ソニー生命の「5年ごと利差配当付個人年金保険」です。

個人年金保険の中では返戻率が悪くないです。運用成績が良かった場合、配当金が出るのも嬉しいポイントです。

ただし、クレジットカード払ができない、ホームページを読む限りでは詳細がよく分からないなどの注意点もあります。

メリットだけでなく、デメリットもよく読んでから検討するのが良いでしょう。

管理人taka管理人taka

個人年金保険を検討しているならiDeCo(イデコ)つみたてNISAを利用した方が良いと思います。利用価値はかなり高いです!

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押さえておきたい注目ポイント

ソニー生命の「5年ごと利差配当付個人年金保険」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

【メリット】

  • 返戻率がそこそこ高い
  • 配当金が出ることもある

【デメリット・注意点】

  • クレジットカードで支払うことが出来ない
  • 公式ホームページが少々分かりにくい
  • 詳細を知りたい、さらに他と比較したい場合は保険相談サービスも利用しよう

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

ソニー生命の5年ごと利差配当付個人年金保険の詳細

男性の返戻率の例
・保険料払込期間:60歳満了
・年金受取開始年齢:60歳
・年金受取期間:10年

契約年齢月額保険料年金年額返戻率
20歳9,645円50万円約108.0%
30歳10,540円40万円約105.4%
40歳12,153円30万円約102.9%

女性の返戻率の例
・保険料払込期間:60歳満了
・年金受取開始年齢:60歳
・年金受取期間:10年

契約年齢月額保険料年金年額返戻率
20歳9,645円50万円約108.0%
30歳10,532円40万円約105.5%
40歳12,141円30万円約103.0%

※ 上の表は2019年8月現在の保険料です。

保障内容

項目内容
契約可能年齢15~50歳
年金受取期間確定年金(5年、10年、15年)
5年保証期間付終身年金
10年保証期間付終身年金
被保険者が死亡の場合保険料払込満了前⇒死亡給付金として既払込保険料相当額がもらえる
特約その.1【5年ごと利差配当付年金支払特約】
保険金などを年金で受け取れる
特約その.2【個人年金保険料税制適格特約】
所定の条件を満たしていると、個人年金保険料控除が受けられる
払込回数月払、半年払、年払
払込方法口座振替
(クレジットカードは不可)
公式サイト個人年金保険 | ソニー生命保険

メリット部分

返戻率がそこそこ高い

ソニー生命の5年ごと利差配当付個人年金保険は、個人年金保険の中では返戻率が高い方です。据置期間なしでも105%~108%くらいの返戻率が期待できるので、他と比べてもそれなりに高いと言えるでしょう。

ちなみに、他の個人年金保険では据置期間を置くことでさらに返戻率が高くなるという運用が出来る場合が多く、当然ソニー生命の個人年金保険でもその形にすることは出来るのですが、返戻率の上昇率についてはカスタマーに聞いても教えてもらえませんでした。気になるところだったので、ちょっと残念です。

配当金が出ることもある

この保険は「5年ごと利差配当付」となっているため、運用成績が良かった場合は配当金がでることになっています。

配当金が出た分についても一緒に積み立ててくれますので、今後景気が良くなれば貰える年金が増えていくことが期待できます。

配当金がない保険の場合はインフレリスクには基本的に対応できませんが、この保険のように配当金がでることである程度備えることができるようになっています。

この点はこの保険のメリット部分と言えるでしょう。

デメリット部分

クレジットカードで支払うことが出来ない

ソニー生命の保険商品は基本的に支払いが口座振替になっています。

初回の保険料こそクレジットカードで払えるものの、2回目以降の保険料についてはクレジットカードで支払うことができないのです。

そのためクレジットカード払いによるポイント付与が出来ないということになります。他のクレカ払いができる個人年金保険と比べると、実質的に返戻率が1%くらい低くなることになるので、この点はかなりいただけないですね。

公式ホームページが少々分かりにくい

ソニー生命の5年ごと利差配当付個人年金保険はソニー生命専任のライフプランナーとの無料面談か、またはソニー生命を取り扱っている保険相談サービスでしか詳細を知ることが出来ない仕組みになっています。なので、公式ホームページやPDFファイルでは必要最低限のことしか説明が書かれていません。

私たちに最適なプランを提案してくれるのはありがたい限りなのですが、公式ホームページを見ただけでは保険料シュミレーションさえ用意されていないため、情報が少なすぎてこの商品の魅力があまり伝わってきません。

面談時はしっかりと魅力店などを解説してくれるとは思いますが、ホームページ上で詳しく丁寧に内容が書かれている他の保険と比べると「難しそうな内容の保険」という先入観を持ってしまうのはしょうがないことなのかも知れません。

申し込み前の注意点

詳細を知りたい、さらに他と比較したい場合は保険相談サービスに行くのががお勧め

ソニー生命の保険商品は「ソニー生命専任のライフプランナー」による無料面談を行うことで詳細を知ることができます。この場合、当然ですがソニー生命のことしか聞くことはできません。他に良い商品があってもそちらをお勧めされることはないのです。

ですが、ソニー生命のライフプランナーを通さなくても詳細を聞けたり、申し込みも出来るところがあります。それが無料の保険相談サービスです。

保険相談サービスであればソニー生命の商品詳細が聞けることはもちろん、それ以外にも色々な会社の商品と比較してくれて、私たちの状況に合った最適な保険商品を紹介してくれます。そのため、ソニー生命の商品に興味がある場合は無料の保険相談サービスの利用も検討してみてください。

個人的なお勧めサービスは「保険見直しラボ」と「保険見直し本舗」です。この2つのFP(相談員)は全員がソニー生命を扱えますし、保険相談サービスの中でも特に高いメリットを提示してくれているサービスのため、ソニー生命の個人年金保険を検討したい場合はこの2つのサービスのどちらかの利用をお勧めします。

どちらを受けるか迷う方はひとまず2つとも相談を受け、気に入った対応をしてくれた方を選ぶのが一番良い方法かと思います。もしその時間がない方は、保険見直しラボだけでも利用してみることをお勧めします。

保険見直しラボなら面談+アンケート回答で1,000円~1,500円相当のお好きなプレゼントを一つ貰うことが出来ます。

ちなみに、加入の意思がまだない状態でも保険相談サービスであれば嫌な顔をされることは一切なく、気軽に相談できるのでお勧めです。ソニー生命の個人年金保険についてじっくり聞くだけでも良いですが、希望をすれば他会社の個人年金保険との比較もしてくれますし、もしくは他に興味がある生命保険について一から説明してもらうなど、保険についての疑問点はこの機に一気に解決出来ます。資料が欲しい方にもお勧めです。

保険見直しラボのメリット、デメリットなど
保険見直し本舗のメリット、デメリットなど

管理人の最終評価

返戻率はそこそこ高く、運用成績次第で配当金もでますが、クレジットカード払ができないのが痛いです。実質的に返戻率が1%下がる計算になりますので。

たかが1%と思うかも知れませんが、返戻率の1%はかなりでかいです・・。

また、基本的に個人年金保険に加入するよりもイデコやつみたてNISAを利用した方が効率的に老後資金を貯めていけますので、まずはそちらを限度額まで利用してから個人年金保険を検討するのが良いかと思います。

ソニー生命はこちらから
個人年金保険 | ソニー生命保険

管理人taka管理人taka

個人年金保険をお探しの方はこちらの個人年金保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

この保険に加入中の方、見積もりを既にもらっている方

この記事を読んでいる方の中には、保険会社の担当営業や保険ショップの担当者から、この保険の設計書(見積もり)を既にもらっていて、「この保険に決めて本当にいいのだろうか・・・?!」と懐疑的になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

あるいは、既にこの保険を契約したものの、「なんか違う気がする・・・」「間違えたかも・・・」と不安になっている方もいらっしゃるのでは。

手元に保険商品の設計書や保険証券がある方は、証券や設計書をアプリで撮影すると、プロがそれを診断して問題点やムダを指摘してくれる無料アプリ「パシャって保険診断」の活用をおすすめします。診断結果はなんと3000文字くらいの詳細なものだそうです。

AppStoreでも高評価で、既に1万ダウンロードを突破している実績のあるアプリです。

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この保険を資料請求する方、気になっている方

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自分たちの必要保障分を見極め、保険料とのバランスを取ることが、この保険を選ぶうえで重要になるでしょう。

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この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索していますので、興味がある方はLINEの方でご質問を。ラーメン、焼肉、テニス好き。

保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

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