楽天生命ロングは2018年3月31日(土)をもって新規契約のお申込み受付を終了しています。医療保険を探している方は別の商品を検討してください。
お勧めの医療保険はこちらのページで紹介しています。
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男性の保険料(月額):795円
女性の保険料(月額):800円
(30歳、入院日額5,000円、終身払)
他の医療保険とは違い、「61日目以降の長期入院」に焦点を当てている医療保険です。他の医療保険と組み合わせることでさらに力を発揮しますが、この保険だけでも十分な魅力を持っています。
短期保険には対応していないという性質上、保険料がとても安くなっているのも注目ポイント。長期入院に備えたい方は検討する価値のある保険です。
押さえておきたい注目ポイント
楽天生命の医療保険「楽天生命ロング」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。
■他の医療保険と併用することで短期と長期の入院両方に備えられる
■61日以上の「継続入院」が条件なのがやはり厳しいか
■終身払いしかない
以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。
楽天生命ロングの詳細
月払保険料の例
・保険(払込)期間:終身払
・入院保険日額:5,000円
契約年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳 | 575円 | 580円 |
30歳 | 795円 | 800円 |
40歳 | 1,135円 | 1,150円 |
50歳 | 1,670円 | 1,740円 |
※ 上の表は2016年3月現在の保険料です。
61日目の入院から保障されるという特殊な内容のため、保険料はかなり低く設定されています。
保障内容
項目 | 内容 |
---|---|
契約可能年齢 | 20歳~79歳 |
入院日額 | 5,000円~15,000円(1,000円単位) |
入院した場合の支払い日数制限 | 継続61日目から1,095日まで保障 (1回の入院、通算ともに1,095日まで) |
保険期間と 保険料払込期間 | 保険期間:終身 保険料払込期間:終身払 |
特約 | 指定代理請求特約 |
払込回数 | 月払 |
払込方法 | ・口座振替 ・クレジットカード払 |
保険料の 払込免除 | 記載なし |
非喫煙者割引 | なし |
資料請求、 申込み | 楽天生命公式サイトよりお願いします 楽天の保険: 楽天生命の医療保険「楽天生命ロング」のご案内 |
メリット部分
安い保険料で長期入院に備えられる数少ない保険
楽天生命ロングは「長期入院のみに備えることができる医療保険」です。とてもシンプルな保障内容ですね。
具体的には60日までの入院は保障しませんが、61日目から1,095日目まで保障しますよという内容となっています。そして保険料は30歳男性で795円という安さです。これは医療保険の中でも群を抜いて安いです。
保険料が安い理由はうすうすお気付きかと思いますが、60日以内で退院した場合は一切保障されないからです。そして61日目から保障されるものの、「継続して61日の入院」が条件なので、途中で退院した場合は日数がカウントされません(転院の場合は次の日までに入院を開始すればOK)。
また、最近では入院のほとんどが60日以内で退院するというデータもあり、61日以上入院する人はほんの一握りしかいないというのが現状です。
しかし、保険金を受け取る可能性が低いからこそ、ここまで保険料が安くなっているのです。そして保険とはそもそも万が一の場合の保障を得るのが目的のため、この保険はそういう意味では理に適っていると言えます。
短期の入院であれば、私たち皆が入っている健康保険で十分対応が可能です。もちろん状況によっては違う場合も出てきますが、短期入院を想定するなら医療保険に入る必要性はかなり低いと感じられます。しかし万が一長期入院するとなると仕事も休まねばならず、場合によっては退職せざるを得ない場合も出てきます。
収入源が無い中、いくら健康保険(そして高額医療費制度)があるかと言っても何ヶ月も入院費を払い続けるのは経済的にかなりのダメージとなります。この長期入院の驚異に備えられるのが楽天生命ロングなのです。
確かに60日以上の長期入院になる可能性はとても低いのが現状です。普通の医療保険くらいの保険料だったら入る必要性は全くないと言えます。
ですが、この保険はとても保険料が安く、家計を圧迫する心配はほぼいりません。加入することによる経済的ダメージが他の医療保険よりも少ないです。
そのため、万が一の長期入院に備えたいという場合は検討の価値が十分にある保険と言えるのです。従来の医療保険に比べたらよほど保険らしいと言える商品です。
他の医療保険と併用することで短期と長期の入院両方に備えられる
楽天生命ロングでは継続入院61日目からの長期保障が得られるのは良いですが、やはり短期の入院に備えたいという方も少なくないと思います。
そのような場合は他の医療保険と併用させることで対応することができます。例えば医療保険の中でも内容が良い「オリックス生命の新CURE(キュア)」は保険料が1,531円で、三大疾病時は入院日数が無制限、七大疾病の場合は120日、通常の病気・ケガでは60日までとなってしまいます。
そこに楽天生命ロングも加入することで、七大疾病時やそれ以外の病気・ケガに備えることができるようになるのです。短期と長期の入院、両方に対応している状態は万が一の時を想定するとかなり心強いはずです。入院に対する安心感はかなりのものがあるでしょう。
ただ、これをすると当然ですが保険料が高くなってしまいます。ここまで言っておいてなんですが、個人的にはそれほど医療保険を充実させることに意味があるのかどうか疑問に思っていますので、そこまでする必要はないのかも知れません。
※ 人によって判断はそれぞれですので、必要と感じる人は是非併用も検討してみてください。あくまで経済的に無理のない範囲内をお勧めしますが・・。
デメリット部分
61日以上の「継続入院」が条件なのがやはり厳しいか
上のメリット部分でも解説していますが、楽天生命ロングでは60日以内で退院した場合は一切保障されません。
そして61日目から保障されるものの、「継続して61日の入院」が条件なので、途中で退院した場合は日数がカウントされず、保障の条件が満たされないことになります。
61日以上の入院という条件だけでも当てはまる方は少ないですが、さらに「継続入院のみ」となるとさらに当てはまる方は少ないです。保険料が安いだけあり、本当に「万が一」にしか備えられない保険となっています。残念ながらほとんどの方は保険金を受け取ることはないでしょう。
ただし、転院の場合は退院した次の日までに入院を開始すれば継続とみなされるので、転院する場合はそこも考慮しておく必要があります。
終身払いしかない
楽天生命ロングでは保険料払込期間が終身払しか用意されていません。つまり、一生涯の保障が欲しい場合は一生保険料を払い続ける必要があるのです。
終身払いは「月々の保険料が安くなる」「他に良いがん保険が出た場合に乗り換えやすい」などのメリットがありますが、やはり一定期間で払い終わる形のものも選べるようにしてほしかったです。
長生きする予定の場合は終身払いだと結局支払う保険料の総額は高くなってしまうので、60歳払済や65歳払済を希望する方のために用意しておいて欲しかったと思ってしまいます。
管理人の最終評価
個人的に医療保険で最も欲しいと思っている「数年単位の長期入院に備えられる保障」を用意してくれています。さらに他の医療保険と比べてもかなり保険料が安いので、検討の価値は十分にあると言えるでしょう。
たしかに61日以上の継続入院が条件なので、活躍する機会は人生の中でもほとんどない可能性があるのが気になります。ですがもしもの場合は非常に役立ってくれるという「保険としての本質」を持っている数少ない医療保険なので、安い保険料で万が一の長期入院に備えたい場合はチェックしておいて損はないでしょう。
個人的には医療保険の中でもお勧め商品の一つと考えています。
医療保険をお探しの方はこちらの医療保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。
▼ 資料請求は公式サイトからどうぞ
楽天の保険: 楽天生命の医療保険「楽天生命ロング」のご案内
この記事を書いた人
- taka
- 当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。
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