男性の保険料(月額):10,485円
女性の保険料(月額):9,335円
(30歳、保険金額500万円、60歳払済)

市場金利の変化で私たちが貰える額が変動する「積立利率変動型」の終身保険です。この保険は最低保証利率が1.50%という点はとても良いのですが、利率の見直しが10年ごとなので利益がすぐに反映されないという点と、変動型なのに保険金額が固定されてしまっているので解約返戻金しか変動しないという点が残念なところとなっています。

ただし、三大疾病時の保険料払込免除特約が付けれられるのと、ティーペック社の健康相談が受けられるのは注目すべきポイントとなります。

基本的に保険料は一般的な積立利率固定型の終身保険と比べると高めなので、将来的に確実に市場金利が上昇する(インフレになる)と予想される場合にはお勧めですが、そうでない場合は慎重に検討する必要がある保険と言えます。

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押さえておきたい注目ポイント

メットライフ生命の終身保険 [つづけトク終身]の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

  • 終身保険なので貯蓄性がある。払込が満了した後も保障は一生涯にわたる
  • 解約返戻金があるが、払込期間中の解約は本来の70%に抑えられる(低解約返戻金型)
  • 保険料は加入時のまま、途中で上がることはない
  • 積立利率変動型のため、市場金利の上昇によって解約返戻金も増えていく。反対に最低保証の1.50%がずっと続いた場合、解約返戻率に期待は持てない
  • 利率が変動するのは解約返戻金だけで、保険金額は固定なので上昇しないのが残念なところ
  • 最低保証利率は1.50%と悪くないが、10年ごとの見直しなので金利の上昇がすぐに反映されないのが痛い
  • 三大疾病時の保険料払込免除特約が付いている
  • ティーペック社の健康相談が受けられる
  • 受取り方法を年金方式にすることも出来る
  • 月々の保険料が高め
  • 支払った保険料全てに積立利率が付利されるわけではなく、保険会社の運営費などを差し引いた分に利率が付く

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

つづけトク終身の詳細

男性の月払保険料と解約返戻金の例
・保険(払込)期間:60歳満了
・保険金額:500万円

契約年齢 月額保険料 払込総額
20歳 7,560円 3,628,800円
30歳 10,485円 3,774,600円
40歳 16,470円 3,952,800円
50歳 34,270円 4,112,400円

女性の月払保険料と解約返戻金の例
・保険(払込)期間:60歳満了
・保険金額:500万円

契約年齢 月額保険料 払込総額
20歳 6,665円 3,199,200円
30歳 9,335円 3,360,600円
40歳 14,780円 3,547,200円
50歳 31,055円 3,726,600円

※ 上の表は2015年8月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

保険料は他と比べて高めの設定ですが、積立利率変動型のため、もし将来インフレが起きた場合は大きな解約返戻金を受け取れます。逆に低金利が続いた場合は他の保険よりも解約返戻金が少なくなるため、「将来金利が上昇する!」という確信を持っている方以外は通常の積立利率固定型の終身保険を選んだ方が良いでしょう。
⇒積立利率変動型と積立利率固定型の違いについて

保障内容

項目 内容
種類 【終身保険】
・被保険者が死亡、または高度障害状態になった場合、保険金が支払われる
・払込が満了した後も保障は一生涯にわたる
・解約返戻金がある
・保険料は加入時のまま、途中で上がることはない
【低解約返戻金型】
保険料払込期間中は解約返戻金を低く抑えている(70%)が、従来型の終身保険と比べて保険料が割安になっている
【積立利率変動型】
最低保証利率:年1.50%
市場金利(主に国債)に連動され、市場金利の上昇によって運用実績が予定利率を上回った場合、解約返戻金や死亡保障金が変動する
申込み方法 郵送、対面
契約可能年齢 20歳~70歳
保険金額 200万円、300万円、500万円、1,000万円
保険期間
(保険料払込期間)
60歳、70歳、90歳払済
特約 【リビング・ニーズ】
余命6ヶ月と判断された場合、死亡保険金額の全部または一部に相当する金額を生存中に受け取れる(この特約は無料で付加できる)
その他の特約 ・災害死亡給付特約
・傷害特約
・年金移行特約
・日常生活動作障害保障移行特約
・三大疾病保険料払込免除特約
・年金支払特約
・給付金代理請求特約
払込回数 月払、半年払、年払
払込方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
責任開始期以後に発生した不慮の事故による傷害を直接の原因として、その日を含めて180日以内に所定の身体障害状態に該当したときにその後の保険料の払込みが免除される
診査 告知扱いで、医師の診断は不要
非喫煙者割引 なし
資料請求、
申込み
メットライフ生命公式サイトよりお願いします
終身保険 つづけトク終身のメットライフ生命

メリット部分

最低保証利率が決まっている(1.50%)

つづけトク終身は積立利率変動型のため、解約返戻金額が市場金利に大きく左右されます。具体的には市場金利が上昇すると解約返戻金が多くなり、市場金利が低くなると解約返戻金が少なくなります。

なのですが、あまりにも解約返戻金が少なくなるとこの商品の魅力がなくなってしまうため、どんなに市場金利が低くなっても年1.50%の積立利率が保証されています。これにより、一定額以上の解約返戻金が貰えるようになっているのです。

1.50%って具体的にはどのくらいの金額になるのか?について、40歳男性が1,000万円の保険金額で加入し、最低保証である1.50%の利率で増加した場合の解約返戻金額を以下の表にまとめておきますので参考にしてください。(パンフレット参照)

【男性の払込保険料累計額と解約返戻金の例】
・契約年齢:40歳
・払込期間:60歳満了
・保険金額:1,000万円
・払込保険料は1,000円未満を切り上げ、解約返戻金は1,000円未満を切り捨て

年齢 払込保険料累計額 解約返戻金
(積立利率:年1.50%)
50歳 3,614,000円 2,425,000円
60歳 7,227,000円 7,619,000円
70歳 7,227,000円 8,377,000円
80歳 7,227,000円 9,049,000円
管理人taka管理人taka

最低保証ラインである1.50%がずっと続いた場合は他の終身保険の方がお得になります。それにつづけトク終身は死亡保障額は固定のため、市場金利が上昇しても恩恵を受けることがありません。(これについてはデメリットのところでも解説しています)

積立利率変動型のため、解約返戻金が多く貰える場合も

つづけトク終身は積立利率変動型のため、市場金利が上昇する(インフレ)ことでどんどんと利率が高くなるという特徴を持っています。

そのため、将来大きなインフレが起きた場合は解約返戻金がかなり増えます。現状では日本は低金利の状態が続いていますが、20年後・30年後の金利はどうなっているか分かりません。もしかしたら大きく上昇する可能性もありますので、そうなった場合は通常の終身保険よりも多くの解約返戻金が貰えるのがこの商品の一番の魅力となっているのです。

現在の1,000万円と20年後の1,000万円では価値が大きく違っている可能性があります。1,000万円を貰うために保険料を支払ってきたのに、いざ20年後になってみたら1,000万円が大した価値ではなくなっていた・・という事態もあり得ますので、つづけトク終身のような変動型の終身保険は将来に備えるという意味ではかなり柔軟な対応を見せてくれる保険です。

三大疾病時の保険料払込免除特約が付いている

つづけトク終身には「三大疾病保険料払込免除特約」が付いています。三大疾病とはがん、心疾患、脳血管疾患のことで、もしもこれらの病気になってしまった場合は以後の保険料の払込が免除されるというものです。

現在の日本人の死亡原因の割合のうち、約2人に1人(54.2%)の方が三大疾病でなくなっています。もしもがん家系の家であったり、健康面に不安を感じている方は、この特約は検討の価値があるかなと思います。

ちなみのこの特約の保険料は50歳で契約した男性で月300円程度です。

ティーペック社の健康相談が受けられる

つづけトク終身に加入すると、ティーペック社の健康相談サービスを受けることが出来ます。

ティーペック社は電話による健康相談を専門とした会社です。医者・保健師・助産師・正看護師・心理カウンセラー・管理栄養士などキャリアのある相談員を数多く用意しており、24時間いつでも電話相談できるサービスを展開しています。

保険加入時の付属サービスとしてこのサービスが付いている商品が少ないながらもあるのですが、つづけトク終身もその数少ない中の一つなのです。

子育てをしていてなかなか病院にいく時間が取れない主婦の方や、そもそも日々の生活が忙しくて病院やカウンセリングにいけない方、健康に不安を抱える方、精神的に不安定になっている方などなど、身体と心の悩みを抱える方にとって、ティーペック社のサポートは大きな助けになってくれるはずです。

具体的には以下のサービスが受けられます。

  • セカンドオピニオン:治療法の相談、優秀専門臨床医の紹介(被保険者のみ)
  • 健康生活ダイヤル24:健康についての電話相談を24時間年中無休で受けてくれる(同居の家族もOK)
  • メンタルヘルスサポートサービス:精神的な悩みについて、電話や面談によるカウンセリングを受けられる(被保険者のみ)

※ ティーペック社の健康サポートはアクサダイレクト生命の「アクサダイレクトの終身保険」AIG富士生命の「レスキューパック E-終身」にも付いています。

年金受取にすることも出来る

保険料の支払いが満了した後であれば、支払方法を死亡保障から「年金支払い」に変えることが可能です。一気に解約返戻金を貰わなくても構わない場合は年金での受取りも検討しておくと良いでしょう。

年金のように毎月少しずつお金を受け取りたいという方の要望に応えてくれていますので、ここはありがたい点を言えます。

デメリット部分

1.50%がずっと続いた場合、解約返戻率はかなり低い

もし仮に最低保証ラインである1.50%がずっと続いた場合、他の終身保険と比べると解約返戻率はかなり低くなります。そのため、保険料が高い割には解約返戻金で貰える額はあまり多くないという事態が起こります。

具体的には、35歳男性が60歳払済で1,000万円保障で契約した場合、満期直後の解約返戻率は
つづけトク終身:105.4%
RISE111.8%
WAYS113.0%
このようになり、積立利率固定型のRISEやWAYSの方が解約返戻率が高くなります。

もちろん市場金利が上昇することで利率が上がるため、解約返戻率も高くなる可能性は大いにあるのですが、もし市場金利があまり上がらなかった場合は他よりも返戻率は低くなることも考慮しなければいけません。

積立利率の更新が10年ごとなので、その間は金利が上昇しても関係なし

つづけトク終身は積立利率の更新が10年ごととなっています。これって良いのか悪いのかよく分からない・・という方も多いと思いますが、正直言って10年更新はあまり良いとは言えません。

例えば今後市場金利が大幅に上昇する場合もあるわけですが、だからと言って即座に利率を見直してくれることはないのです。一度見直された後に金利が上がっても、その後10年間は利率を変えてくれないのです。

その10年の間に上昇した金利で得たお金は当然会社の利益になるわけですが、そのお金は私たちに還元されることはありません。なので、10年更新は私たちにマイナスイメージを抱かせてしまう要因となってしまいます。

同じ積立利率変動型の終身保険である三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 積立利率変動型終身保険」であれば積立利率は毎月見直されるので、市場金利が上昇した場合は月単位で反映してくれます。今後金利が上昇すると読んでいる場合は、こちらの方がメリットが大きいかと思われます。

死亡保険金は固定のため、金利が上昇しても変わらない

つづけトク終身は積立利率変動型の保険ですが、利率が上昇するのは解約返戻金だけであり、死亡保険金が市場金利に応じて上がることはありません。

例えば500万円保障で契約した場合、将来いくら金利が上昇しようとも死亡・高度障害時には500万円しかもらえません。

つづけトク終身は他よりも保険料が高めのため、死亡保障額が変わらないのはちょっと痛いところだなと思えてしまいます。万が一のことが起きた時や、途中解約する予定のない場合、他の保険に入っておいた方がお得になるからです。

この点も三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 積立利率変動型終身保険」であれば死亡保険金も金利に合わせて上昇するため、こちらのメリットの方が大きくなります。

保険料が高い

他の保険と比べると保険料がかなり高くなっています。積立利率変動型の終身保険なので市場金利が上がった場合は多くの解約返戻金が貰えるので良いですが、もしも金利が上がらなかった場合はあまり恩恵を受けられず、他の終身保険の方が結果的に良かったということになりかねません。

それに、前述の通り死亡保険金が固定のため、保険料の高さはそのまま大きなデメリットとなってしまいます。

申し込み前の注意点

支払った保険料全てに積立利率が付利されるわけではない

つづけトク終身は積立利率変動型の終身保険ですので、1.50%以上の利率がつく商品となります。

ただし、ここで注意しておきたいのが、これまでに支払った保険料の総額に利息が付くわけではないということです。

基本的には「積立利率とは、積立金(将来の保険金をお支払いするために保険料の中から積み立てている部分)に付利する利率」となっているので、保険会社の運営や人件費などの分を差し引いた金額に利率が付くことになっているのです。

支払保険料総額に1.50%以上の利息が付くのであれば銀行に預けるよりも全然お得になるように思えますが、実際はそれよりもかなり少ない割合になるので、貯蓄の性質で考えると特別優れているということはありません。

現状ではつづけトク終身よりも&LIFEの方がお勧めかも

積立利率変動型の終身保険の加入を考えている方は、つづけトク終身と三井住友海上あいおい生命の「&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)」の二択で迷うこともあるかも知れません。

ですが、この2つは保険料は確かに似たような額になっていますが、保障内容は決定的に異なる部分がいくつかありますので、そこを突き詰めればどちらを選ぶのが良いのかが分かると思います。

それでは、2つの特徴を見てみましょう。

つづけトク終身 &LIFE
最低保証利率 1.50% 1.25%
積立利率の
見直し
10年ごと 毎月
保険金額 固定 変動
解約返戻金 変動 変動

この表を見ると、まず初めにつづけトク終身の最低保証利率の方が0.25%も高いということに気が付きます。これはつづけトク終身のメリットであり、もしも予想が外れてデフレが続いた場合でも&LIFEよりは多い利率で運用してくれているということになります。

ですが、積立利率変動型の終身保険を選ぶ理由として、やはりインフレ時の利率上昇に魅力を感じてという部分が多いでしょうから、将来インフレになった場合はどちらがお得になるのかで選んだ方が間違いがなくなります。

そういう観点で見た場合、&LIFEなら積立利率を毎月見直ししてくれるので上昇時の無駄がないですし、さらに保険金額も利率上昇に伴って増えてくれるので、つづけトク終身よりもメリット部分は多くなります。

そんな訳で、この2つのどちらかを選ぶのか迷った場合、&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)の方が個人的にはお勧めかなと思います。

保険料払込期間中は解約返戻金が70%に抑えられている

終身保険にはよくあるパターンですが、つづけトク終身は保険料を少しでも安くするために保険料払込期間中の解約返戻金は従来の70%に設定されています。(これを「低解約返戻金型」と言います)

つまり60歳払済で契約した場合、60歳になる前に解約するとこちらが支払った保険料総額の70%しか返ってこないのです。

やむを得ず途中解約せざるを得ない状況になる可能性もあるかも知れませんが、基本的には満了まで解約せずにいきたいものですね。

管理人の最終評価

インフレに対応できる終身保険なので、将来のインフレを想定する場合に非常に役立ちます。しかもティーペック社の健康相談が無料で受けられるため、検討の価値が十分にある商品です。

ただし、他の終身保険と比べると保険料がかなり高いです。同じインフレ対応終身保険であるソニー生命の「バリアブルライフ」の方が保険料が安いため、現状ではバリアブルライフの方を推します。

管理人taka管理人taka

終身保険をお探しの方はこちらの終身保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

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