関東、関西を中心にステーションを置いているカーシェアリングサービスが「アースカー」です。

ステーション数こそ多くありませんが、月額基本料が0円であったり、車両によってはかなり安い時間料金と距離料金で乗れる可能性があることから、一度近くのステーションを調べてみる価値があるサービスと言えるでしょう。

月額基本料0円を利用して、他のサービスとの併用も視野に入れると効率の良い使い方が出来るかと思います。

↓公式サイトはこちらをクリック。入会もこちらから行えます。
アース・カー

コンテンツ一覧

  1. アースカーのメリット
    1. 圧倒的な料金の安さが魅力!(車によるのでデメリットでもあるかも・・)
    2. 月額基本料が0円のプランがあるので乗らない月も損しない。そして他サービスと併用できる
    3. 最短で当日乗車が可能
    4. 予定の時間より早く返却した場合、最大で2時間分の割引が適用される
    5. 一部のみだが喫煙車も用意されている
    6. 各社共通のメリット
  2. アースカーのデメリット
    1. 料金が分かりにくい
    2. 短時間でも距離料金がかかる
    3. ステーション数がまだまだ少ない
    4. 給油時の割引がない
    5. 各社共通のデメリット
  3. アースカーに入会する前に注意しておきたいこと
    1. 車によっては料金がかなり高くなるので、料金チェックはしっかりとやろう!
  4. 現在実施中のキャンペーン
  5. アースカーの基本情報
  6. 入会手順・入会に必要なもの
  7. 車の予約~当日に利用するまでの流れ
  8. 万が一の事故について
    1. ペナルティ料金
  9. 利用できる車一覧
  10. アースカーの料金形態
  11. 超過料金とキャンセル料

アースカーのメリット

他のカーシェアリングと比べてメリットとなっている部分を挙げています。アースカーのカーシェアリングを使うべきかどうか迷っている方は参考にしてください。

※ カーシェアリングとレンタカーのどちらを選べば良いのかを知りたい方は、こちらの「カーシェアリングとレンタカーの比較」をご覧ください。
カーシェアリングとレンタカーの違い【どちらがお得か比較してみた】

圧倒的な料金の安さが魅力!(車によるのでデメリットでもあるかも・・)

アースカーの魅力の一つに「料金が安い(車による)」があります。

例えばトヨタのヴィッツを借りる場合、一番安いのだと100円/15分、15円/kmで借りられます。1時間借りた場合は400円、6時間でも2,400円しか時間料金がかからない計算です。

数字だけだとピンとこないかも知れませんが、この価格は他の大手カーシェアリングサービスと比べてもかなり安いです。これだけを見るとかなりのメリットと感じられます。

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ただし、アースカーは同じ車種でも料金が異なり、例えば同じヴィッツでもステーションが違うと時間料金が180円/15分という価格に跳ね上がったりすることもあるため、価格にかなりばらつきがあるのが現状です。

運よく近くのステーションに安い設定の車があれば良いですが、逆に400円/15分、28円/1kmというかなり高い価格の車が設置されている可能性もあるため、利用の際は必ず料金を調べてから予約を取る必要があります。

月額基本料が0円のプランがあるので乗らない月も損しない。そして他サービスと併用できる

アースカーは月額基本料が0円で統一されており、基本的に使った分の利用料金しかかからない仕組みになっています(時間料金+距離料金のみ)。

人によっては年に数回しか乗らないというケースも多いと思いますので、乗らない月はお金がかからないのは嬉しい点です。

また、この月額基本料が0円というのは他のところでもメリットを発揮します。何故かと言うと、他のカーシェアリングサービスとの併用が無理なくできるため、状況によってお得になる方を選んで乗ることが出来るからです。

例えば平日はカレコの平日プランで安く乗り、土日祝日で車が必要になった場合はアースカーで借りるという方法も出来るのです。

カレコの平日プランだと平日が安くなる分、土日祝日がとても高くなってしまいます。その点アースカーは曜日関係なく同じ価格なので、近くのステーションにある車がカレコの土日料金よりも安く乗れるのであれば、土日祝日はアースカーを利用した方が安上がりになるのです。

両方のステーションがないと使えないことではありますが、これはかなりお得で使える方法だと思いますので、併用できるカーシェアリングが近くにあるかどうか探してみる価値はあるでしょう。

※ 併用に関してはこちらのページで詳しく書いています。
【カーシェアリング】東京に住んでいる人にお勧めの使い方

管理人taka管理人taka

他のサービスとの併用はけっこう使える方法ですので、自宅近くに他会社のステーションがないか確認しておきましょう。
タイムズカーシェアのステーションを探す
カレコ・カーシェアリングクラブ

最短で当日乗車が可能

アースカーは最もお手軽に入会手続きができるところで、お手持ちのSuicaやPASMOといったFelica搭載カード、またはおサイフケータイを利用することで最短で当日に乗車することが可能です。

思い立った当日にすぐに入会できるのは、他ではタイムズカーシェアのクイック入会くらいしかありませんので、このお手軽感はアースカーの魅力と言えます。

緊急で車が必要な用事が出来てしまった場合、アースカーは役に立ってくれることでしょう。

予定の時間より早く返却した場合、最大で2時間分の割引が適用される

アースカーでは「あんしん返却」という制度を採用しており、そのおかげで予定の時間より早く返却した場合でも最大で2時間分の時間料金が割引される仕組みになっています。

【例】
・12時~20時まで予約
・予定が早く終わり、18時に返却することに
・18時~20時の2時間分の料金はかからない

実際に予定を立ててみても、その通りの時間にならないことは多々あります。余裕を持って予約したのに、予定が早く終わって早めに返却しなければいけない状況は多くあると思いますが、その時に最大2時間分の料金が割引されるのは凄くありがたいと言えます。

ちなみに、カレコタイムズカーシェアでもこのような制度はありますが、どちらも6時間以内などの短い予約時間に限るという制限が付いています。

その点、アースカーなら長めの利用時間でもこの割引が適用するというメリットは見逃せません。

管理人taka管理人taka

最大2時間の割引は凄く助かりますね!

一部のみだが喫煙車も用意されている

通常、カーシェアリングサービスは全車両禁煙で統一されているのがほとんどですが、アースカーでは一部喫煙車も用意されています。

最近は喫煙者は肩身が狭い思いをすることが多々あると思いますが、アースカーの喫煙車なら思う存分吸うことが出来ます。

ただし、そうは言っても禁煙車の割合の方が圧倒的に多いので、喫煙車を探しても近くのステーションに置いてない可能性が高いかもしれませんね・・。

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各社共通のメリット

  • 給油無料
  • 携帯(ガラケー)・スマホからでも簡単に予約できる
  • 対人・対物などの保険がしっかりと付いている

アースカーのデメリット

他のカーシェアリングと比べてデメリットとなっている部分を挙げています。アースカーを使うべきかどうか迷っている方は参考にしてください。

料金が分かりにくい

アースカーは車ごとに時間料金と距離料金が変わります。これは同じ車(例えばヴィッツ同士)でも、利用料金が車によって異なるのです。

また、利用時間によって時間料金の割引率が変わるため、例えば月間の利用でどれくらいの費用になるのか・・という見積りを出しづらいのです。

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他のカーシェアリングサービスでは6時間パックや12時間パックがあり、車種による料金の違いも2種類くらいしかないという分かりやすいサービス内容になっています。そのため、パッと見で自分が利用する料金がどれほどなのかが分かるため、月間でどれほどの支出になるかが計算しやすいです。

残念ながらアースカーは長期視野で利用を考えた場合、かなり分かりにくい形になっています。料金の把握がしにくいのはちょっと不安になるし、計画的な利用に支障をきたす可能性もあるため、この点はアースカーのデメリットと言えるのかも知れません。

短時間でも距離料金がかかる

カレコタイムズカーシェアの場合は6時間以内、またはショートの利用であれば距離料金が発生しないシステムを採用していますが、アースカーでは短時間でも長時間でも、もれなく距離料金が発生します。

6時間以内の利用で長距離ドライブをしたい場合、アースカーは距離料金の関係でカレコやタイムズカーシェアよりも高くなる可能性が高いので、そのような使い方は向いていないのかも知れません。

ただし、お買物に利用するなど、あまり距離を走らない場合はアースカーは(車によりますが)特に安く済む可能性があります。予約時に車の時間料金と距離料金をチェックし、カレコやタイムズカーシェアの料金を比べてみて、安い方を使うのが賢い使い方になるかと思います。

ステーション数がまだまだ少ない

関東・関西を中心にステーションを展開しているものの、その数は217ヵ所(2015年6月現在)しかないので、まだまだ少ないのが現状です。

この数だと、利用したくても自宅近くにステーションがない可能性の方が高いです。必然的に東京であればカレコ、全国視野で考えるとタイムズカーシェアの方が利用する機会は多くなるでしょう。

料金の安さはカーシェアリングサービスの中でも安い方だと思いますので(これは車によりますが)、今後の展開に期待したいところです。

給油時の割引がない

他の大手カーシェアリングサービスは給油すると15分が無料になるなどの割引を提示してくれていますが、アースカーは残念ながら給油時の割引がありません。

給油自体、少しですが時間を割くものですので、何らかの割引は欲しかったなというのが正直なところです。

※ もちろん給油自体は無料で出来ます。

各社共通のデメリット

  • 乗り捨てが出来ない
  • 近くのステーションに乗りたい車がない場合がある

アースカーに入会する前に注意しておきたいこと

上記のメリット、デメリットはチェックしておいて欲しいですが、それ以外に注意しておきたい点を挙げておきます。

車によっては料金がかなり高くなるので、料金チェックはしっかりとやろう!

アースカーは車によって大きく利用料金が異なります。

具体的には、時間料金は最安値で80円/15分、距離料金が10円/1kmという表記なので安く感じますが、チェックしてみると大体100円~200円/15分くらいの車が多い感じなので、予想しているよりも安くなりません。

また、400円/15分、30円/1kmという高価格設定の車も普通にステーションに置いてありますので、車を予約する前に料金はしっかりとチェックしておきたいところです。

現在実施中のキャンペーン

特になし

アースカーの基本情報

※ 次の予約がある場合には延長の手続きは出来ない

会社名株式会社アース・カー
サービス展開地域【北海道・東北】
北海道、宮城
【関東】
茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川
【甲信越】
長野
【北陸】
なし
【東海】
静岡、愛知
【関西】
滋賀、京都、奈良、和歌山、大阪、兵庫
【中国】
広島
【四国】
なし
【九州・沖縄】
福岡、熊本
ステーション数217ヵ所(2015年6月現在)
車両数約200台
1回あたりの最短利用時間15分
予約・パソコン・スマートフォン・携帯から可能
・15分単位で予約できる(最大72時間)
・7日前から予約できる
予約のキャンセル・予約の変更は直前まで可能(無料)
・キャンセルする場合、3日前から600円のキャンセル料金が発生
延長方法携帯・スマートフォンから延長手続きが行える
給油・給油カードで無料で出来る
・満タン返し不要
・ガソリンメーター1/2になったら給油タイミング
【使えるガソリンスタンド】
・ENEOS、出光興産、コスモ石油、エッソ、モービル、ゼネラル、エクソンモービル、昭和シェル石油、全農、伊藤忠エネクス、キグナス石油、太陽石油で給油可能
※ 念のため、ガソリンスタンドのスタッフに給油カードが利用できるかどうか確認すること
子供用シート・すべてのクルマにジュニアシート(4歳ごろ~10歳ごろ)を標準装備
・4歳以下のチャイルドシートの貸し出しは行っていない
タバコについてほぼ禁煙車だが、一部喫煙車も用意
ペットの同乗全車で禁止
※ 補助犬・介助犬の同乗は可能
カーナビ全車に搭載
ETC車載器全車に搭載
(ETCカードは各自で用意)

入会手順・入会に必要なもの

アースカーにはWEBからの「オンライン入会」で入会することが出来ます。

入会にはクレジットカード、免許証、携帯電話またはスマートフォンの用意があれば登録できます。

【インターネット入会】
手続きを全てWEB上で完結させることが出来る申込み方法です。家に居ながら登録でき、最短で入会当日から乗車できるようになります。

手持ちのFelica搭載カード(Suicaなどの交通系ICカード、またはおサイフケータイ等)を利用する場合はアースカーで会員カードを発行する必要がなくなり、無料になります。

アースカーの会員カードを発行する場合、1枚につき1,500円かかります。また、届くまで少し時間がかかります。

↓アースカーへの入会はこちらから
アース・カー

車の予約~当日に利用するまでの流れ

  1. PC、携帯、スマートフォンでアースカーのホームページ上から、近くのステーションと乗りたい車を検索
  2. 車が見つかったら予約時間を決める
  3. 当日、時間になったらステーションに行き、会員カード(ICカード)で予約した車のドアロックを開錠する
  4. ドライブを楽しむ(ガソリンの給油は専用カードで行える)
  5. 延長したい場合は、携帯・スマートフォン・パソコンから利用時間の延長操作が可能
  6. 車内清掃、必要なら給油も済ませておき、会員カード(ICカード)でドアをロックして利用終了

万が一の事故について

アースカーは万が一の事故にもしっかりと対応してくれる保険が用意されています。保険料は利用料金に含まれています。

対人1人あたり 無制限
対物1事故につき 無制限
車両1事故限度額 時価額
人身傷害1人当たり 6,000万円
搭乗者傷害1人当たり 1,000万円
レッカー現場急行サービス事故や故障で自走不能になった場合、現場から60km以内の修理工場まで無料でレッカー牽引・搬送を行う
落輪引き上げ
乗り上げ時の引きおろし
落輪や乗り上げで自走不能となった場合、引き上げ・引き下ろし作業を無料で行う

ペナルティ料金

アースカー車両を利用中に運転者の責任で何らかの損害を与えた場合、下記のペナルティ料金が発生します。

ノンオペレーションチャージ(NOC)・自走可能の場合 :20,000円~100,000円
・自走不能の場合:50,000円~250,000円
忘れ物20,000円+実費
汚損20,000円+実費
紛失20,000円+実費
バッテリー上がり20,000円+実費
混油
(油種を間違えた場合)
20,000円+実費
乗り捨て
(返却位置不正)
20,000円+実費

利用できる車一覧

国産車【トヨタ】
ヴィッツ、ポルテ、ウィッシュ、ラクティス、WILL、カローラ、シエンタ、86、アイシス、イプサム、パッソ、プリウス、ヴァンガード、ノア、ヴォクシー、エスティマ、ハリアー、ヴェルファイア、アルファード
【レクサス】
レクサス
【ニッサン】
GT-R、モコ、マーチ、キューブ、キューブ キュービック、ブルーバードシルフィ、ティーダ、ノート、セレナ、エルグランド、ADエキスパート、キャラバン、クリッパーリオ
【マツダ】
ベリーサ、デミオ、ロードスター、プレマシー、MPV、キャロル
【ホンダ】
フィット、フィットハイブリッド、エアウェイブ、シビック、CR-Z、フリード、S2000、ステップワゴン
【スズキ】
スイフト、ワゴンR、ジムニー、ハスラー
【ダイハツ】
ミライース、ムーヴ、コペン
【ミツビシ】
アイ
【スバル】
インプレッサ、BRZ
輸入車・メルセデス・ベンツ
・スマート
・BMW
・アウディ
・フォルクスワーゲン
・ポルシェ
・MINI
・プジョー
・フィアット

※ 各ステーションに上記の車全てが置いてあるわけではありません。

アースカーの料金形態

入会金0円
ICカード発行料SuicaやPasmoなどの交通系ICカード、おサイフケータイ等を持っていれば無料
アースカーで会員カードを発行する場合は1,500円/1枚
月会費0円
無料利用分なし
15分単位の料金車種により、価格が変わります。
最安値は
時間料金:80円/15分~
距離料金:10円/1km
となっていますが、大体が100~200円/15分、15円/1kmくらいになってます。
長時間割引
※ 時間料金のみ
※ 距離料金は対象外
【0~3時間】
通常料金
【3~6時間】
20%OFF
【6~12時間】
70%OFF
【12~24時間】
80%OFF
乗って夜割
21:00~翌朝9:00
※ 時間料金のみ
※ 距離料金は対象外
3時間以上の利用で、時間料金50~75%OFF
あんしん返却終了時間よりも早い時間に返却すれば 最大で2時間分時間料金を割引
延長料金・携帯・スマートフォン・パソコンから延長手続きが行える
・延長時間は通常料金が適用される
・次の予約がある場合は延長手続きは出来ない
その他利用料金の中にガソリン代、保険料、消費税を含む

超過料金とキャンセル料

超過料金・無断で予約終了時間を超えて利用した場合、利用料金とは別に割引適用前の時間料金が上乗せとなる
・次の会員の予約が入っているのに無断で延長した場合、通常の3倍の延滞料金がかかる
予約の変更乗車時間前までなら無料で変更可能
キャンセル料・予約開始日の3日前までのキャンセルは無料
・3日前になった時点で600円のキャンセル料が発生する
【予約開始時間を過ぎた場合】
ペナルティ料金(時間料金の100%)が発生する

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