子供が生まれると学資保険を検討する方も多いですが、妻が契約者になった方が保険料が少し安くなって返戻率が少し高くなるため、「契約者を夫婦のどちらにするべきか?妻の方が良いのでは・・」という点で迷う方も少なくないかと思います。

これは結論を言ってしまいますが、収入が多い方が契約者になるのが良いかと思います。そのため、基本的に夫が働いていて、妻が専業主婦の場合は夫が契約者になるべきです。妻も働いていて、妻の方が収入が多い場合は妻が契約者になるのが良いでしょう。

何故そう選択すべきなのか?の理由については、当ページで簡単に解説していますので、学資保険を検討している方は是非とも見ていってください。比較的重要となる生命保険料控除との関係についても解説しています。

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それでは、いきます。

女性が契約者になった方が保険料が安くなり、返戻率が高くなる

学資保険は、基本的に男性(夫)が契約者になるより、女性(妻)が契約者になった方が保険料が安くなります。

その理由は、女性の方が男性よりも死亡率が低いということが挙げられます。死亡率が低いと保険料払込免除を適用させる確率も低くなるため、保険会社の負担が減るからです。女性の保険料を男性より少し安く設定しているのは、そのような理由からです。

また、保険料が安くなっても受けられる保障と学資金の額は変わりませんので、必然的に女性の方が返戻率は高くなります。学資保険のような貯蓄型保険において、返戻率の高さは選ぶ上での重要な要素となります。そのため、女性が契約した方がメリットが高いと感じる方もとても多いのです。

では、実際にどのくらい返戻率に差が出るのでしょうか?実際にフコク生命の「みらいのつばさ」(保険料払込期間:11歳)で見てみると、以下の表のような差があることが分かります。

  契約者が父親 契約者が母親
ステップ型 104.7% 104.9%
ジャンプ型 105.5% 105.7%

[※ 契約者30歳、子供0歳での返戻率です]

0.2%という少しの差ではありますが、女性が契約者になった方が返戻率は高いという結果になりました。これはどの学資保険でも同じような傾向となっています。

では、子供が生まれたら母親が契約者になった方がお得なのか?というと、そんなことはありません。むしろ、一般的な「父親が会社員で、母親が専業主婦(またはパート・アルバイト)」の場合は、父親が契約者になった方が保障的に無難なのです。

その理由についてはすぐ下の項で解説していますので、興味があればこのまま読み進めてみてください。

妻が専業主婦の場合、夫が契約者になった方が良い

母親が専業主婦(または低収入のパート・アルバイト)の場合は、基本的には稼ぎ頭である父親が契約者になった方が良いです。

これは学資保険の特徴とも言える「保険料払込免除」により、契約者に万が一のこと(死亡・高度障害)があった場合は、その後の保険料の払込が免除されるという保障が大きな魅力となっているのがその理由です。

しかも保険料の払込が免除されても、その後に貰える予定の学資金は問題なく受け取ることができるのです。

ここまでの解説ですでにお気付きの方もいるかと思いますが、もし母親が契約者になった場合、稼ぎ頭である父親が死亡したとしても、その後の保険料の払込は免除されないです。

理由は「母親が契約者」だからですね。父親が死んでも(または高度障害状態になっても)、契約上では何の変化もないからです・・。

結果として、稼ぎ頭が稼いでくれない状態になっているのに、保険料の払込が発生してしまうのです。こうなると経済的に厳しくなることは容易に予想できますので、せっかく契約した学資保険を解約する羽目になってしまう可能性が出てきてしまいます。

基本的には学資保険は加入してから数年で解約すると払い込んだ保険料よりも少ない金額しか返ってきませんので、損をしてしまう可能性があるのです。

確かに学資保険の払込満了までに夫に万が一がある可能性はとても低いのは間違いないですが、その万が一に備えるのが保険の本質でもありますので、個人的には妻を契約者にして少しだけ返戻率を高くするよりも、稼ぎ頭である夫を契約者にして満期までのしっかりした保障を得られる方が大切なのではないかと考えています。

そのような理由により、母親が専業主婦(または低収入のパート・アルバイト)の場合は、父親が契約者になった方が良いと言えるでしょう。

妻の方が収入が多い場合は女性を契約者にするべき

奥さんに収入がない(または少ない)場合は旦那さんが契約者になった方が良いということは先ほど説明しました。

では、奥さんと旦那さんの収入が同じくらい、または奥さんの方が収入が多い場合はどうでしょうか?

この場合は奥さんを契約者にしておくと良いかと思います。学資保険は男性よりも女性の方が保険料が少しだけ安く、返戻率が高くなっているため、女性を契約者にしておく方がお得だからです。

最近では女性が働き、男性が主夫になるケースも増えています。このケースの場合は迷うことなく女性が契約者になるべきですね。

ただし、妊娠~出産の間に仕事を休むなどして、会社での立場が危うくなるような可能性がある場合、もし夫が働いているなら夫が契約者になった方が無難と言えます。この辺は家庭ごとの判断となりますが、出来るだけリスクの少ない選択肢を取る方が良いかと個人的には考えています。

また、学資保険は契約者の年齢が高いほど返戻率が低くなる傾向にありますので、もし姉さん女房のご家庭で、収入が夫婦で同じくらいの場合は、各保険会社で返戻率をシュミレーションしてから決めることをお勧めします。

専業主婦が契約者になった場合、生命保険料控除は受けられるの?

専業主婦である妻が学資保険の契約者になった場合、生命保険料控除が受けられるのかどうか気になる方は多いと思います。

生命保険料控除が受けられれば税金面でかなりお得になるので、仮に受けられないのであれば妻が契約者になっても節税面でのメリットを享受できないことになってしまうので、ここは気になるところですよね。

これに関してですが、基本は所得税を払うほどの収入(年収103万円超)がある人が保険料を支払っている場合、生命保険料控除を受けることができるようになっています。

そのため、専業主婦の妻が契約者になった場合、保険料は夫が支払うようにすることで生命保険料控除を受けることができます。

また、妻にも収入はあるが夫より少ない場合は、やはり妻が保険料を支払うよりも収入が多い夫が支払い、夫が生命保険料控除を受けた方が節税的にお得になります(収入が高い方が所得税率も高いため)

契約者と保険料を支払う人は必ず同一でなければならないということはありませんので、専業主婦で収入がない(または少ない)妻を契約者にしたい場合でも、夫が保険料を支払うようにすれば生命保険料控除は受けられるということは覚えておくと良いでしょう。

基本的には専業主婦が契約者になることはお勧めしないが・・

ここまで解説してきてなんなのですが、そもそも専業主婦が契約者になるというのは、当ページで解説している「夫に万が一があった場合の保険料払込免除」が受けられなくなりますので、基本的にはお勧めしません。

ただし、夫の仕事が忙しく、どうしても手続き等で時間が取れないので妻を契約者にしたい・・などの場合で、夫に万が一の事があっても保険料払込免除が受けられないということを了承する場合のみ、専業主婦である妻が契約者になっても良いかと思います。

ですが、それ以外の場合は保障の充実を考慮し、夫が契約者になった方が無難と言えるでしょう。

【まとめ】基本的には収入が多い方が契約者になるべき

色々と解説してきましたが、結局のところは収入が多い方が契約者になった方が間違いないかと思います。

男性よりも女性の方が返戻率が高いのは事実ですが、金額にするとそれほど差があるわけではありません。契約者になれば「万が一の事が起きた場合の保険料払込免除」が適用されますので、男女関係なく収入が多い方が契約者になった方が保障的も経済的にも安定すると言えるでしょう。

そのため、基本的な「旦那が働いていて、妻は専業主婦」の家庭の場合、夫が契約者になった方が無難です。

また、夫婦の収入が同じくらいか、または妻の方が収入が上の場合は、妻が契約者でも良いかと思います。返戻率が高くなりますので。

ただし、妊娠~出産の間に仕事を長期で休むなどして、会社での立場が危うくなっていることもあるかと思います。その場合、現時点では妻の方が収入が多くても、今後は妻が会社を辞める可能性も出てくると思いますので、もし夫が働いているなら夫が契約者になった方が無難だと言えます。

管理人がお勧めする学資保険をご紹介

返戻率が高く、保障内容が良い学資保険を探している方に向けて、当サイトでは学資保険の比較・ランキングページを用意しています。

管理人がお勧めだと思うところを厳選して紹介していますので、良ければ参考にしてみてください。定期的に更新をしており、お勧め商品も必要に応じて入れ替えていますので、常に最新の情報を提供できているかと思います。

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