男性の保険料(月額):2,610円
女性の保険料(月額):2,790円
(30歳、入院日額5,000円、終身払、先進医療保障あり)

メディケア生命が提供する限定告知型の医療保険です。

告知事項が3つなので持病を持っている方でも加入しやすいというメリットに加え、2018年11月の商品改定で保険料がかなり安くなっており、利用できる特約も増えています。

1年目から全額保障してくれるという大きな魅力も持っているため、緩和型の医療保険を探している方はチェックしておいて損のない商品ではないかと思います。

押さえておきたい注目ポイント

メディケア生命の「メディフィットRe(リリーフ)」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

【メリット】

  • 以前に比べると保険料がかなり安くなった
  • 1年目から全額保障してくれる
  • 1入院の給付限度に120日型を新設
  • 持病があっても入りやすく、さらに限定告知型なので他よりも告知事項が少ない
  • 3大疾病による入院は支払日数無制限にすることもできる

【デメリット・注意点】

  • 通常の医療保険と比べると保険料が高い
  • 通院保障、がん診断一時金などの役立つ特約が用意されていない
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以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

メディフィットRe(リリーフ)の詳細

月払保険料の例
・保険(払込)期間:終身払
・入院保険日額:5,000円
・先進医療保障あり

契約年齢男性女性
30歳2,610円2,790円
40歳3,100円3,025円
50歳3,840円3,590円
60歳4,905円4,505円

※ 上の表は2018年11月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

以前は高い保険料でしたが、2018年11月の商品改定で保険料はかなり安くなりました。

保障内容

項目内容
種類【引受基準緩和型医療保険】
・病気やケガで入院したとき、約款所定の手術を受けたときなどに保険金が支払われる
・他の医療保険と比べ、保険料が割増されている
契約可能年齢20歳~85歳
入院日額3,000円、5,000円、10,000円
入院した場合の支払い日数制限1入院60日、120日
通算1,000日まで保障
保険期間と
保険料払込期間
保険期間:終身
保険料払込期間:終身、有期(60歳・65歳・80歳まで)
主契約【疾病・災害入院給付金】
・病気やケガにより入院されたときに給付金が支払われる
・がんによる入院は支払日数無制限
【手術給付金】
病気・ケガにより手術を受けられたときに保障される
(2つのタイプから選べる)
【放射線治療給付金】
病気・ケガにより放射線治療を受けられたときに給付金が支払われる
(60日に1回限度)
【骨髄移植給付金】
病気により骨髄移植術を受けられたときに給付金が支払われる
特約【限定告知型先進医療特約】
・先進医療による療養を受けられたとき、技術料相当額が支払われる
・先進医療による療養を受けられたとき、一時金5万円を受け取れる
(通算2,000万円まで)
(加入1年目はお支払金額が半額になる)
【限定告知型入院一時給付特約】
入院したとき、一時金を受け取れる
【限定告知型終身保険特約】
死亡したとき、死亡保険金を受け取れる
【3大疾病入院無制限給付特則】
・7大生活習慣病による入院は1回の入院のお支払限度を60日延長
・3大疾病による入院は支払日数無制限になる
払込回数月払・半年払・年払
払込方法・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
不慮の事故による傷害を直接の原因として、所定の高度障害状態となられたとき、または不慮の事故による傷害を直接の原因として、その事故の日から180日以内に所定の障害状態になられたとき、以後の保険料のお払込みが免除される
注意事項契約日から1年以内は、給付金額などが半額になる
(限定告知型先進医療特約のみ。それ以外は1年目から全額保障)
非喫煙者割引なし
公式サイトメディケア生命公式サイトよりお願いします
限定告知型医療終身保険ならメディフィットRe|メディケア生命保険

保障プラン(30歳男性、入院日額5,000円)

項目おすすめプラン
【保険料】2,610円
【主契約】
入院給付金
1日につき5,000円
【主契約】
手術給付金
1回につき
入院中:5万円
外来:2.5万円
(放射線治療、骨髄移植術:1回につき5万円)
【特約】
先進医療給付金
・先進医療にかかる技術料相当額
・先進医療一時給付金5万円
(通算2,000万円限度)
(加入1年目はお支払金額が半額になる)

メリット部分

以前に比べると保険料がかなり安くなった

メディケア生命のメディフィットRe(リリーフ)は以前はかなり保険料が高かったですが、2018年11月の商品改定により、かなり保険料が安くなりました。

引受基準が緩和されている医療保険の中ではトップクラスの安さになりましたので、緩和型に興味がある方はチェックしておいても良いのではないかと思います。

ただし、通常の医療保険と比べるとやはり少し高めの保険料となっていますので、その点は理解した上で加入を検討してみてください。

1年目から全額保障してくれる

引受基準が緩和されている保険商品は、基本的に加入後1年間は給付金・一時金・保険金の支払額が50%に削減されるという仕組みになっています。

ですが、メディフィットReに関しては2018年11月の改定でこの規約を撤廃しており、加入後1年目から全額保障してくれるようになったのです。他の緩和型医療保険ではまだまだ50%削減が多いのが現状なので、この点は大きなメリットとなっているかと思います。

ただし、先進医療特約だけは加入後1年間は50%削減が適用されてしまう点は注意しておいてください。

1入院の給付限度に120日型を新設

通常の引受基準緩和型医療保険では1入院の給付限度日数が60日しか用意されていないところがほとんどですが、この保険では120日型も選択することができるようになっています。

もちろん120日型にすることで支払う保険料は高くなってしまいますが、医療保険は長期入院に備えられてこそ真価を発揮するという考えもありますので、余裕がある方は検討してみても良いのではないかと思います。

持病があっても入りやすく、さらに限定告知型なので他よりも告知事項が少ない

メディケア生命のメディフィットRe(リリーフ)は持病がある方でも3つの条件をクリアすれば加入できるようになっています。ただし、その代わりに一般的な医療保険と比べると保険料が割高に設定されています。

3つの条件は以下になります。これら全ての告知項目に全て「いいえ」で答えられた方だけが申込みができることになっています。

  1. 最近3か月以内に、医師に入院・手術・先進医療を勧められたことがありますか。
  2. 過去2年以内に、入院をしたことまたは手術を受けたことがありますか。(現在、入院中である場合を含みます。)
  3. 過去5年以内に、がん・肝硬変・慢性肝炎で、医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがありますか。

他の引受基準緩和型の医療保険では条件が4つ以上用意されているところもありますが、メディフィットリリーフは限定告知型ということもあり、告知項目が3つに抑えられています。そのため、他の引受基準緩和型よりも加入しやすいというメリットを持っています。

しかも保険料もかなり同ジャンルの商品と比べると安めに抑えられています。告知項目が少ないのに保険料が安いというのはかなり魅力的なポイントと言えるのではないでしょうか。

また、2018年11月の商品改定により、「過去2年以内に軽微な原因による入院・手術を行った場合でもお申込みを可能とする」という内容が加わりましたので、以前よりもさらに加入しやすくなったのが嬉しいところです。

もしも他の医療保険で加入を断られた場合、一度メディフィットリリースの告知項目をチェックしてみると良いでしょう。もしかしたらこちらなら加入できるかも知れませんので。

3大疾病による入院は支払日数無制限にすることもできる

メディフィットリリーフでは1入院で60日(または120日)までの保障となっていますが、3大疾病入院無制限給付特則を付けることで3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)での入院は支払日数が無制限になります。

がんをはじめとする3大疾病は深刻なものになると長期の入院を余儀なくされる場合もありますので、入院日数の無制限が付けられるのはかなりありがたいと言えます。

また、この特則を付けることで7大疾病(がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧性疾患、腎疾患、肝疾患)による入院の支払限度を60日延長してくれるようになります。3大疾病以外でも入院日数が伸びてくれるのはかなりありがたいですね。

デメリット部分

通常の医療保険と比べると保険料が高い

メディフィットリリーフは持病がある方でも条件を満たせば加入できるように引受基準を緩和している医療保険のため、通常の医療保険よりも保険料が割高になっています。

他の引受基準緩和型の医療保険と比べると安い部類ではありますが、一般の医療保険と比べると少し高くなりますので、加入の際はその点を考慮して検討してもらえればと思います。

通院保障、がん診断一時金などの役立つ特約が用意されていない

メディフィットリリーフは基本的に入院と手術の保障がメインであり、特約としてがん診断一時金などは用意されていません。

個人的には通院保障とがん診断一時金の保障も特約として用意しておいて欲しかったのですが、この商品はそれらの特約は用意されていません。

これはかなり残念なことです。最近は昔よりも入院日数が少なくなり、通院治療が増えているのが現状なので、通院保障を付けておきたい人も多いはずです。また、がんと診断された場合にまとまった給付金が貰える「がん診断一時金」は医療保険・がん保険の中でも特に重要な保障だと思っていますので、これが用意されていないのもかなり痛いです。

持病を持っている方でも入れる保険なので、一般的な医療保険よりも保障内容は物足りなくなるのは確かにしょうがないところはではあるのですが、さすがにもう少し保障を用意しておいてくれても良かったのでは・・と思ってしまいますね。

管理人の最終評価

同じ引受基準緩和型の医療保険よりも告知項目を少なくしているのに保険料は安めに設定されているため、引受基準緩和型の中ではかなりお勧めと言えます。

持病を持っている方で医療保険を検討する場合は、積極的にチェックしておくべき商品だと思います。

公式サイトはこちら
持病がある方向けの医療保険メディフィットRe 特徴 | メディケア生命保険

この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。

保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

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