女性の保険料(月額):1,850円
(30歳、入院日額5,000円)

妊娠発覚後から加入しても、帝王切開などの手術を保障してくれる医療保険です。このように妊娠後からの加入でも保障が付く保険は貴重なため、現在妊娠中で医療保険が欲しい方はチェックしておくことをお勧めします。

ただし、妊娠前と妊娠後では保障の範囲が異なること、1入院の限度日数が他の医療保険と比べて短いこと、先進医療の保障が用意されていないこと、などのデメリット面もありますので、それらをしっかりと把握してから加入するようにしましょう。

なお、妊娠19週を超えると加入できなくなるため、検討はお早目にしておいた方が良いかと思います。

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押さえておきたい注目ポイント

ABC少額短期保険の医療保険「ABCおかあさん保険」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

妊娠19週までなら手術を保障してくれる
妊娠前に加入しておいた場合、自然分娩による入院も保障される
死亡保険金までついている
保険料が安い
妊娠発覚後に加入すると保障の範囲が狭くなる点に注意
1入院の限度日数がかなり少ない
不妊治療を受けている方は加入できない
先進医療の特約が用意されていない
年末控除(保険料控除)の対象にならない

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

ABCおかあさん保険の詳細

月払保険料の例(女性のみ)
・保険(払込)期間:1年更新
・入院保険日額:5,000円

契約年齢 標準保険料
(契約1年目)
WEB割引適用
(1年目以降)
更新割引適用
(2年目以降)
20歳 1,470円 1,370円 1,270円
30歳 1,850円 1,750円 1,650円
40歳 1,670円 1,570円 1,470円

※ 上の表は2017年8月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

保険料は5年ごとに見直される形となっていますが、そもそも保険料が非常に安く、上昇率もかなり低いため、リーズナブルに利用していける医療保険です。

保障内容

項目 内容
種類 【医療保険】
・病気やケガで入院したとき、約款所定の手術を受けたときなどに保険金が支払われる
・保険料は掛け捨てで、解約返戻金や満期時の保険金として戻って来ない
・保険料は5年ごとに再設定される
契約可能年齢 4才~79才
入院日額 49歳まで:5,000円
50歳以降:5歳ごとに500円ずつ少なくなる
入院した場合の支払い日数制限 1入院30日
保険期間と
保険料払込期間
1年更新
保険料支払限度額 入院給付金の80倍まで(年間)
払込回数 月払
払込方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
記載なし
非喫煙者割引 なし

保障プランの例(30歳で加入する場合)

項目 入院日額5,000円
月額保険料 標準:1,850円
WEB申込み:1,750円
入院給付金 日額:5,000円
手術給付金 50,000円
(入院中の所定の手術をした場合)
死亡保険金 500,000円

メリット部分

妊娠19週までなら手術を保障してくれる

ABCおかあさん保険は妊娠発覚後でも妊娠19週までなら加入することが出来ます。また、妊娠発覚後に加入した場合でも、帝王切開などの手術に関してはちゃんと保障してくれます。

一般的な医療保険では妊娠発覚後に加入しても、その妊娠での帝王切開などは保障の対象外になってしまうのが普通です。今や5人に1人は帝王切開で出産するという時代になってきていますので、妊娠発覚後に加入しても手術が保障されるというのはありがたいと言えますね。

ただし、手術給付金は5万円(50歳以降はさらに減る)しか貰えませんので、手術費用がまるまる保障される訳ではありません。また、妊娠発覚後に加入した場合は入院は保障されませんので、そこは覚えておいてください。

妊娠前に加入しておいた場合、自然分娩による入院も保障される

自然分娩による入院は病気による入院ではありません。そのため、どの医療保険でも自然分娩による入院は保障の対象外になっています。

ですが、ABCおかあさん保険は違います。妊娠前に加入しておくことが条件ではありますが、それを満たせば自然分娩による入院でも給付金を出してくれる仕組みになっているのです。

このような医療保険はあまり見当たらないため、この点はABCおかあさん保険のメリット部分と言えるでしょう。

ただし、妊娠が分かってから加入した場合、自然分娩による入院は保障の対象外となってしまうことは知っておいてください。(次回以降の妊娠では自然分娩も保障されます)

死亡保険金までついている

この保険には入院・手術の保障だけでなく、死亡したときの給付金まで用意されています。

金額は入院給付金日額×100倍(49歳までは50万円)なので大きな金額ではありませんが、万が一の時に家族にお金を残せる仕組みになっているのはありがたいと思います。

保険料が安い

ABCおかあさん保険は保険料が安いです。

確かに保障内容は他の医療保険と比べると特に良いとは言えませんが、妊娠発覚後でも加入できて手術を保障してくれる保険にしてはかなり安めの設定だと思います。

また、保険料は5年ごとに再設定される仕組みになっているのですが、5年ごとに必ず値上がりするというわけではなく、世代によっては値下がりする場合もあります。さらにWEBから加入したときは月々の保険料が100円割引され、2年目以降は更新割引が適用されて月々200円も安くなる仕組みになっています。

そのため、出産後も長期的(子供が独立するまで等)に保障が欲しい方にとっても、それなりにお勧めできる医療保険ではないかと思います。

ただし、注意点があります。50歳以降になると入院・手術給付金、さらに死亡保険金が5年ごとに減額されていくということです。

確かに50歳以降になっても保険料の値上がりはかなりゆるやかなのですが、それは入院給付金・手術給付金・死亡保険金が減額されているという理由があるので、50歳以降の継続はメリットが少ないかなと思います。

5年ごとの給付金額と月額保険料の表

年齢 入院給付金 手術給付金 死亡保険金 標準保険料
20歳~24歳 1日につき
5,000円
1回につき
50,000円
500,000円 1,470円
25歳~29歳 1,740円
30歳~34歳 1,850円
35歳~39歳 1,810円
40歳~44歳 1,670円
45歳~49歳 1,770円
50歳~54歳 4,500円 45,000円 450,000円 1,920円
55歳~59歳 4,000円 40,000円 400,000円 1,990円
60歳~64歳 3,500円 35,000円 350,000円 2,140円
65歳~69歳 3,000円 30,000円 300,000円 2,330円
70歳~74歳 2,500円 25,000円 250,000円 2,550円
75歳~79歳 2,000円 20,000円 200,000円 2,770円

※ 保険料はWEBから申し込んだ場合は表より100円割引、2年目以降の更新の場合は表より200円割引となります。

デメリット部分

妊娠発覚後に加入すると保障の範囲が狭くなる点に注意

ABCおかあさん保険は妊娠発覚後でも妊娠19週までなら加入することが出来ます(19週を超えると加入できないので注意!)。

ですが、妊娠が発覚してから加入した場合、妊娠前に加入した場合と比べて2つほど保障されない項目が出てきます。

その2つとは
・自然分娩による入院給付金
・妊娠、出産のトラブルによる入院給付金

です。

保障をまとめた表は以下になります。

保障内容の表

項目 妊娠前の加入 妊娠後の加入
病気やケガでの
入院給付金
病気やケガでの
手術給付金
病気やケガでの
死亡保険金
自然分娩での
入院給付金
×
妊娠・出産トラブルでの
入院給付金
×
妊娠・出産トラブルでの
手術給付金

このように、妊娠前に加入した場合と比べると保障内容が狭くなっていることは覚えておいてください。

ただし、次回の妊娠に関しては自然分娩にともなう入院も、妊娠・出産のトラブルによる入院も保障の対象となります。あくまで加入時に発覚している妊娠に関してだけ保障範囲が狭まります。

1入院の限度日数がかなり少ない

ABCおかあさん保険では1入院の支払限度日数が30日となっています。例えば胃がんで40日間入院した場合でも、30日までしか保障されないことになります。残念ながら30日を超えた10日間分は保障されないのです。

一般的な医療保険(引受基準緩和型も含む)では1入院の限度日数は「60日」と設定されていることがほとんどのため、ABCおかあさん保険の「30日」というのは通常の半分という少なさとなっているのです。

確かに現在は様々な病気において長期入院になるケースはとても少なくなっています(精神病は例外)が、それでも症状が重い場合は30日を超える入院になることもあります。そのような「本当に医療保険が必要となる状況」にはあまり対応できないのがちょっと残念なところと言えます。

ちなみに、ある病気で30日間入院したとしても、別の病気であればまた30日限度で入院が保障されます。ただし、年間の保障限度額は入院給付金の80倍までとなっており、その金額を超えて保障されることはありません。(入院日額が5,000円の場合は年間で40万円が限度)

不妊治療を受けている方は加入できない

この保険では不妊治療を受けている場合は加入できません。

基本的に不妊治療を受けている方は医療保険に入れないことが多いですが、それはABCおかあさん保険でも同様ですので、注意してください。

先進医療の特約が用意されていない

医療保険やがん保険では特約として用意されていることが多く、大体2,000万円までの先進医療治療費を保障してくれる「先進医療の保障」。

先進医療は健康保険の対象外なので治療費は全額負担になってしまうため、医療保険に加入する際は先進医療特約を付けることは必須と言えるくらいお勧めとなっています。

ですが、ABCおかあさん保険ではそんな先進医療の保障が用意されていないのです。

先進医療は治療費が高い場合が多く、特にがん治療の陽子線治療や重粒子線治療では200万円~300万円という高額治療になる可能性があります。

その保障がないとうことは高額の先進医療に対応できないということになりますので、やはり医療保険としてはこの部分がかなり痛いところと言わざるをえません。

年末控除(保険料控除)の対象にならない

通常の医療保険であれば支払った保険料は年末控除(保険料控除)の対象となり、保険料の金額に応じて税金が安くなる仕組みになっています。

ですが、ABCおかあさん保険は少額短期保険会社が提供しているため、加入しても生命保険料控除の対象とはならないのです。

保険料控除による税金の減少はバカにできないため、ここは普通の医療保険と比べて損になってしまう部分となっています。

管理人の最終評価

1入院の限度日数が少なく、先進医療の特約が用意されていないので、過信するのは禁物の商品です。

ただし、妊娠後でも加入できて、妊娠19週までなら帝王切開などの手術も保障してくれますし、その内容で保険料はかなり安いため、妊娠発覚後に加入する医療保険としてはチェックしておくべき価値はあるかと思います。

保険料は5年ごとに見直されますが、急激な値上がりなどはないため、最大でも2,770円で契約できます。長期目線での加入も悪くないでしょう。

ただし、50歳以降は給付金額が5年ごとに減額されていくため、「子供が独立するまで」などの期間限定で利用を検討するのが良いかと思います。

公式サイトはこちらから
女性保険のABC | ABCおかあさん保険【公式サイト】

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