海外旅行保険をインターネットから加入しようとした場合、基本的に70歳以上の方は契約できない会社がとても多いです。

例外(au損保は74歳以下まで)もありますが、70歳以上は契約できなくなるところがかなり多いです。では、70歳以上の人は保険無しで海外旅行に行かなければいけないのでしょうか?

答えはNoです。ちゃんと加入できるところはあります。

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70歳以上の人は代理店から直接申し込めばOK

実はインターネットからは契約できなくても、保険代理店へ行って直接申し込めば70歳以上でも契約できるという会社はあるのです。

ただ、これは保険会社によって色々と仕組みが異なるので、まずは興味がある損保(または自宅近くの損保)へ直接問い合わせすることをお勧めします。代理店で70歳以上でも契約できるかどうかを確認し、それから行動した方が確実ですね。

ただし、69歳までのプランとは別となっている可能性もあり、保険料や保険金額も少し厳しめに設定されているはずです。治療での補償金額が低いのに保険料は高め・・という契約になることも十分考えられますので、保障内容のチェックはしっかりとやるようにしましょう。

内容に関わらず、70歳以上は保険に入っておくべき

ちなみに、70歳以上の方は海外旅行中の高額医療費用事故が若い方と比べると極端に高いため、海外旅行保険はほぼ必須で入っておいた方が良いと言えます。

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※ 出典:ジェイアイ傷害火災

ジェイアイ傷害火災の情報によると、保険金支払いが300万円以上の事故のうち、65歳以上のシニア層が約半数を占めていることがデータとして出ているのです。これでは保険無しで海外旅行に出かけるのはちょっと厳しいですね・・。

70歳以上の方は、やはり代理店経由で保険をチェックしておいた方が良いでしょう。

ネットから申し込めるところもあるが・・

数は非常に少ないですが、70歳以上でもインターネットから申し込める会社はあります。

ジェイアイ傷害火災保険の「t@biho(たびほ)」がそうなのですが、下の表を見てもらえれば分かる通り、70歳以降での申込みは保険料がかなり高くなっています。

年齢別での保険料の違い
・一人、ハワイ、5日間の旅行で試算
・最も安いタイプ(保険料節約プラン)

年齢保険料
18歳~49歳1,970円
50歳~59歳2,640円
60歳~69歳3,070円
70歳~79歳5,660円
80歳以上14,000円

80歳以上は14,000円となっています。これはかなりの高さですね・・。

ネットから申し込めるというのは確かに楽ではありますが、出来るなら代理店の保険料と比較してみて、安い方を選んだ方が経済的には良い方法と言えますね。(あまり値段に差が無ければネットからでも良いと思いますが)

クレジットカード付帯の海外旅行保険も活用しよう

クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、基本的に年齢制限がありません(旅行前に各カード会社に確認したほうが良いですが)。

そのため、70歳以上の方でも問題なく利用することができます。

クレジットカード付帯の保険には「何枚でも上乗せ可能」「万が一の際の緊急サービスも充実」などのメリットがあります。該当カードを持っているのであればそれに上乗せする形で一般の海外旅行保険に申し込めば保険料を抑えることも出来ます。

このようにクレジットカード付帯の海外旅行保険はかなりお役立ちなので、お手持ちのクレジットカードに付帯されているかどうか、または何枚付帯されているのか、今のうちにチェックしておいた方が良さそうですね。

ただし、クレジットカード付帯の海外旅行保険はメリットもありますが気を付けておくべき注意点もあります。

例を挙げると
・病気での死亡は補償対象外になる
・保障内容と保険金額の満足度は低い
・傷害死亡・後遺障害に関しては補償は合計されない

などのデメリットもありますので、これだけに頼るとちょっと危険かなと思います。やはり一般の海外旅行保険と併用して使うのが最もベストな使い道と言えるでしょう。

お勧めのカードはこちらで紹介していますので、良ければチェックしておいてください。
海外旅行保険付帯のクレジットカードはこれを選ぼう!最もお勧めなカードを選んでみました

お勧めの海外旅行保険をお探しの方へ

どの海外旅行保険に加入するか迷っている方に向けて、管理人が特にお勧めだと判断したものを紹介しているページを作りました。

保険選びの参考になると思いますので、どこを選ぶべきか悩んでいる方は良ければ見ていってください。
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保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

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