男性の保険料(月額):1,522円
女性の保険料(月額):1,562円
(30歳、入院給付金10万円、終身払い、先進医療特約付き)

短期入院に特化している医療保険です。他の楽天生命の医療保険と合わせられるように作られているため、それらと組み合わせることで保障の穴を無くしていけます。

ただし、短期入院は他に良い保障内容の保険があるため、加入を検討する際はそちらも合わせてチェックしておくことをお勧めします。(詳細は本文で解説しています)

押さえておきたい注目ポイント

楽天生命の医療保険「楽天生命ピンポイント」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

【メリット】

  • 短期入院に備えられるが、他の保険と組み合わせる必要がある

【デメリット・注意点】

  • 内容的には医療ベスト・ゴールドの方が色々な面で良い
  • そもそも短期の入院保障の必要性は高くない
  • 先進医療給付特約が10年更新のため、値上がりする可能性がある

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

楽天生命ピンポイントの詳細

月払保険料の例
・保険(払込)期間:終身
・入院給付金額:10万円
・先進医療特約付き

契約年齢男性女性
20歳1,242円1,382円
30歳1,522円1,562円
40歳1,972円1,792円
50歳2,652円2,252円

※ 上の表は2018年5月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

短期入院のみの保障でこの保険料は、個人的にはちょっと高い気がします。

保障内容

項目内容
契約可能年齢20歳~79歳
入院給付金1泊2日以上の入院:10万円(日帰り入院は不可)
保険期間と
保険料払込期間
保険期間:終身
保険料払込期間:終身払
主契約【入院支援給付金】
1泊2日以上の入院1回につき、一時金が支払われる
(180日に1回限度、通算50回まで)
主な特約【先進医療特約】
先進医療による療養を受けられたときに先進医療給付金(通算2,000万円限度)が支払われる。
※ この特約は10年更新
【その他の特約】
指定代理請求特約
払込回数月払
払込方法・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
記載なし
非喫煙者割引なし
資料請求、
申込み
楽天生命公式サイトよりお願いします
楽天の保険: 楽天生命の医療保険「楽天生命ピンポイント」のご案内

保障プラン

項目入院支援給付金額100,000円
【主契約】
入院支援給付金
(通算50回)
(180日に1回限度)
1泊2日以上の入院:1回につき10万円
※ 日帰り入院は不可
【特約】
先進医療特約
先進医療の技術料の自己負担額と同額(通算2,000万円限度)

メリット部分

短期入院に備えられるが、他の保険と組み合わせる必要がある

楽天生命ピンポイントは1泊2日以上の入院であれば10万円が貰えるというシンプルな保障内容となっています。短期入院に関してはかなり心強いと言えます。(日帰り入院には対対応していないのが非常に痛いですが・・)

ただし、長期入院にはほとんど対応していないため、楽天生命スマート2楽天生命ロングも同時に入るか、または別の医療保険と組み合わせないと重大な病気の際にはほぼ役に立たなくなります。楽天ピンポイントだけに入るのではなく、他の医療保険の付属として利用することがこの保険を最も活かせる方法かと思います。

※ 短期入院に関しては健康保険で何とかなることが多いため、わざわざ保険料を支払ってまで楽天生命ピンポイントだけに入る価値はあまりないでしょう。

デメリット部分

内容的には医療ベスト・ゴールドの方が色々な面で良い

楽天生命ピンポイントと似た様な保険にFWD富士生命(旧AIG富士生命)の「医療ベスト・ゴールド」があります。

実はこの医療ベスト・ゴールドの方が色々な面で上を行っているため、今のところは楽天生命ピンポイントを選ぶ理由がほぼなくなっています。

では、2つの違いを分かりやすくするために、表で見てみたいと思います。

項目楽天生命ピンポイント医療ベスト・ゴールド
FWD富士生命
保険料
50歳男性
終身払い
2,652円2,609円
支払回数50回まで50回までだが、
七大生活習慣病の場合は支払回数無制限
入院給付金1泊2日以上:10万円2日以上:10万円
日帰り:5万円
死亡給付金なし10万円
先進医療給付金通算2,000万円まで
(10年更新)
通算2,200万円まで
保険期間終身のみ終身の他に有期保障(60歳、65歳、70歳)がある
ティーペック社の
健康サービス
なしあり

表で見るとかなり保障内容に差があることが分かります。言うまでもなく、楽天生命ピンポイントを選ぶなら医療ベスト・ゴールドを優先的に検討した方がいいでしょう。(最近では医療ベスト・ゴールドよりもネオファースト生命の「ネオdeいちじきん」の方がお勧め度が高くなっています)

とは言っても、そもそも短期入院の場合は健康保険で十分対応できますので、わざわざ保険料を払ってまで保障を付ける価値があるのかどうか疑問なところです。

個人的には医療保険は「経済的に重大な問題を引き起こしかねない長期入院」に出来るだけ対応できるものを選んだ方が良いと思っていますので、いずれにしてもこれらの短期入院の保障の必要性はそれほど高くないと言えるでしょう。

先進医療給付特約が10年更新のため、値上がりする可能性がある

特約で付けることができる「先進医療特約」は、先進医療による療養を受けたときに給付金が支払われるという非常に役立つ特約です。保険料も安いため、この特約は出来れば付けておいた方が良いでしょう。

ですが、「楽天生命ピンポイント」の先進医療給付特約は10年更新となっており、更新後の保険料が変わる場合があります。つまり、今後の状況次第では大幅に値上がりする可能性もあるのです。

他の医療保険では先進医療特約は終身契約が出来るものも多くありますので、10年更新となっているのはかなり気になるデメリット部分だと言わざるを得ません。

管理人の最終評価

そもそも短期入院に対しては医療保険ではなくて貯金の方が良いと考えているので、個人的にはこの保険に高い必要性は感じられません。

また、もしも短期入院に対する保障が欲しい場合でも、ネオファースト生命の「ネオdeいちじきん」FWD富士生命の医療保険「医療ベスト・ゴールド」の方が保障内容が良いため、こちらを選ぶ理由は特になくなるでしょう。

管理人taka管理人taka

医療保険をお探しの方はこちらの医療保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索していますので、興味がある方はLINEの方でご質問を。ラーメン、焼肉、テニス好き。

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