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終身保険 おすすめの比較と評価ランキング

男性の保険料(月額):13,040円
女性の保険料(月額):12,640円
(30歳、保険金額500万円、60歳払済)

市場金利の変化で私たちが貰える額が変動する「積立利率変動型」の終身保険です。こちらは最低保証利率が現在は0.5%(以前は1.25%だったのに・・)と低いですが、利率が毎月見直されるところと、解約返戻金と保険金額の両方が変動してくれるということから、積立利率変動型の中ではこの商品なかなかのお勧めとなっています。

また、三大疾病にかかった場合に保険料の払込みが免除される特約を付けることが出来るし、希望によって年金受取りにすることも可能な点も見逃せません。

積立利率変動型の終身保険を探している方は、この商品はチェックしておいた方がいいと思います。

押さえておきたい注目ポイント

三井住友海上あいおい生命 [&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)]の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

  • 終身保険なので貯蓄性がある。払込が満了した後も保障は一生涯にわたる
  • 解約返戻金があるが、払込期間中の解約は本来の70%に抑えられる(低解約返戻金型)
  • 保険料は加入時のまま、途中で上がることはない
  • 積立利率変動型のため、市場金利の上昇によって解約返戻金と保険金額が増えていく
  • ただし、最低保証利率の0.5%がずっと続いた場合、解約返戻率に期待は持てないし、保険金額も基本値のまま
  • 利率が毎月見直されるので、金利が上昇した時はすぐに積立利率が上昇する
  • 三大疾病時の保険料払込免除特約が付いている
  • 受取り方法を年金方式にすることも出来る
  • 非喫煙者割引があるため、所定の基準を満たす方は保険料が少しだけ安くなる
  • 月々の保険料が他の保険と比べると高い
  • 支払った保険料全てに積立利率が付利されるわけではなく、保険会社の運営費などを差し引いた分に利率が付く

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)の詳細

男性の月払保険料と解約返戻金の例
・保険(払込)期間:60歳満了
・保険金額:500万円

契約年齢月額保険料払込総額
20歳9,500円4,560,000円
30歳13,040円4,694,400円
40歳20,265円4,863,600円
50歳41,440円4,972,800円

女性の月払保険料と解約返戻金の例
・保険(払込)期間:60歳満了
・保険金額:500万円

契約年齢月額保険料払込総額
20歳9,190円4,411,200円
30歳12,640円4,550,400円
40歳19,635円4,712,400円
50歳40,210円4,825,200円

※ 上の表は2017年4月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

保険料は他と比べて高めの設定ですが、積立利率変動型のため、もし将来金利の大幅な上昇が起きた場合は大きな解約返戻金(または保険金)を受け取れます。逆に低金利が続いた場合は他の保険よりも解約返戻金が少なくなるため、「将来金利が上昇する!」という確信を持っている方以外は通常の積立利率固定型の終身保険を選んだ方が良いでしょう。

保障内容

項目内容
種類【終身保険】
・被保険者が死亡、または高度障害状態になった場合、保険金が支払われる
・払込が満了した後も保障は一生涯にわたる
・解約返戻金がある
・保険料は加入時のまま、途中で上がることはない
【低解約返戻金型】
保険料払込期間中は解約返戻金を低く抑えている(70%)が、従来型の終身保険と比べて保険料が割安になっている
【積立利率変動型】
最低保証利率:年0.50%(以前は1.25%でしたが、下がりました・・)
市場金利(主に国債)に連動され、市場金利の上昇によって運用実績が予定利率を上回った場合、解約返戻金や死亡保障金が変動する
申込み方法記載なし
契約可能年齢0歳~満80歳
保険金額300万円、500万円、1,000万円
保険期間
(保険料払込期間)
60歳、65歳払済
特約【リビング・ニーズ】
余命6ヶ月と判断された場合、死亡保険金額の全部または一部に相当する金額を生存中に受け取れる
その他の特約・終身介護保障特約(無解約返戻金型)
・保険料払込免除特約
・健康優良割引
・代理請求特約
払込回数記載なし
払込方法記載なし
保険料の
払込免除
特約で用意されている
診査記載なし
非喫煙者割引健康優良割引あり

メリット部分

最低保証利率が決まっている(0.50%)

&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)は積立利率変動型のため、保険金額と解約返戻金額が市場金利に大きく左右されます。具体的には市場金利が上昇すると保険金額と解約返戻金が多くなり、市場金利が低くなると保険金額と解約返戻金が少なくなるのです。

なのですが、あまりにも解約返戻金が少なくなるとこの商品の魅力がなくなってしまうため、どんなに市場金利が低くなっても年0.50%(以前は1.25%)の積立利率が保証されています。これにより、契約した保険金額を下回ることはなく、一定額以上の解約返戻金が貰えるようになっているのです。

管理人taka管理人taka

同じ積立利率変動型の商品であるメットライフ生命「つづけトク終身」の最低保証は年0.60%ですので、こちらの方が0.10%低いことになります。ですがつづけトク終身は10年ごとの見直しに対し、こちらは毎月見直しがあるので、インフレの場合はその好影響を最大限受けてくれます。

積立利率変動型のため、保険金額と解約返戻金が多く貰える場合も

&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)は積立利率変動型のため、市場金利が上昇する(インフレ)ことでどんどんと利率が高くなるという特徴を持っています。

そのため、将来大きなインフレが起きた場合は解約返戻金はもちろん、保険金額も増えるようになっています。現状では日本は低金利の状態が続いていますが、20年後・30年後の金利はどうなっているか分かりません。もしかしたら大きく上昇する可能性もありますので、そうなった場合は通常の終身保険よりも多くの保険金と解約返戻金が貰えるのがこの商品の一番の魅力となっているのです。

0.50%での運用って具体的にはどのくらいの金額になるのか?について、30歳男性が1,000万円の保険金額で加入し、最低保証である0.50%の利率で増加した場合の保険金額と解約返戻金額を以下の表にまとめておきますので参考にしてください。(パンフレット参照)

ついでに0.75%と1,00%の利率が付いた場合の保険金額と解約返戻金額も以下の推移表にまとめておきます。こちらもパンフレット参照です。

【積立利率0.50%での推移表】
・契約年齢:30歳(男性)
・払込期間:60歳満了
・保険金額:1,000万円
・保険金額と解約返戻金は万円未満を切り捨てて表示しています。

年齢払込保険料累計額保険金額解約返戻金
40歳3,105,600円1,000万円約208万円
50歳6,211,200円1,000万円約425万円
61歳9,316,800円1,000万円約935万円
70歳9,316,800円1,000万円約956万円

【同条件での積立利率0.75%での推移表】

年齢払込保険料累計額保険金額解約返戻金
40歳3,105,600円1,003万円約211万円
50歳6,211,200円1,015万円約439万円
61歳9,316,800円1,039万円約972万円
70歳9,316,800円1,062万円約1,016万円

【同条件での積立利率1.00%での推移表】

年齢払込保険料累計額保険金額解約返戻金
40歳3,105,600円1,007万円約215万円
50歳6,211,200円1,031万円約454万円
61歳9,316,800円1,080万円約1,011万円
70歳9,316,800円1,129万円約1,080万円

もし1.00%の積立利率で運用できた場合、保険金も解約返戻金も契約時の保険金を上回りますなります。この変動こそが積立利率変動型の魅力であり、上手く回った場合は他の終身保険よりも多くの利益を得ることが出来ます。

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ただし、最低保証ラインである0.50%がずっと続いた場合は他の終身保険の方がお得になります。将来もデフレが続くと予想する場合、積立利率固定型の終身保険に加入した方が良いでしょう。

積立利率が毎月見直されるので、市場金利の増加に素早く反応してくれる

この商品は積立利率が毎月見直されます。そのため、市場金利が上がった場合は月単位で利率が上がってくれるため、利益が無駄になることがありません。これはこの商品の大きな魅力の一つです。

同じ積立利率変動型の商品であるメットライフ生命「つづけトク終身」の場合は10年ごとに見直しのため、市場が好景気になってもすぐに反映してくれません。その点、毎月見直される&LIFEなら利率が上がるチャンスを逃さないのです。

もともと、積立利率変動型の終身保険を検討している人は将来大きなインフレになると予想している人が多いです。そのため、最低利率である0.50%のままでいくはずがないと読んでいるので、利率が毎月すぐに反映してくれる方がお得になるのです。

ただし、将来的にあまりインフレが起きないと予想する場合は、利率が変動しない「積立利率固定型」の終身保険を検討した方が良いかも知れません。

三大疾病時の保険料払込免除特約が付いている

&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)には「保険料払込免除特約」が付いています。この特約を付けることで、以下のいずれかに該当した時に以後の保険料の払込みが免除されます。(保障はそのまま続きます)

  • 特定疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)になった時
  • 特定障害状態になった時(日常生活で、活動の範囲が寝室内に限られている状態)
  • 約款所定の要介護状態が180日以上継続していることが医師によって診断確定されたとき

三大疾病時に保険料の払込みが免除されるこの特約は、がん家系の方や健康面で不安がある方にとってはかなりありがたいものになってくれる可能性があります。特約分の保険料はかかりますが、この特約は必要だと感じる人は少なくないと思います。

※ 現在の日本人の死亡原因の割合のうち、約2人に1人(54.2%)の方が三大疾病でなくなっています。

年金受取にすることも出来る

保険料の支払いが満了し、所定の条件を満たしている場合は、支払方法を死亡保障から「年金」か「介護年金」に変更することが可能になります。

一気に解約返戻金を貰わなくても構わない場合は年金での受取りを、要介護状態になった場合に備えたい場合は介護年金での受取りに変更しておくと良いでしょう。

  • 年金:死亡保障の全部または一部を年金受取りに出来る
  • 介護年金:約款所定の要介護状態になられた場合に、死亡保障の全部または一部を年金受取りに変更できる

非喫煙者割引があるため、該当する方は保険料が少しだけ安くなる

この保険は所定の条件を満たすことで「健康優良割引」が適用されます。健康優良割引は被保険者が健康であり、タバコを吸わず、自動車等の運転が優良などの条件をクリアすると保険料が少しだけ割引されるというものです。

割引は2段階に分かれており、タバコを吸わずに健康体であるならば保険料が少し割引され、優良運転者であればそこからさらに少しだけ割引されるようになっています。

しかしながら、保険料の割引率はかなり低く、一番良い割引をされても月々数百円程度しか安くなりません。他の保険の非喫煙者割引と比べるとだいぶ見劣りしてしまいます。

とはいえ、ほんの少しでも安くなることは事実です。健康状態に自信がある方は、保険加入の際は是非とも会社側に申し出て、審査を通して欲しいなと思います。

ほんの少ししかメリットを実感することは出来ないでしょうが、タバコを吸わず、安全運転を実践している方にとっては助かるオプションとなるでしょう。

デメリット部分

0.50%がずっと続いた場合、解約返戻率はかなり低い

もし仮に最低保証ラインである0.50%がずっと続いた場合、他の終身保険と比べると解約返戻率はかなり低くなります。そのため、保険料が高い割には解約返戻金で貰える額はあまり多くないという事態が起こります。

具体的には、30歳男性が60歳払済で1,000万円保障で契約した場合、満期直後の解約返戻率は
&LIFE 積立利率変動型終身保険:93.5%(61歳解約時)
オリックス生命の「ライズ」110.4%
このようになり、積立利率固定型のRISEの方が解約返戻率が高くなります。

もちろん市場金利が上昇することで利率が上がるため、解約返戻率も高くなる可能性は大いにあるのですが、もし市場金利があまり上がらなかった場合は他よりも返戻率は低くなることも考慮しなければいけません。

保険料が高い

他の保険と比べると保険料がかなり高くなっています。積立利率変動型の終身保険なので市場金利が上がった場合は多くの解約返戻金が貰えるので良いですが、もしも金利が上がらなかった場合はあまり恩恵を受けられず、他の終身保険の方が結果的に良かったということになりかねません。

申し込み前の注意点

支払った保険料全てに積立利率が付利されるわけではない

&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)は積立利率変動型の終身保険ですので、0.50%以上の利率がつく商品となります。

ただし、ここで注意しておきたいのが、これまでに支払った保険料の総額に利息が付くわけではないということです。

基本的には「積立利率とは、積立金(将来の保険金をお支払いするために保険料の中から積み立てている部分)に付利する利率」となっているので、保険会社の運営や人件費などの分を差し引いた金額に利率が付くことになっているのです。

支払保険料総額に年0.50%以上の利息が付くのであれば銀行に預けるよりもお得になるように思えますが、実際はそれよりもかなり少ない割合になるので、貯蓄の性質で考えると特別優れているということはありません。

現状ではつづけトク終身よりも&LIFEの方がお勧めかも

積立利率変動型の終身保険の加入を考えている方は、&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)とメットライフ生命「つづけトク終身」の二択で迷うこともあるかも知れません。

ですが、この2つは保険料は確かに似たような額になっていますが、保障内容は決定的に異なる部分がいくつかありますので、そこを突き詰めればどちらを選ぶのが良いのかが分かると思います。

それでは、2つの特徴を見てみましょう。

つづけトク終身&LIFE
最低保証利率0.60%0.50%
積立利率の
見直し
10年ごと毎月
保険金額固定変動
解約返戻金変動変動

この表を見ると、まず初めにつづけトク終身の最低保証利率の方が0.10%も高いということに気が付きます。これはつづけトク終身のメリットであり、もしも予想が外れてデフレが続いた場合でも&LIFEよりは多い利率で運用してくれているということになります。

ですが、積立利率変動型の終身保険を選ぶ理由として、やはりインフレ時の利率上昇に魅力を感じてという部分が多いでしょうから、将来インフレになった場合はどちらがお得になるのかで選んだ方が間違いがなくなります。

そういう観点で見た場合、&LIFEなら積立利率を毎月見直ししてくれるので上昇時の無駄がないですし、さらに保険金額も利率上昇に伴って増えてくれるので、つづけトク終身よりもメリット部分は多くなります。

そんな訳で、この2つのどちらかを選ぶのか迷った場合、&LIFE 積立利率変動型終身保険(低解約返戻金型)の方が個人的にはお勧めかなと思います。

保険料払込期間中は解約返戻金が70%に抑えられている

終身保険にはよくあるパターンですが、この保険でも保険料を少しでも安くするために保険料払込期間中の解約返戻金は従来の70%に設定されています。(これを「低解約返戻金型」と言います)

つまり60歳払済で契約した場合、60歳になる前に解約するとこちらが支払った保険料総額の70%しか返ってこないのです。

やむを得ず途中解約せざるを得ない状況になる可能性もあるかも知れませんが、基本的には満了まで解約せずにいきたいものですね。

管理人の最終評価

インフレに対応できる終身保険なので、将来のインフレを想定する場合に非常に役立ちます。積立利率の見直しも毎月行ってくれるため、利率が上昇した時の無駄がないため、似たタイプの保険であるメットライフ生命の「つづけトク終身」よりも個人的にはお勧めだと思っています。

しかしながら保険料がかなり高いのがネックですので、最初から死亡保障目当てで探すなら積立利率固定型の終身保険(オリックス生命の「ライズ」など)を選んだ方が良いでしょう。

【販売停止】
この商品は残念ながら販売を停止しています。終身保険をお探しの方はこちらのページをご覧ください。
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この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。

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