男性の保険料(月額):2,060円
女性の保険料(月額):2,440円
(30歳、入院日額5,000円)

妊娠28週までなら、その妊娠による疾病の保障もしてくれるという貴重な医療保険です。本来なら医療保険は妊娠前に加入しておくのがベストですが、もしも妊娠発覚後に医療保険を検討するという事態になった場合は、この保険はかなり役立ってくれるでしょう。

ただし、5年ごとに保険料が高くなる、1入院の限度日数が少ない、先進医療の特約が用意されていない、年末控除(保険料控除)の対象にならないなど、気になる部分も目立つ商品ですので、検討する際はメリットとデメリットをよく理解しておく必要があります。

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押さえておきたい注目ポイント

エイ・ワン少額短期保険の医療保険「エブリワン」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

【メリット】

  • 妊娠発覚後でも入院・手術を保障してくれる
  • うつ病、既往症を持つ人、がん患者でも加入できるが・・
  • 引受基準緩和型の中ではかなり安い保険料

【デメリット・注意点】

  • 5年ごとに保険料が高くなるため、長期の保障には向いていない
  • 先進医療の特約が用意されていない
  • 持病があっても(うつ病でも)加入できるが、その治療に関しては保障対象外の可能性が高い
  • 妊娠29週以降に申し込むと、その妊娠は保障されない
  • 1入院の限度日数がかなり少ない
  • 年末控除(保険料控除)の対象にならない

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

エブリワン(EVERYONE)の詳細

月払保険料の例
・保険(払込)期間:1年更新
・入院保険日額:5,000円

契約年齢 男性 女性
20歳 2,040円 2,120円
30歳 2,060円 2,440円
40歳 2,320円 2,400円
50歳 2,910円 2,850円

※ 上の表は2018年6月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

引受基準緩和型なので保険料は少し高めですが、妊娠中の加入でも関連の保障が対象になるところが見逃せません。

保障内容

項目 内容
種類 【引受基準緩和型医療保険】
・病気やケガで入院したとき、約款所定の手術を受けたときなどに保険金が支払われる
・他の医療保険と比べ、保険料が割増されている
契約可能年齢 満10才~84才(更新年齢89才まで)
入院日額 5,000円
入院した場合の支払い日数制限 1入院30日まで保障
保険期間と
保険料払込期間
1年更新
保険料支払限度額 年間80万円
基本保障 【入院保険金】
病気やケガで入院した場合、保険金が支払われる
(入院初日から30日限度)
【入院一時金】
5日以上入院した場合、入院保険金日額の5倍の一時金が支払われる
【手術一時金】
入院中の所定の手術をした場合、入院保険金日額の10倍の一時金が支払われる
【長期入院一時金】
1入院61日以上入院した場合、入院保険金日額の5倍の一時金が支払われる
払込回数 月払
払込方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
記載なし
非喫煙者割引 なし

保障プランの例(30歳で加入する場合)

項目 5,000円コース
月額保険料 男性:2,060円
女性:2,440円
入院保険金 日額:5,000円
入院一時金 25,000円
(5日以上入院した場合)
手術一時金 50,000円
(入院中の所定の手術をした場合)
長期入院一時金 25,000円
(1入院61日以上入院した場合)

メリット部分

妊娠発覚後でも入院・手術を保障してくれる

通常の医療保険だと妊娠が発覚した後に加入した場合、その現在進行中の妊娠・出産に関する疾病の入院・手術は基本的に保障されないという決まりになっているところがほとんどです。

ですが、エイ・ワン少額短期保険のエブリワンは違います。妊娠発覚後に加入した場合でも、その妊娠・出産に関する疾病の入院・手術を保障してくれるのです。

これまでは何の病気にもならなかった女性でも、妊娠中には体の環境が大きく変わってしまうため、何らかの疾病やトラブルを起こす可能性が高くなってしまいます。また、現在は5人に1人が帝王切開の可能性があると言われているので、この時期に医療保険に入っているということは金銭的な面でかなりの安心感が出てきます。

この点は他の医療保険にはないメリットとなっているため、現在妊娠中で子宮関係の疾病の保障が欲しい場合はかなり検討の価値があると言えます。

ただし、異常分娩や帝王切開による入院などは妊娠28週までに申し込むことで保障されますが、妊娠29週目以降に申し込むとその妊娠は不担保(保障されない)となってしまうことに注意しておいてください。(この点についてはデメリット部分でも解説しています)

うつ病、既往症を持つ人、がん患者でも加入できるが・・

エブリワンは引受基準緩和型の医療保険のため、うつ病や既往症、がん治療を受けた方でも加入できるようになっています。

その分、保険料は他の医療保険と比べると割高になっていますが、「今現在病気にかかっているけど、できれば医療保険に入りたい」という方には役立つ内容となっています。

ただし、既往症を持っている方は、一定期間(2年・5年・全期間)その病気に関しては保障対象外(不担保)になってしまうことに注意しておいてください。

今かかっている病気がそのまま保障されるという上手い話は基本的には無いので、加入を検討する場合はこの点は覚えておいてください。

引受基準緩和型の中ではかなり安い保険料

一般的に引受基準緩和型の医療保険は保険料が高い傾向にあります。エブリワンも同様です。

ですが、エブリワンは他の引受基準緩和型の医療保険と比べると保険料はかなり安いです。保障内容がそれぞれ異なるので比較することは難しいのですが、大体他の保険の2割~3割くらい安い設定になっています。

さらに入院一時金、長期入院一時金なども用意されているため、安いからと言って保障内容が悪いわけでは決してありません。むしろパッと見は内容的にはこちらの方が良いのではないかと思えます。

ただし、エブリワンは入院限度日数が少なかったり、先進医療の保障が用意されていなかったり、保険料が5年更新といったデメリット部分もありますので、保険料が安いからと言ってすべてにおいてお勧めとなるわけではありません。

保険料だけを見ず、デメリット部分をしっかりと把握したうえで検討するのが良いかと思います。

管理人taka管理人taka

個人的には、妊娠~出産の期間中などの短期で利用する場合にお勧めの保険だと思います。

デメリット部分

5年ごとに保険料が高くなるため、長期の保障には向いていない

エブリワンはどの年齢で加入する場合でも他の引受基準緩和型の医療保険よりも保険料が安くなっています。

これは確かに注目すべき点ではあるのですが、実はエブリワンは5年ごとに保険料が高くなるという仕組みになっているため、長い目で見るとこちらの方が支払う保険料の総額が高くなってしまうのです。

保険料の推移は以下の表にまとめておきましたので、年齢とともにどのくらい保険料が上がるものなのか、一度チェックしておくと良いでしょう。

5年ごとの月額保険料の表
・入院保険日額:5,000円

年齢 男性の保険料 女性の保険料
10歳~14歳 1,840円 1,810円
15歳~19歳 2,010円 1,920円
20歳~24歳 2,040円 2,120円
25歳~29歳 2,110円 2,540円
30歳~34歳 2,060円 2,440円
35歳~39歳 2,170円 2,470円
40歳~44歳 2,320円 2,400円
45歳~49歳 2,590円 2,480円
50歳~54歳 2,910円 2,850円
55歳~59歳 3,450円 3,110円
60歳~64歳 4,270円 3,510円
65歳~69歳 4,920円 4,010円
70歳~74歳 6,270円 5,340円
75歳~79歳 8,340円 6,830円
80歳~84歳 10,160円 8,890円
85歳~89歳 11,830円 11,200円

例えば30歳男性が加入した場合は月々2,060円という安さですが、70歳になった時には月々の保険料は6,270円にまで上がっています。これなら加入時点では保険料が高い他の医療保険に加入していた方が断然お得だった・・という結果になってしまうのです。。

そのため、エブリワンを検討する場合は長期の保障を期待して加入するべきではありません。妊娠中の一時的な保障を求める際に最適な医療保険となります。

先進医療の特約が用意されていない

医療保険やがん保険では特約として用意されていることが多く、大体2,000万円までの先進医療治療費を保障してくれる「先進医療の保障」。先進医療は健康保険の対象外なので治療費は全額負担になってしまうため、医療保険に加入する際は先進医療特約を付けることは必須と言えるくらいお勧めとなっています。

なのですが、実はエブリワンでは先進医療の特約が用意されていないのです。一応、エブリワンでは基本保障ですでに先進医療の治療も保障の対象となってはいるのですが、入院日額は1日5,000円、手術は5万円の給付となっているため、高額な先進医療の治療費には全く対応できない形になっています。

先進医療では高いものになると治療費が200万円~300万円もかかってしまうケースもあります。先進医療特約を付けた医療保険ならそのような高額治療にも対応できますが、エブリワンでは残念ながら対応できません。

先進医療特約が用意されていないという点は、この保険のデメリット部分と言えるでしょう。

持病があっても(うつ病でも)加入できるが、その治療に関しては保障対象外の可能性が高い

エブリワンでは既往症がある場合でも加入できますし、今現在うつ病で治療中の方でも加入できるという医療保険です。

ただし、加入できるのは良いのですが、治療中の病気に関しては不担保の期間(2年・5年・全期間)が設けられ、高い可能性で保障の対象外となってしまうことに注意してください。

また、判断が難しいうつ病などの精神病の場合でも、すでに治療を開始している場合はその病気での治療に関しては保障の対象外と判断される可能性が高いです。

妊娠29週以降に申し込むと、その妊娠は保障されない

メリット部分でも少し書きましたが、エブリワンは妊娠28週までに加入することでその妊娠での疾病による治療が保障されますが、妊娠29週目以降に申し込むとその妊娠は不担保(保障されない)となってしまいます。

本来なら妊娠前に一般の医療保険に加入するのがベストですが、妊娠が発覚してから医療保険を検討する場合は早めに加入を決断する必要が出てきます。エブリワンは妊娠後でも加入できて、さらにその妊娠による疾病の保障もされるという貴重な保険ですので、28週までに加入を決めておくことをお勧めします。

ただし、申し込み時点ですでに帝王切開等の異常分娩の可能性を医師から指摘されている場合や、過去の分娩の状況によっては子宮を原因とした入院・手術は対象外となってしまうことに注意しておいてください。

管理人taka管理人taka

通常分娩による出産のための入院は病気とはみなされないため、保障の対象外になります。

1入院の限度日数がかなり少ない

エブリワンでは1入院の支払限度日数が30日となっています。例えば胃がんで入院した場合、30日までしか保障されないことになります。

一般的な医療保険(引受基準緩和型も含む)では1入院の限度日数は60日と設定されていることがほとんどのため、エブリワンの30日はその半分の期間しか保障されないことになるのです。

確かに現在は長期入院になるケースはとても少なくなっていますが、それでも症状が重い場合は30日を超える入院になることもあります。そのような「本当に医療保険が必要となる状況」にはあまり対応できないのがちょっといただけないですね。

ちなみに、ある病気で30日間入院したとしても、別の病気であればまた30日限度で入院が保障されます。ただし、年間の保障限度額は80万円となっており、その金額を超えて保障されることはありません。

また、同じ病気で入院する場合でも、180日経過後であれば別の病気として新たに30日限度で保障が付く仕組みになっています。

年末控除(保険料控除)の対象にならない

通常の医療保険であれば支払った保険料は年末控除(保険料控除)の対象となり、保険料の金額に応じて税金が安くなる仕組みになっています。

ですが、エブリワンを提供しているエイ・ワンは少額短期保険会社のため、加入しても生命保険料控除の対象とはならないのです。

保険料控除による税金の減少はバカにできないため、ここは普通の医療保険と比べて損になってしまう部分となっています。

管理人の最終評価

5年の更新ごとに保険料が高くなる、1入院の限度日数が少ない、先進医療の特約が用意されていないなどのデメリット部分が目立ちますので、引受基準緩和型の医療保険としてのお勧め度はそれほど高くないかなと思います。

ですが、妊娠28週までなら加入できる上にその妊娠も保障の対象になるため、妊娠発覚後に(28週までに)医療保険に加入したい人にはかなり貴重な保険となります。妊娠後28週までの「妊娠による疾病の保障が欲しい人」というピンポイントの設定なら、この保険はかなりお勧めだと思います。

ただ、保険料が値上がりする性質上、長期の保障には向かないので、次のお子さんを産む計画がないのであれば出産後までの短期間の利用が一番いいかと思います。長期間の利用にはお勧めしません。

公式サイトはこちらから
出産・妊娠・うつ病・持病をお持ちの方でも入れる医療保険エブリワン

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