このページでは個人でも入れる登山(ハイキング)用の保険について、比較と考察を行っています。登山が趣味で頻繁に山登りするという方は、是非ともチェックしてみてください。
登山用の保険には2種類ある
登山にはアイゼンやピッケル等を使用するような本格的な山岳登坂と、気軽に山登りを楽しむハイキングの2種類があります。
そして登山用の保険もこの2種類に分かれているパターンが多いです。
このページでは普通の山登り(ハイキング)にお勧めの保険について解説しています。もし本格的な山岳登坂用の保険を探しているという方はこちらのページを見てください。
普通の登山(ハイキング)でのお勧め保険
普通の登山でお勧めとなる保険はモンベルと山岳共済会です。
⇒モンベルの山岳保険
⇒山岳共済会の「山岳遭難・捜索保険」
特に山岳共済会はお勧めだと思います。他にも三井住友VISAカードの「トレッキングコース」やYahoo!プレミアムの「山大好きプラン」もありますが、山岳共済会に比べると少し見劣りする感じです。
補償内容 | 山岳共済会 | モンベル | 三井住友VISAカード トレッキングコース | Yahoo!プレミアム 山大好きプラン |
---|---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 150万円 | 100万円 | 100万円 | 100万円 |
入院日額 | 2,000円 | 1,500円 | 1,000円 | 1,000円 |
手術保険金 | あり | あり | なし | なし |
通院日額 | なし | 1,000円 | 500円 | 500円 |
賠償責任 | 最高 1億円 | 最高 1億円 | なし | なし |
携行品損害 | なし | 10万円 | 10万円 | 10万円 |
救援者費用 | 300万円 | 500万円 | 100万円 | 100万円 |
保険料 | 年間 2,240円 | 年間 9,370円 | 月々 440円 | 月々 440円 |
備考 | 年会費1,000円が必要 | 上記以外にも「傷害医療費用」と「受託品賠責」が付いている | 三井住友VISAカードを持っていることが条件 | Yahoo!プレミアム会員であることが条件 |
公式サイト | 日本山岳協会 | モンベル | トレッキングコース | 山大好きプラン |
山岳共済会はケガの補償、個人賠償責任、救援者費用が付いており、補償額も悪くありません。携行品損害こそ付いていませんが、登山用の保険としては十分すぎるほどお勧めの内容となっています。
基本は山岳共済会の保険に入っておけば間違いないでしょう。
もし携行品損害や受託品賠責を求める場合はモンベルをお勧めします。モンベルには様々なコースが用意されているので、自分に合ったプランが見つかるかも知れません。
日帰り~1週間などの小旅行でのお勧め保険
たまにしか登山をしない場合としては、やはり短期の保険が金銭的にお勧めとなります。
これに関してはモンベルが頭一つ抜けるレベルで、au損保の国内旅行保険が同じくらいの良さを持っており、そしてドコモとソフトバンクのワンタイム保険がそこそこお勧めという感じになります。
補償内容 | モンベル | au損保 旅行の保険 国内旅行 | ドコモ 国内旅行保険 | ソフトバンク 国内旅行保険 |
---|---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 334.2万円 | 300万円 | 571万円 | 637万円 |
入院日額 | 4,000円 | 5,000円 | 4,500円 | 5,000円 |
手術保険金 | あり | あり | あり | あり |
通院日額 | なし | 1,000円 | なし | なし |
賠償責任 | 最高 1億円 | 最高 3,000万円 | 最高 2,000万円 | 最高 2,000万円 |
用品の損害 | 10万円 | なし | 10万円 | なし |
救援者費用等 | 300万円 | 100万円 | なし | なし |
備考 | モンベルポイントが付与される | auスマートフォンなら「auかんたん決済」が利用できる | ドコモユーザーしか加入できない | ソフトバンクユーザーしか加入できない |
保険料(3泊4日) | 500円 | 240円 | 400円 | 400円 |
公式サイト | モンベル | あうて「旅行の保険 国内旅行」 | NTTドコモ | ソフトバンクかんたん保険 |
個人的には基本はモンベルで問題ないかと思います。で、安さを求める場合はau損保が候補に挙がってきます。こちらも捨てがたい補償内容ですので、お好きな方で良いかと思います。
⇒モンベルの山岳保険
⇒【au損保】あうて「旅行の保険 国内旅行」
また、ドコモかソフトバンクを持っている方は、携帯から入れるワンタイム保険を利用するのもアリだと思います。ケータイ料金と一緒に支払いとなるし、携帯から簡単に加入できるため、自分だけでなく家族で登山する場合にもかなり役立つことになるからです。
ただし、ドコモもソフトバンクも、救援者費用の補償がないというパターンが多いので、万が一の遭難の補償を重要視する場合は他にした方が無難です。
やはり、万全を考えるなら結局モンベルかau損保という選択肢になってしまうかも知れません。ただ、ドコモとソフトバンクの「その場で楽々加入できる」というメリットは見逃せないものがありますが。
保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。
保険を探している方はこちらへどうぞ
スポンサーリンク