報をもとに作成しています)

【男性の解約返戻金と返戻率の例】
・年齢:30歳
・払込期間:60歳払済
・低解約払戻期間:60歳まで
・保険金額:500万円
・月払い保険料:10,870円

年齢払込保険料累計解約払戻金払戻率
35歳652,200円437,400円67.0%
40歳1,304,400円937,950円71.9%
50歳2,608,800円1,937,150円74.2%
60歳3,913,200円3,009,950円76.9%
低解約払戻期間
経過直後
3,913,200円4,301,850円109.9%
70歳3,913,200円4,527,300円115.6%
80歳3,913,200円4,731,200円120.9%

上の表は払込期間が60歳までなので、それまでの期間中は低解約払戻期間となります。ライズは低解約払戻期間の払戻金を低くしていることもあり、この期間は払込保険料の65%~80%程度の解約払戻金しかもらえません。

ところがその期間を過ぎれば自分が支払った保険料よりも多い解約払戻金が貰えるようになります。

払込が終了する前に解約する可能性がほぼない(またはかなり低い)という状況なら、ライズは保険料も安いのでとてもお勧めということになります。

管理人の最終評価

保険料が安くて解約返戻率も高いという、終身保険の中でもかなりの注目商品です。しかも保険金額が1,000万円を超えると返戻率がさらに高くなり、業界でもトップレベルになるため、非常にお勧めです。

また、500万円前後で契約する場合は返戻率は少し低い状態になっていますが、それでも他の商品よりも返戻率は高いので、保険金額に関係なくお勧めといえます。

さらに保険料がかなり低めなため、途中解約する予定がない「死亡保障目当て」での契約もお勧め度高いです。

現在のところは終身保険の中では特におすすめの商品のため、候補の一つに入れておいて損はないでしょう。

管理人taka管理人taka

終身保険をお探しの方はこちらの終身保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

この保険に加入中の方、見積もりを既にもらっている方

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この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。

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