男性の保険料(月額):19,130円
女性の保険料(月額):18,610円
(30歳、保険金額1,000万円、保険期間35年)

東京海上日動あんしん生命が提供する変額保険です。アクサのユニット・リンクと内容はかなり似ています。

変額保険という性質上、通常の生命保険よりも良い運用(満期保険金が増える)が出来るかも知れませんが、最終的に満期保険金額が払い込んだ保険料を下回るという事態もあり得るので、リスクはそれなりに高い商品と言えるでしょう。

このような変額保険はどう転ぶか分からないため、判断が難しいところでもあります。そのため、このページの情報だけでなく、保険相談サービスなども活用して、色々なFPから意見を聞くことをお勧めします。

管理人taka管理人taka

基本的に運用がうまくいかなくても、当初設定した死亡保険金額が減ることはありません。

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押さえておきたい注目ポイント

東京海上日動あんしん生命の変額保険「マーケットリンク」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

マイナス金利の今なら期待が持てる商品
運用によっては満期を迎えた時に損をする場合も
投資に興味がない人には向いていないかも
将来的に終身保険に変更することができるが、保険金額が減ることと、特別勘定での運用ではなくなることに注意

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

マーケットリンクの詳細

男性の解約返戻金と払込総額の例
・契約年齢:30歳
・保険(払込)期間:35年
・保険金額:1,000万円
・月払保険料:19,130円

年齢 払込保険料
累計額
解約返戻金額
(運用実績0%の場合)
解約返戻金額
(運用実績5.5%の場合)
35歳 1,147,800円 78万円 91万円
45歳 3,443,400円 261万円 403万円
55歳 5,739,000円 426万円 917万円
65歳 8,034,600円 596万円 1,810万円

女性の解約返戻金と払込総額の例
・契約年齢:30歳
・保険(払込)期間:35年
・保険金額:1,000万円
・月払保険料:18,610円

年齢 払込保険料
累計額
解約返戻金額
(運用実績0%の場合)
解約返戻金額
(運用実績5.5%の場合)
35歳 1,116,600円 77万円 90万円
45歳 3,349,800円 258万円 398万円
55歳 5,583,000円 426万円 907万円
65歳 7,816,200円 597万円 1,786万円

※ 上の表は2017年8月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

基本的に運用実績が2.75%を超えないと、満期保険金(解約返戻金)が払込保険料を超えず、損になってしまいます。変額保険にはこのようなリスクがあることは知っておいてください。

保障内容

項目 内容
種類 【変額保険】
運用実績により、保険金額・解約返戻金額が変動(増減)する
契約可能年齢 0歳~65歳
保険金額 200万円~7億円(10万円単位で変更可能)
保険期間 15年以上かつ満了時年齢80歳以下
保険料払込期間 前期払
特約 【リビング・ニーズ】
余命が6ヶ月以内と判断されるときに特定状態保険金をお支払いします。
その他の特約 年金支払特約
指定代理請求特約
払込回数 月払、年払
(支払いはまとめた方が少しお得に)
払込方法 口座振替
保険料の
払込免除
不慮の事故によるケガで、事故の日からその日を含めて180日以内に所定の身体障害状態になったとき、将来の保険料の払い込みが免除になる。
公式サイト マーケットリンク | 変額保険 | 東京海上日動あんしん生命保険

特別勘定の種類

特別勘定 費用(信託報酬)
バランス40型 年率 0.2538%
(税抜0.235%)
バランス60型 年率 0.2538%
(税抜0.235%)
国内株式型 年率 0.3240%
(税抜0.300%)
外国株式型 年率 0.2160%
(税抜0.200%)
外国債券型 年率 0.1944%
(税抜0.180%)
新興国株式型 年率 0.5940%
(税抜0.550%)
海外REIT型 年率 0.4320%
(税抜0.400%)
マネー型 金利情勢、投資対象とする短期金融商品によって変動

メリット部分

マイナス金利の今なら期待が持てる商品

現在の日本はマイナス金利のため、通常の終身保険や学資保険、個人年金保険などの貯蓄性が高かった保険商品は軒並み保険料が高くなり、解約返戻率は以前よりもかなり低くなっています(100%を切るところも出ています・・)。

つまり、純粋にお金を増やしたいという場合は、現在の生命保険はあまりお勧めではなくなっていると言えます。

そんな中、マーケットリンクは変額保険のため、運用実績によっては満期保険金が増えることも十分可能です。また、将来的にインフレになった時に、一般的な生命保険と比べると変額保険の方がマイナスの影響は少ないと言われています。

そのため、マイナス金利の現在において、「少しでもお金を増やせる可能性がある、貯蓄性のある保険」を選ぶのであれば、マーケットリンクは選択の価値があるとみることが出来るのです。

ただし、変額保険は運用次第で増えもするし減りもするため、もしかしたら払い込んだ保険料を下回る可能性があるというデメリット部分を忘れてはいけません。検討の際はその点もしっかり考慮しておきましょう。

デメリット部分

運用によっては満期を迎えた時に損をする場合も

マーケットリンクは変額保険のため、運用によっては満期時の保険金額が払い込んだ保険料総額よりも少なくなるということもあり得ます。

例えば35年間で保険料を総額で800万円払ったのに、運用がうまくいかずに満期保険金が600万円にしかならなかった場合、結局200万円の損失になってしまうのです。ちなみに運用実績が-2.75%だった場合、払い込んだ保険料の半分もいきません。

さすがにこれほどまでの損失にはなることはなかなかないだろうとは思いますが、可能性としてゼロではありませんので、このようなリスクも理解しておく必要があります。

※ 基本的に運用がうまくいかなくても、当初設定した死亡保険金額が減ることはありません。

投資に興味がない人には向いていないかも

マーケットリンクは運用先(特別勘定)を自分で選ぶ必要があるため、投資に興味がない人だとせっかく加入しても運用を放置してしまう恐れがあります。

それでも運が良ければ高い利率で運用できるかも知れないですが、それはもはやギャンブルと変わらないですし、この商品の良さを活かしきれていないことになります。そのため、投資に興味がない人はこのような変額保険ではなく、固定型の(一般的な)終身保険を選んだ方が無難と言えます。

終身保険のお勧めはこちらのページに載せています。
終身保険 おすすめの比較と評価ランキング

申し込み前の注意点

将来的に終身保険に変更することができるが、保険金額が減ることと、特別勘定での運用ではなくなることに注意

マーケットリンクはいわゆる「養老保険」の形を取っている変額保険です。そのため、満期が来たら満期保険金を受け取る(要は解約となる)仕組みになっています。

終身保険ならば満期後もずっと保障が続き、その期間は一生涯となっています。また、終身保険は据え置くことで解約返戻金を増やしていくことが可能となっていますが、マーケットリンクは養老保険なのでそのまま据え置くことはできません。

そのため、貯蓄性や保障の面で見ると終身保険の方がマーケットリンクよりも良いのですが、実はこの商品、満期が来てから終身保険に変更することが出来るのです(満期前でも一定の条件を満たせば変更することは可能)。

終身保険に変更することで保障は一生涯になります。また、据え置くことで解約返戻金が増えていくというメリットも出てきますので、終身保険に変更するというのは一つの選択肢として考えてもいいかと思います。

ただし、終身保険に変更する際には注意点があります。まず、終身保険の保険金額ですが、それまでに運用してきた積立金額によって変動するため、当初設定した死亡保険金よりも低くなる可能性が高いです。

例えば最初に1,000万円の死亡保険金で契約したとして、終身保険へ変更するときの解約返戻金(または満期保険金)が800万円だった場合、その金額に応じた死亡保険金額として再設定されるということなのです(いくらくらいになるのかカスタマーに聞いたのですが、教えてくれませんでした・・)。

また、これまでは特別勘定での運用だったものが、終身保険へ変更したと同時に特別勘定での運用ではなくなってしまうため、インフレやマイナス金利の影響をかなり受けるようになってしまいます。

このように、終身保険への変更にはデメリットが伴ってしまうことは知っておいてください。正直、これなら最初から普通の終身保険に加入した方が良いのではないか・・と思ってしまいます。

管理人の最終評価

マーケットリンクは死亡保障が付いていて、それでいて特別勘定での運用が可能というのが魅力となっています。ですが、満期保険金額が払込保険料を下回る可能性があるというリスクもあります。

リスクを少なくし、さらに高い貯蓄性を求める場合は投資信託や確定拠出年金の方がお勧めです。

また、死亡保障を求める場合はこのような養老保険ではなく、定期保険や収入保障保険、終身保険などを探した方が良いかと思います。

変額保険に関してはプロFPの意見も聞いてみてください:

基本的にこのような変額保険は将来的にどう転ぶか分からず、保険会社が提供してくれている情報も分かりにくいことが多いため、このページの情報だけでなく保険のプロであるFPに対面で相談してみることをお勧めします。

お勧めの保険相談サービスは以下のページで紹介していますので、良ければ参考にしてみてください。

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