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レジャーまたは日常生活中に偶然他人にケガをさせてしまったり、物を壊したりすることは起こり得ることです。しかも事故によっては賠償額が非常に高額になることもあるので、「自分には関係ない」と思ってしまうのはかなり危険かも知れません。

しかしながら、そんな「他人へのケガ、他人の物の破損」に対して専用の保険も存在します。それが「個人賠償責任保険」です。

このページでは安さと補償内容のバランスが良い個人賠償責任保険(または自転車保険)をご紹介していますので、まだ加入していない方は是非とも参考にしてみてください。

【注意!】
自動車保険や火災保険、傷害保険に入っている場合、すでに特約として個人賠償責任保険を付けている可能性があります。詳しくはこちらをご覧ください。

このページの中身

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

管理人お勧めの個人賠償責任保険・自転車保険のベスト4を挙げてみる

基本的に保険料が安くて補償内容が良い所がお勧め保険となりますので、そこを踏まえて個人的にお勧めだと思える個人賠償責任保険または自転車保険を4つ挙げてみたいと思います。

※ 自転車保険の中には個人賠償責任保険も含まれているケースが多いため、このページでは自転車保険も含めてご紹介しています。

  1. サイクルベースあさひとau損保の「サイクルパートナー」

    保険料(月額)本人:170円、家族:240円
    補償内容死亡・後遺障害:400万円、入院日額:2,000円、賠償金額:最高2億円(示談交渉あり)

    自転車の大手販売業者である「サイクルベースあさひ」と「au損保」によって開発されたオリジナルの自転車保険です。個人加入・家族加入の両方で保険料が非常に安いため、リーズナブルな自転車保険を求める方には最適と言えます(本人:月額170円、家族:月額240円)。

    さらに死亡・後遺障害が400万円、入院日額が2,000円も付いているため、個人賠償責任保険だけだとちょっと不安・・、だけど安い保険料が良い!という方は是非ともチェックして欲しい保険です。個人加入・家族加入の両方でかなりお勧めです。

    公式サイトへ

  2. 三井住友VISAカードの「ポケット保険(自由設計コース)」

    保険料(月額)140円~160円
    補償内容入院日額:500円、賠償金額:最高1億円(示談交渉あり)

    クレカ付帯の個人賠償責任保険です。月々140円の保険料で最高1億円の補償が受けられます。もちろん示談交渉サービス付き、家族全員が対象、日常生活中の事故にも対応という充実の内容となっています。

    ただし、クレジットカード発行が面倒となりますので、すでに三井住友VISAカードを持っている方、またはこれから発行しても良いと考える方にお勧めします。保険料が特に安いため、カード発行が面倒でないならこちらを検討しておくと良いでしょう。

    年会費無料のクレジットカードの発行はこちらから行えます。
    年会費永年無料のエブリプラス

    公式サイトへ

  3. 楽天損保の「サイクルアシスト」

    保険料(年額)2,670円(個人プラン・基本タイプ・1年間契約の場合)
    ※ 個人プラン・基本タイプ(3年契約)の場合は約2,227円
    補償内容死亡・後遺障害:250万円、入院日額:2,500円、賠償金額:最高1億円(示談交渉あり)

    楽天損保が出している自転車保険です。オリコン顧客満足度自転車保険の部門で第1位を取っており、補償内容・安さ共に満足度の高い商品となっています。

    賠償責任についても自転車事故に限らず、日常生活も対象となっており、示談交渉サービスも付いています。

    また、1年契約だけでなく長期利用者向けに3年契約まで用意されており、3年契約にすることで年間保険料が約2,227円、月々約186円(個人プラン・基本タイプ)という安さになります。

    中身と安さが高いレベルで備わっている自転車保険と言えます。個人賠償責任保険を探している方にもかなりお勧めです。

    ちなみに、管理人takaもこの保険に入っていますが、もっと安い保険料の時に加入しています。

    公式サイトへ

  4. 日本生命の「まるごとマモル」

    保険料(年額)1,990円
    補償内容死亡:10万円、賠償金額:無制限(示談交渉あり、国外の場合は3億円限度)

    高額賠償の補償に加え、電車を止めてしまった場合にも補償してくれる「個人賠償責任危険保険金」が用意されている保険です。

    年間1,990円(月々約166円)という安さなのに日本国内であれば無制限で補償してくれますし、国外の損害賠償でも3億円補償してくれます。さらに、家族全員が対象、別居の父母も対象、示談交渉付なので、一般的な個人賠償責任保険よりも条件は良いと言えるでしょう。

    また、プランによっては携行品損害やゴルフ補償も付いてきます。これについては付加すると保険料が高くなってしまいますので、必要な方だけ検討すると良いかと思います。

    注意点として、電車を止めてしまった場合は補償されるのですが、接触がない場合に限られますので、加入の際はこの点は覚えておくと良いでしょう。

    自転車の高額賠償にも備えられて、さらに万が一電車を止めてしまった場合の補償も付いている保険はそうそうないので、まるごとマモルは個人的に注目している保険です。興味がある方はチェックしてみてください。

    公式PDFへ

【表で比較】個人賠償責任保険の安さランキング

個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険・傷害保険の特約、自転車保険、またはクレジットカードの簡易保険で取り扱われています。

もし自動車保険や火災保険・傷害保険を利用していない場合は、自転車保険やクレジットカード付帯保険などの単品で加入できるものがお勧めです(というかそれ以外にありませんが・・)。

以下、自転車保険やクレジットカード付帯の個人賠償責任保険を安い順にランキングでまとめていますので、良ければ参考にしてください。

名称保険料賠償責任の
補償限度額
ケガの補償示談
交渉
その他
全日本交通安全協会
サイクル安心保険

(賠償のみプラン)
【年額】
1,230円
1億円
(家族全員)
(自転車事故のみ対象)
なし公式サイト
三井住友VISAカード
ポケット保険
【月額】
140円~
160円
1億円~
3億円
(家族全員)
  • 入院日額:500円

(本人のみ)

公式サイト
JCBカード
日常生活賠償プラン
【月額】
150円
1億円
(家族全員)
  • 死亡・後遺障害:100万円

(交通事故・本人のみ)

公式サイト
日本生命
まるごとマモル
【年額】
1,990円
無制限
(国外の場合は3億円限度)
  • 死亡:10万円
公式PDF
サイクルパートナー【月額】
170円
2億円
(家族全員)
  • 死亡・後遺障害:400万円
  • 入院日額:2,000円

(交通事故・本人のみ)

公式サイト
楽天カード
個人賠償責任保険
事故補償プラン
【月額】
220円
1億円
(家族全員)
  • 死亡・後遺障害:100万円

(本人のみ)

公式サイト
楽天損保
サイクルアシスト
【年額】
2,670円
(個人プラン・基本タイプ・1年間契約の場合)
1億円
(家族全員)
  • 死亡・後遺障害:250万円
  • 入院日額:2,500円
    手術保険金あり

(交通事故・本人のみ)

公式サイト
イオンカード
日常生活賠償プラン
【月額】
260円
1億円
(家族全員)
  • 死亡・後遺障害:100万円

(交通事故・本人のみ)

公式サイト
セゾンカード
ご迷惑安心プラン
【月額】
300円
1億円
(家族全員)
なし×・日常事故弁護士相談サービス
弁護士電話相談費用無料
(1事案30分程度)
公式サイト

個人賠償責任保険とは

日常生活中、またはレジャー中に他人の身体や財物に損害を与えてしまい、賠償責任を負担するような状況になった場合に補償してくれるのが「個人賠償責任保険」です。

主に以下のことをカバーしてくれる場合が多いです。

  • レジャー中に他人にケガをさせてしまった。
  • 自転車で走行中、人とぶつかってケガをさせてしまった。
  • ペットの散歩中に犬が他の人を噛んでしまい、ケガをさせてしまった。
  • アパート・マンションで水漏れを起こしてしまい、階下に被害をあたえてしまった。
  • 買い物中に高価な品物を壊してしまった。

など。

特に自転車事故は数千万という賠償額が発生するケースもあり、かなり注意が必要となっています。お子さんが自転車に乗っている場合は個人賠償責任保険に入っておいた方が間違いなく安心できます。(事故例:母親驚愕「息子の自転車事故の賠償金9500万円」 – MSN産経west

基本的に、個人賠償責任保険は1人加入すれば家族全員が適用となる場合が多いので、お子さんの自転車事故等が心配な方は要チェックな保険と言えます。

【注意!】アナタはすでに個人賠償責任保険に入っているかも?

個人賠償責任保険を探す前に、必ずチェックしておいて欲しいことがあります。

それは「すでに個人賠償責任保険に入っている場合がある」ということです。もし何らかの自動車保険や火災保険、もしくは傷害保険に入っている場合、特約として個人賠償責任保険を付けているかも知れないのです。

これは是非とも確認しておいてください。もし入っていなくても、年間1500円程度の安さで付けられるかも知れませんので、これを機に入っておくことをお勧めします。

ちなみに、すでにどこかの個人賠償責任保険に入っていた場合、新たに同じ保険に入っても2倍の補償が受けられる訳ではありません。確かに最大補償額は2つの合計額になりますが、最近は限度額が1億円という十分な金額設定になっているところがほとんどなので、2つ入っていても保険料の無駄遣いとなってしまいます。そのため、重複することは避けた方が無難です。

まだ個人賠償責任保険に入っていないか、または入っていても補償額が数百万~3千万円くらいの低額の場合のみ、以下で紹介する保険に加入するのが良いかと思います。

スキー・スノーボードを楽しむにあたり、最低限欲しい保険がこれ

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スキーやスノーボードにケガは切り離せないものですので、「自身のケガの補償」はとても大事だと思っています。が、実はウィンタースポーツ保険の中で一番欲しいのは「個人賠償責任保険」だと言えるでしょう。

とりあえず、ケガを負うなら自分の方が良いです。面倒事が少ないので。怪我をしたのは自分のせいだし、治療費を払うのも自分。身体や財布は痛いですが、全てが自分のことなので自分の責任でどうとでもなります。

しかしながら他人へのケガはそうはいきません。賠償金はもちろんのこと、色々と面倒なことになる場合も多々あります。自分のケガよりも遥かに嫌なパターンになりかねません。

しかも、いくら自分が気を付けていても、自分の子供や家族の誰かが他人を傷つけてしまうケースもあります。いつどこで賠償金が発生するような事故が起こるか分かりません。

万が一のこととはいえ、起こった後では悔やんでも悔やみきれません。

なので、スキーやスノーボードをする際には、最低限この「個人賠償責任保険」だけは欲しいなと思っています。

※ 危険なスポーツの場合、補償の対象外になる場合もあります。また、ルールに則った競技を行っている場合も保障の対象外となります。

自転車事故の高額賠償に備えることは思っているよりも重要(義務化も進んでいます)

自転車での事故も軽く見ることは出来ません。冒頭でも挙げていますが、自転車事故を起こして1億円近い損害賠償を請求されるケースもあります。

ですが個人賠償責任保険を付けていれば、相手の方をケガさせてしまった場合の高額賠償に備えることができます。自分のケガは補償してくれませんが、安い保険料で高額賠償にも対応できますので、自転車に乗る方は個人賠償責任保険は付けておいた方が間違いないと言えます。

実際に自転車に乗る方に向けて、各都道府県では着々と自転車保険(または個人賠償責任保険)の義務化を進めています。今後は自転車に乗る方にとって、個人賠償責任保険は必須と言えるくらい重要な保険となっていく可能性もあります。

ちなみに、最近は自転車専用の安い保険がかなり発売されており、そちらは個人賠償責任に加えて自分のケガも補償してくれる内容のものが多々あります。

保険料も個人賠償責任保険単体に比べれば少し高くなりますが、自分たちのケガに備えたい場合は自転車専用の保険もチェックしておくといいでしょう。
おすすめの自転車保険の比較と評価ランキング~個人賠償責任保険だけ入っていれば大丈夫?

個人賠償責任保険の月々の保険料と補償額の目安

この個人賠償責任保険、色々な保険会社、またはクレジットカードの簡易保険でプランが用意されています。もちろん単体で入れます。

そして大抵が非常に安い保険料で入ることが出来ます。月々300円くらいは普通で、安いものだと月々200円以下で加入できるものもあります。

このように非常に安い保険料にも関わらず、補償額は最高3,000万円~1億円となっています。最高1億円の補償はかなり頼もしいですね。

個人的には、もしもの時の高額賠償に備え、出来れば補償額は5,000万円以上は欲しいかなと思っています。

ちなみに、自動車保険や火災保険、もしくは傷害保険の特約として「日常生活賠償特約」を付けられる場合があります。保険料は年間1,500円程度と非常に安く、しかも補償額は無制限のところもありますので、もしも付けられるなら加入しておくことをお勧めします。

※ すでに何らかの自動車保険や火災保険に入っている場合は、もしかしたら契約時にすでに個人賠償責任保険に加入されているかも知れません。一度確認してみてください。

保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

保険を探している方はこちらへどうぞ


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