男性の保険料(月額):4,622円
女性の保険料(月額):4,832円
(30歳、保険金額500万円、保険期間15年)

2016年3月に発売された定期保険です。通常の定期保険とは異なり、3年ごとに生存給付金が貰える、三大疾病で所定の状態になった場合でも保険金が受け取れて、以後の保険料も免除されるなど、他にはない特色を前面に出しています。

ただし、基本的に掛け捨てであり、他の定期保険と比べて保険料がだいぶ高いという一面もあります。色々な給付金が用意されているという華やかな一面に捉われず、総合的に判断する必要がある保険と言えるでしょう。

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押さえておきたい注目ポイント

第一生命の定期保険「なないろSkip」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

生存給付金を考慮しても、普通の定期保険よりも保険料がかなり高い
三大疾病時と要介護状態時に死亡保障並みの大きな金額が貰える
ただし、三大疾病保険金の条件はなかなか厳しめ
突き詰めれば掛け捨ての保険

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

なないろSkipの詳細

男性の月払保険料の例
・保険(払込)期間:15年
・保険金額:500万円、1,000万円

契約年齢 500万円 1,000万円
20歳 3,795円 5,255円
30歳 4,622円 6,967円
40歳 7,105円 12,055円

女性の月払保険料の例
・保険(払込)期間:15年
・保険金額:500万円、1,000万円

契約年齢 500万円 1,000万円
20歳 3,805円 5,295円
30歳 4,832円 7,422円
40歳 6,889円 11,669円

※ 上の表は2016年3月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

色々な給付金を用意してくれているので一見すると魅力的なのですが、普通の定期保険と比べると保険料がかなり高いです。

保障内容

項目 内容
種類 【生存給付金付定期保険】
・期間内に死亡、または高度障害状態になった場合に保険金が支払われる
・3年ごとに生存給付金が支払われる
契約可能年齢 6~50歳
保険金額 500万円、1,000万円
保険期間
(保険料払込期間)
15年満了(更新は1回のみ)
主な特約 【特定状態保障定期保険特約】
アシストセブン。死亡時、所定の要介護状態、または3大疾病で所定の状態になったときに保険金が支払われる
【特定状態保障定期保険特約】
アシストセブンプラス。死亡時、または所定の状態になったときに保険金が支払われる
【保険料払込免除特約】
3大疾病で所定の状態になったとき、以後の保険料の払込みが免除される
【その他の特約】
・災害割増特約D
・傷害特約D
・特定損傷特約D
・入院一時給付特約D
・新総合医療特約D
・8大生活習慣病入院特約D
・女性特定疾病入院特約D
・無配当女性特定治療特約
・指定代理請求特約
払込回数 月払い
払込方法 口座振替
保険料の
払込免除
あり
非喫煙者割引 なし
資料請求、
申込み
第一生命公式サイトよりお願いします
なないろスキップ|保険商品|第一生命保険株式会社

なないろSkipについての考察

なないろSkipとは

3年ごとに生存給付金が貰え、さらに三大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)・要介護状態・所定の寝台状態になると高額な給付金が貰える上に以後の保険料の払込が免除になるという定期保険です。

保障内容の詳細については公式サイトのPDFをご覧ください。
「なないろSkip」の発売について(PDF)

このページではなないろSkipの細かい詳細は公式サイトのPDFに任せることにして、この保険が使えるかどうかについて言及していきたいと思います。

生存給付金を考慮しても、普通の定期保険よりも保険料がかなり高い

いきなりですが、なないろSkipは月々の保険料がかなり高いです。「え、3年ごとの生存給付金が貰えるから、多少高くてもお得なんじゃないの?」と思う方もいるかも知れませんが、それは間違いです。

他の定期保険と比較してみるとすぐに分かります。ここではオリックス生命「ブリッジ」と比べてみることにします。

ちなみにブリッジは定期保険の中では保険料は特に安い方ではなく、むしろ高い部類に入ります。

【30歳男性が保険金額500万円、15年満期で加入した場合】

ブリッジの月払保険料:851円
なないろSkipの月払保険料:4,622円

この時点ではなないろSkipが圧倒的に高いですが、生存給付金が貰えるので実質的な保険料はもう少し安くなります。ではでは、なないろSkipの払込保険料総額から生存給付金を引いてみて、そこから実質の月払保険料の金額を計算してみましょう。

  • ① 15年間の払込保険料総額:83万1,960円
  • ② 生存給付金の受取総額:42万円
  • ①-②=41万1,960円(これが実質的に支払った保険料の総額)
  • 月々の保険料に換算:41万1,960円÷15年間÷12ヶ月=約2,289円

つまり、実質的には

ブリッジの月払保険料:851円
なないろSkipの月払保険料:2,289円

となります。多少は安くなりましたが、通常の定期保険に比べるとかなり高いということが分かります。

つまり同じ500万円の死亡保障にも関わらず、なないろSkipの方が2.7倍も多く保険料を払わなくてはいけなくなります。しかもオリックス生命のブリッジは定期保険の中でも保険料は高い方なので、他の安い定期保険と比べるとその差はもっと広がります。

「3年ごとにもらえる生存給付金」という華やかな表看板に捉われない見方をすると、このような結果になってしまうのです。

三大疾病時の保障がいるかどうかで考えるのがベスト

では、なないろSkipは駄目なのか?というと、そんなこともありません。保険料を高くした分、三大疾病時の所定の状態になると給付金(400万円)が出るようになり、さらに以後の保険料の払込が免除されるようになっているのです。また、要介護状態・身体障害状態になった時も同様に保障されます。

つまり、なないろSkipとは「通常の定期保険に三大疾病時(+要介護状態など)の保障が加わった保険」と見た方が良いのです。そのため、病気の中でも特に厄介な三大疾病時の保障がいるかどうかでこの保険を検討するのがベストとなります。

三大疾病時の保障のメリットとデメリット

三大疾病時の保障の魅力としては、給付金が1回のみですが400万円(保険金500万円の場合)も貰えることと、以後の保険料の払込が免除になるということです。

給付金が1回だけとはいえ、400万円というのはなかなかの金額です。死亡保障の500万円にかなり近い額が貰えるのです。がん保険でも50万円~100万円くらいしか貰えないので、この金額は確かに魅力的です(がん保険は再発時も複数回もらえますが)。

しかも保険料払込免除に関しては、更新後の15年間分も免除されますので、通算で30年間の保障が確保されることになります。

ただし、400万円を貰うための「3大疾病の所定の状態」の条件が結構厳しいのが厄介な点です。がんに関しては悪性新生物に限定されます。そして急性心筋梗塞は60日以上の労働制限、脳卒中の場合は60日以上後遺症が継続とあるので、通常よりもかなり条件が厳しくなっています。

他の医療保険などだと入院を開始すれば給付金が貰えるものもありますので、このいわゆる「60日ルール」はかなりネックになるかと思います。ここで400万円が貰えるかどうかが分かれるので、もし加入を検討する際は60日ルールはしっかりと考慮したうえで決めることをお勧めします。

ちなみにがんが上皮内新生物だった場合、そして急性心筋梗塞・脳卒中は入院だけだと100万円しかもらえません。

また、もし条件を満たして400万円を貰った場合は、死亡保障は100万円しか貰えなくなるという点も忘れずに考慮する必要があります。

掛け捨てでも払う価値があると思うなら入っても良いかも

そんな訳で三大疾病時の保障の中身を見てきたわけですが、これに一般的な定期保険との差額分の価値を感じるのであれば加入を検討しても良いかと思います。

ブリッジの月払保険料:851円
なないろSkipの月払保険料:2,289円
差額:1,438円←この金額に三大疾病保障(+要介護状態の保障)の価値があるかどうか

ただし、基本的に掛け捨てであることは忘れてはいけません(「生存給付金が貰えるから掛け捨てじゃないよ!」という人はこのページのもう少し前を読み返してみてください)。掛け捨ての保険に対して、ここまで高い保険料を払うべきかどうか?は人それぞれの判断になるでしょう。

また、15年満期で1回しか更新できないので、もし20歳からはいると50歳までしか継続できないことになります。出来れば60歳(または65歳)まで継続したいという方もいると思いますので、その点もこの保険を選びにくいところとなっています。

管理人の最終評価

私の個人的な意見としては、この保険に入るのであれば定期保険よりもさらに安い収入保障保険に入り、余裕があれば終身保険かガン保険を併用して入るだろうと思います。

なないろSkipは色々と魅力的なところも多いのですが、三大疾病の支払い条件がイマイチと感じてしまうし、何よりも500万円の死亡保障でここまで高い保険料を掛け捨てで払う必要性をあまり感じないですね。

管理人taka管理人taka

定期保険をお探しの方はこちらの定期死亡保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

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