男性の保険料(月額):2,729円
女性の保険料(月額):2,779円
(30歳、入院日額5,000円、終身払、先進医療特約付き)
アクサ生命の引受基準緩和型医療保険で、持病がある方や、過去に入院・手術経験がある方でも入りやすくなっています。
保険料は通常の医療保険と比べると高めに設定されていますが、引受基準緩和型の中では安い方です。
ただ、入院日数の延長保障がないため、長期入院に対応できないのが痛いです。この保険を検討する方は、その点も考慮して判断すると良いでしょう。
押さえておきたい注目ポイント
アクサの「一生保障」の医療保険 OKメディカルの大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。
- 持病がある方でも入りやすい
- 引受基準緩和型の中では保険料は安め
- ティーペック社の健康サービスが無料で利用できる
【デメリット・注意点】
- 通常の医療保険と比べると保険料が高め
- 入院時の支払日数延長がない
- 通院保障が付いていない
- 加入のための条件がある
- 加入後1年以内は保険金の支払いが50%になる
以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。
OKメディカルの詳細
月払保険料の例
・保険(払込)期間:終身払
・入院保険日額:5,000円
・先進医療特約付き
契約年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 2,194円 | 2,369円 |
30歳 | 2,729円 | 2,779円 |
40歳 | 3,509円 | 3,199円 |
50歳 | 4,514円 | 4,219円 |
※ 上の表は2018年6月現在の保険料です。
引受基準緩和型のため、通常の医療保険よりも保険料は高くなっています。
保障内容
項目 | 内容 |
---|---|
種類 | 【引受基準緩和型医療保険】 ・病気やケガで入院したとき、約款所定の手術を受けたときなどに保険金が支払われる ・他の医療保険と比べ、保険料が割増されている |
契約可能年齢 | 20歳~75歳 |
入院日額 | 5,000円、10,000円 |
入院した場合の支払い日数制限 | 通常:1入院60日、通算1,095日まで保障 |
保険期間と 保険料払込期間 | 保険期間:終身 保険料払込期間:10年・15年・20年・55歳・60歳・65歳・70歳・75歳・終身 |
特約 | 【限定告知型先進医療給付特約】 ・先進医療による療養を受けたとき、技術料と同額が保障される(1回1,000万円限度、通算2,000万円まで) ・1回の療養につき、15万円の給付金が受け取れる |
【限定告知型終身保険特約】 ・不慮の事故での死亡に保険金が支払われる(支払削減期間なし) ・不慮の事故以外での死亡に保険金が支払われる(契約から1年以内は50%) | |
【指定代理請求特約】 受取人に代わって、指定代理請求人が保険金などを請求できる特約 | |
払込回数 | 月払、半年払、年払 (支払いはまとめた方が少しお得に) |
払込方法 | 口座振替 |
注意事項 | 契約日からその日を含めて1年以内(支払削減期間)に病気やケガなどの支払事由に該当した場合には、給付金などのお支払額は50%に削減される |
非喫煙者割引 | なし |
資料請求、 申込み | アクサ生命公式サイトよりお願いします ⇒持病がある方もOKな保険|アクサ生命保険株式会社 |
保障プラン(30歳男性、入院日額5,000円)
項目 | 基本プラン | 終身保険特約付き |
---|---|---|
【保険料】 | 2,729円 | 4,773円 |
【主契約】 疾病入院給付金 災害入院給付金 | 1日につき 5,000円 | 1日につき 5,000円 |
【主契約】 手術給付金 | 1回につき 入院中:5万円 外来:2.5万円 | 1回につき 入院中:5万円 外来:2.5万円 |
【主契約】 死亡保険金 (1年に1回を限度に何回でもOK) | 入院給付金日額×10 (終身払の場合、死亡保険金は無し) | |
【特約】 限定告知型 先進医療給付特約 | 技術料相当額(自己負担額) (1回の療養につき1,000万円限度、通算2,000万円限度) | |
【特約】 限定告知型 終身保険特約 | ‐ | 100万円 |
注意点 | 契約から1年以内は給付金額は50%に削減されます。 |
メリット部分
持病がある方でも入りやすい
アクサの「一生保障」の医療保険 OKメディカルは引受基準緩和型の医療保険のため、一般的な医療保険では加入することができない「持病のある方」でも加入できる可能性を持っています。さらに過去に入院・手術をされた方でも加入しやすい医療保険となっています。
契約後は、契約前から持っていた持病の再発による入院・手術も保障してくれるので、持病を持っている方にはかなりありがたいと言えるでしょう。
ただし、どの引受基準緩和型保険でもそうなのですが、一般的な医療保険よりも保険料が高かったり、加入のためにクリアすべき条件などがあったりします。それらはデメリット部分でも解説していますが、持病を持った方でも誰でも入れるという訳ではなく、しかも保険料が経済的に圧迫しやすい保険であるということは覚えておいてください。
引受基準緩和型の中では保険料は安め
アクサ生命のOKメディカルは引受基準緩和型の医療保険の中では保険料は比較的安めに設定されています。少しでもリーズナブルな保険料で加入したい場合、OKメディカルは候補にあがるとなるでしょう。
ただし、OKメディカルは3大疾病や7大生活習慣病での入院時の支払限度日数の延長がないです。保険料が安いということはその分のしわ寄せは当然保障内容に現れるものですが、長期入院に備えられない仕組みになってしまっているのはちょっといただけません。
ティーペック社の健康サービスが無料で利用できる
アクサ生命のOKメディカルに加入すると、ティーペック社のメディカルアシスタンスサービスを無料で利用できるようになります。
ティーペック社は電話による健康相談を専門とした会社です。医者・保健師・助産師・正看護師・心理カウンセラー・管理栄養士などキャリアのある相談員を数多く用意しており、健康面に関する疑問を解決してくれるようなサービスを展開しています。
このティーペックのサービスは個人で入ろうとすると年間で10万円以上もかかってしまうくらいの高額なサービスなのですが、それが無料で受けられるのはかなり嬉しい特典と言えます。
この保険を検討しているということはすでに何らかの持病を抱えているか、入院経験があるということなので、このような健康相談サービスが利用できるのはかなり心強いのではないでしょうか。この点はメリット部分と言っていいでしょう。
具体的には以下のサービスが受けられます。
- メディカルコンサルテーション:セカンドオピニオン、優秀専門臨床医の紹介
- 糖尿病サポートサービス:糖尿病に関する相談
- 24時間電話健康相談サービス:健康について、医師・看護師・保健師などに24時間365日相談できる
デメリット部分
通常の医療保険と比べると保険料が高め
OKメディカルは引受基準緩和型の中では安めの保険料をしていますが、一般的な医療保険と比べると保険料は割高になっています。そのため、家計の状況によっては経済的に圧迫されるという事態に陥る可能性があります。
この保険を検討する場合、そこまで高い保険料を出してまで加入するべきか・・という点が一番の悩みどころとなるでしょう。
入院時の支払日数延長がない
他の医療保険(引受基準緩和型を含む)では3大疾病の入院は支払日数が無制限になったり、7大生活習慣病での入院は支払日数が延長されたりするものが多いです。
ですが、OKメディカルでは入院時の支払日数延長がありません。これは特約でも用意されていません。
個人的には、医療保険は長期入院に備えられるものこそ重要と考えています。持病のある方ならなおさら長期入院には対応して欲しいところですよね。
せっかく高めの保険料を出しているのに、短期の入院しか備えられないのはかなりのマイナスポイントだと言えるでしょう。
通院保障が付いていない
OKメディカルでは基本保障にも特約にも通院に関する保障が付いていません。
最近は医療が発達したために入院日数が減っている傾向にあり、逆に通院日数が増えてきているのが現状です。今後はその傾向がさらに強まるだろうと予測されるので、通院保障が付いていないのはデメリット部分だと判断できます。
通院保障がなくても保険料が安ければ納得いくのですが、付いてなくてこの保険料の高さはちょっと痛いですね・・。
加入のための条件がある
OKメディカルは持病がある人、過去に入院・手術経験がある方でも入れる可能性がある「引受基準緩和型医療保険」のため、加入のためには一定の条件をクリアする必要があります。
一定の条件(告知事項)は4つあり、これらの質問に全て「いいえ」であれば申し込むことができるようになっています。
- 過去2年以内に、病気やけがで入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか?
- 過去5年以内に、ガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含みます)および上皮内新生物(上皮内ガン)で入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか?
- 現在、ガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含みます)および上皮内新生物(上皮内ガン)・慢性肝炎・肝硬変で、医師の診察、検査、治療、投薬を受けていますか?
- 最近3か月以内に、医師の診察または検査により入院または手術をすすめられたことがありますか?
基本的には、上記4つの条件を全てクリアしないと申し込むことができません。持病をかかえている方にとっては、思っているほどハードルは低くないのかも知れません。
加入後1年以内は保険金の支払いが50%になる
OKメディカルは契約日からその日を含めて1年以内に病気やケガをして入院などをした場合、給付金・一時金・保険金の支払額が50%に削減されるという仕組みになっています。
これは引受基準緩和型医療保険には決まり事にようになっている注意点ではありますが、持病がある人はいつ病気が重くなって入院するか分からない場合も多いため、加入後1年以内は保険金が半額になってしまうというのはかなり残念なところと言えます。
管理人の最終評価
引受基準緩和型医療保険の中では保険料が比較的安めに設定されていますが、入院日数の延長が付いていないのがかなり痛いです。
個人的には医療保険は長期入院に備えられるものこそ重要と考えています。持病を抱えている方の医療保険選びならなおさらです。その価値観で判断するとこの保険はちょっと微妙な感じになってしまいます。
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持病がある方もOKな保険|アクサ生命保険株式会社
この記事を書いた人
- taka
- 当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。
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