アクサダイレクト生命のがん保険「がん定期」のメリットとデメリット、申込み前の注意点など

男性の保険料（月額）：920円
女性の保険料（月額）：920円
（30歳、入院給付金1万円、がん先進医療特約付）

アクサダイレクト生命には「終身型」と「定期型」の2種類のがん保険があります。このページでは定期型の方を紹介していますので、短期間だけ医療保障が欲しいという方向けの商品となります。（終身型を知りたい方はこちらのページへどうぞ）

このがん定期はがん診断給付金が最初の1回のみ、先進医療給付金が500万円までしか出ないといったデメリット部分を持っているものの、保険料が他と比較にならないくらい安いため、とにかくリーズナブルな商品を求める方には是非ともチェックして欲しい商品となっています。

ただし、10年の更新ごとに保険料は高くなってしまうため、長期保障が欲しい方には向いていません。あくまで短期間のがん保障が欲しい方にお勧めの商品です。

押さえておきたい注目ポイント

アクサダイレクト生命のがん保険「がん定期」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

アクサダイレクトのがん定期の詳細

月払保険料の例
・保険（払込）期間：10年更新
・入院日額：1万円
・がん診断給付金：100万円
・がん先進医療特約付

※　上の表は2018年5月現在の保険料です。

管理人taka

保険料の安さは注目すべきものがあります。「がん診断給付金が1度だけ」という気になる点がありますが、それを考慮しても安いです。ただし、10年の更新ごとに保険料が高くなっていくことに注意してください。

保障内容

保障プラン（30歳加入時）

メリット部分

保険料が安すぎるのが最大の魅力

アクサダイレクトのがん定期は他のがん保険と比べるとビックリするくらい保険料が安いです。30歳男性が新規加入するのに、入院日額1万円、がん診断給付金100万円の条件で月々650円の保険料で契約できるがん保険は他にありません。この安さはこの保険の最大の魅力と言っていいでしょう。

また、がん先進医療給付金や手術給付金などの特約を付けることもできますが、それらを付けたとしても月々920円という保険料なので、安すぎる価格なのは間違いありません。

ただし、10年更新のたびに保険料が高くなる、がん診断給付金が初回の1回しか貰うことができない、がん先進医療特約が500万円限度という少なさ、がんになった時の保険料払込免除の特約がないなど、安さの原因となっている理由もしっかりと把握してから判断する必要があります。

特に10年更新のたびに保険料が安くなるのは長期保障としては致命的なので、この保険は短期間だけがん保障が欲しい方に向いている商品となります。

上皮内新生物を含む、全てのがんを保障

アクサダイレクトのがん定期では悪性のがんだけでなく、初期のがんである「上皮内新生物」に関しても保障の対象となっています。

しかも悪性新生物と同額の保障なので、ここも嬉しいポイントとなっています。

ただし、手術に関しては上皮内新生物は1回のみの保障となっているのが残念なところです。

ティーペック社の無料健康相談、セカンドオピニオン付き

アクサダイレクト生命の保険の中には、ティーペック社のメディカルコールサポート24（健康相談・メディカルコンサルテーション）が無料で受けられる商品がいくつもあります。

このがん定期もそのサポートの対象保険商品となっているため、契約後は健康や医療に関する電話相談を無料でやってもらえます。

これは小さい子供が家庭にいて病院にいく時間がないお母さんや、仕事が忙しくて病院にいけない人達にとってはかなりありがたいかと思われます。また、健康に不安があって相談相手が欲しいけど、病院だとお金が取られるのかなぁ・・と悩む方に最適なサービスとなっています。

メディカルコールサポート24は2種類のサービスで構成されていますので、状況に合わせて使い分けていくことが出来ます。

【24時間電話健康相談サービス】
・被保険者だけでなく、同居の家族も無料で利用可
・24時間365日、医師・保健師・看護師などの相談スタッフが電話で応えてくれる
・比較的軽い症状の時に利用するのがベスト（子供に熱がある、ストレスでまいっている、ケガの応急処置が知りたい、夜間・休日に診察してくれる病院を知りたいなど）

【メディカルコンサルテ―ション】
・被保険者のみ無料で利用可
・名医による相談サービス
・セカンドオピニオンを聞けたり、優秀専門臨床医を紹介してもらえる
・高度な医療が必要と言われた場合に使いたい

より詳しい情報が知りたい方はこちらの公式サイトへ
⇒メディカルコールサポート24 | アクサダイレクト生命保険

デメリット部分

10年更新なので、長期の保障には向かない

アクサダイレクトのがん定期は名前の通り定期型の保障で、10年ごとに更新という形を取っている商品となります。そのため、10年ごとに保険料が高くなっていきます。

初めは凄く安い保険料で契約できるのが大きな魅力なのですが、最終的には終身型の方が月々の保険料は安くなっていきますので、長期間の保障を視野に入れて契約を検討している方には向いていない商品となります。

その反面、短期間の保障であればアクサダイレクトのがん定期は他の商品とは比較にならない安さで契約できますので、子どもが成長するまでがん保障が欲しいという場合にはかなり向いている商品と言えます。

がん診断給付金が1度しか貰えない

「がん診断給付金」はがんと診断されたときに給付金（100万円、またはそれ以上）が貰えるという保障のことです。個人的にはこのがん診断給付金はがん保険の中でも特に大切だと感じており、この保障内容次第でがん保険のお勧め度が決まると言っても過言ではないほど重要視しています。

そんながん診断給付金ですが、普通の会社の保障では「2年に1回を限度に何回でもOK」「1年に1回を限度に通算5回まで」という風に、期間を置いてなら数回～無制限で利用できるという仕組みにしているところがほとんどとなっています。

ですが、アクサダイレクトのがん定期ではがん診断給付金は最初の1回のみしか貰うことができません。その後、2年経過してがんが再度発生した場合でも、2回目以降のがんでは給付金を貰うことができないのです。

残念ながらこの部分は大きなデメリットと言えるでしょう。

がん先進医療給付金が通算で500万円までしかない

他のがん保険の場合だと先進医療給付金は2,000万円限度が一般的なのですが、アクサダイレクトのがん定期は通算で500万円までしか保障されません。

がん治療として有名な先進医療の「陽子線治療」や「重粒子線治療」はそれぞれ治療費が300万円前後にまでいってしまい、しかも健康保険が適用されないので、先進医療給付金の存在はかなり助かるものとなります。

万が一を考えると、500万円限度というのはちょっと少ないかなという気がしてしまいますね。

管理人の最終評価

がん診断給付金が1回のみというデメリットがあるものの、この保険料の安さは注目すべきです。とにかくリーズナブルながん保険を探しているという方は、このアクサダイレクトのがん定期はチェックしておいて損はないと思います。

ただし、10年の更新ごとに保険料が高くなるため、長期保障が欲しい方には向いていません。終身がん保険を探している場合は、別の商品を探しましょう。（アクサダイレクトには終身型のがん保険もあります。⇒こちら）

この保険はあくまでも短期間だけがん保障が欲しい場合にお勧めの商品となります。

管理人taka

がん保険をお探しの方はこちらのがん保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

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