保険情報サイトや保険雑誌でのがん保険ランキングを見るものの、「どの年代が対象か分からないじゃないか・・」と思っている方も大勢いると思います。
このページではそんな悩みに応えるべく、保険の専門家である管理人takaががん保険を探している20代と30代の男女向けにがん保険を比較検討し、お勧め商品をランキング形式でピックアップしています。
基本的にがん保険は男性も女性もお勧め商品はほぼ変わらないため、分けることはせずに一緒に紹介させていただきます。もし「これは!!」と思うがん保険があったら、是非とも資料請求(基本的に全て無料)を申し込んでみてください。
がん保険の簡易ランキング表をご紹介。資料・パンフレットの取り寄せにご活用ください
お時間がない方向けに、20代・30代の男女向けがん保険の簡単なランキング表をこちらに載せておきます。
順位 | 商品名 | 総合評価 | 保険期間 | 特長 |
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スマイルセブンSuper (朝日生命) | 終身型 | がんを含む7大疾病を保障。 現状ではイチオシ! | ||
終身ガン治療保険プレミアムDX (チューリッヒ生命) | 終身型 | 長期の治療に真価を発揮! 保険料は非常に安い。 | ||
新がんベスト・ゴールドα (FWD富士生命) | 終身型 | 診断給付金のみの簡単保障。 トップクラスの安さを誇る。 |
保険商品は一般的に内容が少し難しく、さらに他の商品と比較する必要があるため、興味がある保険商品の資料やパンフレットを自宅に揃えてじっくりと比較・検討するのがベストです。
そのため、まずは資料請求をしておくことをお勧めします。資料請求は全て無料です。
各商品についての解説はこの後にじっくりしていますので、興味がある方はそちらもご覧ください。
保険初心者は無料の保険相談も利用してみてください
保険についてあまり詳しくない方は、がん保険を選ぶ際にかなり混乱し、迷うことだろうと思います。
基本的にこのページで紹介している商品は凄くお勧めなので、TOP3(特に上位2つ)のうちのどれかにしておけば全く問題ありません。
ですが、それでもやはり自分に合うがん保険の判断については難しいところがあるので、色々と専門のFPからお話を聞いてみるのもお勧めです。また、もし生命保険への加入を検討されているのであれば、やはり信頼できるFPさんに相談に乗ってもらいのが手っ取り早いし間違いがありません。
そのため、保険初心者の方は最初は出来るだけ保険相談サービスを利用することをお勧めしています。相談は無料ですし、プレゼントも貰えるので、損はないかと思います。
ただ、質が良くて信頼できるサービスもあれば、質が普通もしくはあまり良くないサービスもありますので、その点は注意しておいてください。
個人的に非常にお勧めだと思っているのは「保険見直しラボ」と「保険見直し本舗」です。この2つは保険相談サービスの中でも特に高いメリットを提示してくれているサービスのため、がん保険または生命保険を検討したい場合はこの2つのサービスの利用をお勧めします。
どちらを受けるか迷う方はひとまず2つとも相談を受け、気に入った対応をしてくれた方を選ぶのが一番良い方法かと思います。時間がない方は保険見直しラボだけでも利用してみることをお勧めします。
保険見直しラボなら面談+アンケート回答で1,000円~1,500円相当のお好きなプレゼントを一つ貰うことが出来ます。
⇒保険見直しラボ
⇒保険見直し本舗(無料相談予約フォーム)
このページの中身
■目次(もくじ)
20代・30代男女にお勧めのがん保険ランキングTOP3
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朝日生命の「スマイルセブンSuper」
保険料 【男性】
20歳:2,079円
25歳:2,471円
30歳:3,015円
35歳:3,729円【女性】
20歳:2,009円
25歳:2,322円
30歳:2,664円
35歳:3,108円保障内容 ・7大疾病一時金:100万円
・保険料払込免除特約付、先進医療特約付
・終身払特長 ・がんだけでなく、7大疾病で適用
・上皮内新生物も悪性新生物と同額保障
・急性心筋梗塞、脳卒中の給付条件が厳しくない
・安い保険料なのに内容は非常に充実しているがんに対しては上皮内新生物も同額保障、一時金は1年に1回を限度に回数無制限、そして2回目以降も診断確定でOKという、かなり優れた内容となっているがん保険です。他のがん保険では2回目以降のがんについては「がんの治療で入院することが条件」と定めているところも少なくないですが、スマイルセブンSuperは何回でも診断確定でOKのため、入院しない場合でも給付金を貰うことができます。
しかも1年に1回限度で回数無制限なので、この点も文句ありません。がんだけを見ても他より優れた保障内容となっています。
しかも、スマイルセブンSuperはそれだけではありません。その他の6大疾病(急性心筋梗塞・拡張型心筋症、脳卒中・脳動脈瘤、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、高血圧性疾患)も保障してくれるのです。
これについては「がん」と「がん以外の6大疾病」でそれぞれ別に適用となっていますので、例えば肝硬変になって一時金100万円を貰ったとしても、その後1年が経過する前にがんになった場合はその時点で一時金100万円が貰えるのです。
つまり、がん以外の6大疾病の支払事由に該当した場合でも、がんの保障が途切れることはないのです。
さらに「急性心筋梗塞、脳卒中の給付条件も他と比べてかなり良い」、「保険料払込免除特約にも7大疾病が適用される」、「先進医療特約はがん以外も給付の対象となっている」、「ティーペックの健康相談サービス付き」などなど、挙げればキリがないほどのメリットを提供してくれるがん保険です。
しかもこれほど優秀な中身にも関わらず、保険料がとても安くなっています。20代~30代のうちでも保険料は月々2,000円~3,000円台で抑えることができるため、非常にありがたい価格設定となっているのです(ちなみにこの保険料は一時金を100万円にした場合の保険料です)。
唯一の気になる点は、会社が朝日生命というところでしょうか・・。信頼性としては中間くらいのところなので、倒産する心配はないとは思いますが、もう少し格付投資情報センター(R&I)での評価を上げてくれたらと思ってしまいます(2018年4月23日時点でBB)。
欠点としてはそれくらいなので、がん保険を探している方は最優先で候補に入れておくことをお勧めします。
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チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」
保険料 【男性】
20歳:1,426円
25歳:1,607円
30歳:1,849円
35歳:2,132円【女性】
20歳:1,288円
25歳:1,449円
30歳:1,611円
35歳:1,813円保障内容 ・給付金月額:20万円
・がん先進医療特約付、保険料払込免除特約付
・終身払特長 ・主契約だけにすれば保険料は断然安くなる
・放射線治療・抗がん剤治療に特化している
・自由診療も保障の対象
・長期間の治療の場合に真価を発揮する注意点 月払保険料1,500円以上、年払保険料15,000円以上に設定しないと申込できない 若いうちは何かとお金がないものですので、少しでも保険料を節約したいという方も多いかと思います。その点で非常にお勧めなのがチューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアムDX」です。
この商品は終身のがん保険の中でも最安値クラスの保険料となっており、もし給付金月額を10万円に設定するのであれば保険料は終身払の場合は月々700円台という安さに抑えることができます(1,500円以上にしないと申し込みできないので、実際には無理な設定なのですが・・)。
そのような保険料の安さでありながら、主契約が「放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療を受けたら月ごとに給付金が支払われる」という内容であるため、数か月~数年などの長期間のガン治療にも経済的に備えることができます。
がん保険で本当に欲しいのは「深刻ながん治療で活きてくる保障」なので、その点でいえば終身ガン治療保険プレミアムDXは文句なしの内容となっています。
また、2018年4月の商品改定により、健康保険が適用されない自由診療についても保障されるようになりました。
通常の治療とは違い、自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金は通算12ヶ月が限度となっていますが、最新の自由診療を受けた場合でもしっかりと給付金が支払われるのはとてもありがたいと言えます。ちなみに基準給付月額の2倍が支払われます。
気になる点としては、先でちらっと挙げましたが「月払保険料1,500円以上、年払保険料15,000円以上に設定しないと申し込むことができない」というところでしょうか。
給付金月額は10万円に設定しても経済的にはかなりの助けになるため、本来なら給付金月額10万円で契約したいところなのですが、終身払の場合だとその月額で申し込もうとしても20代~30代のうちだと月の保険料が1,500円を超えてくれません。
そのため、保険料の払込期間を終身払ではなく、55歳満了にしたり60歳満了にして、月々の保険料を1,500円以上(年払なら15,000円以上)にする必要があるのです。
ただ、20歳くらいで契約する場合はそれでも1,500円を超えてくれませんので、給付金月額を20万円にしたり、払込期間を調節したりする必要が出てきます。特に女性の方は保険料が男性よりも安くなっているので、20代で契約する場合は保険料を1,500円にするために調節せざるを得ない方が多いでしょう。
安すぎるがゆえに問題が生じてしまう保険なんて、他にないのではないでしょうか・・。そのため、本来ならこの保険は1位でもおかしくないのが、20代~30代のうちは2位に設定させていただきました。
ですが、中身は朝日生命のスマイルセブンSuperにも負けないくらいの優秀ながん保険となっています。「とにかく安くて、それでいて内容が良いがん保険が欲しい!」という方は是非ともチェックしておいてください。
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FWD富士生命「新がんベスト・ゴールドα」
保険料 【男性】
20歳:1,238円
25歳:1,425円
30歳:1,668円
35歳:2,002円【女性】
20歳:1,224円
25歳:1,397円
30歳:1,623円
35歳:1,830円保障内容 ・がん診断給付金:100万円
・がん先進医療特約付き
・終身払特長 ・主契約がシンプルで、保険料がとても安い
・がん(悪性新生物)に関してはかなり充実している
・2回目以降の給付条件に「通院」があるのが良い
・ティーペック社の健康サービス付主契約ががん診断給付金のみというシンプルな保障内容となっており、保険料がかなり安いがん保険です。
主契約が診断給付金だけというがん保険はいくつかありますが、新がんベスト・ゴールドαはその中でも特に保険料が安くなっており、さらに診断給付金の2回目以降の条件が入院だけでなく通院も含まれているため、他と比べてもメリットの高い商品となっています。
診断給付金があれば手術や入院・通院問わず様々な治療費用に備えることができますし、生活費にも充てることができます。なのでがん保険は診断給付金だけで良いという考え方もあり、さらにこの商品は保険雑誌などでもかなりの高評価を得ているため、新がんベスト・ゴールドαの人気はかなり高いです。
朝日生命のスマイルセブンSuperは保険料が少し高めだな・・と感じている方は、こちらにしても良いかと思います。ただし、朝日生命が7大疾病に対応しているのに対し、こちらはがんのみしか保障されない点に注意してください。
全年代通じてお勧めのがん保険ですが、保険料が安い、保障がシンプルで分かりやすい、保障内容が良いという点から、20代・30代にもかなりお勧めの商品となっています。
短期で利用したい方はANAの「明日へのつばさ がん保険」がお勧め
保険料 | 20歳:580円 25歳:600円 30歳:670円 35歳:790円 |
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保障内容 |
|
特長 |
|
注意点 | ANAマイレージクラブ会員にならないと加入できない |
がん保険は基本的に終身で保障されるもの(上のTOP3で紹介)をお勧めしていますが、人によっては「がん保険は子供が独立するまであれば良い」と考える方もいます。
もし終身でのがん保障が必要ないのであれば、5年更新のがん保険もあるため、そちらを検討した方が良いです。5年更新であれば保険料が非常に安く、その割に保障内容がとても良いので、終身がん保険を契約するよりも色々と効率が良いですので。
そして5年更新の中で最もお勧めなのがANAの「明日へのつばさ がん保険」です。ANAマイレージクラブ会員にならないと加入できませんが、加入自体は無料で出来るので問題ありません。保険料の安さ・補償の充実さは素晴らしいものがあります。
当ページの3位で紹介しているFWD富士生命の「新がんベスト・ゴールドα」と比べてみると、その中身の凄さが分かるかと思います。
【ANAとFWD富士生命のがん保険比較表】
・男性、30歳で加入
・一時金はどちらも100万円
・特約無し
項目 | 明日へのつばさ がん保険 (ANA) | 新がんベスト・ゴールドα (FWD富士生命) |
---|---|---|
がん診断一時金 | ・100万円 ・支払は1回のみ ・上皮内新生物も対象 | ・100万円 ・2年に1回限度に無制限 ・上皮内新生物は対象外 (特約で対象に出来る) |
がん入院保険金 | 日額10,000円 | ― |
がん手術保険金 | 入院あり:10万円 入院なし:5万円 | ― |
放射線治療保険金 | 10万円 | ― |
がん通院保険金 | 日額5,000円 | ― |
がん退院時 一時保険金 | 10万円 | ― |
保険料 | 670円 | 1,562円 |
このように、お勧めがん保険である「新がんベスト・ゴールドα」と比べても、その内容には大きな差があるのです。
ただし、すでに触れているようにこの保険は5年更新のため、5年ごとにどんどん保険料が高くなってしまいます。そのため、長期間でのがん補償を求める方には向いていません。「子供が独立するまで」の短期で利用したいという方にのみお勧めします。
この保険に加入するにはANAマイレージクラブへの入会が必要となります。入会は無料でできます。
⇒ANAマイレージクラブ入会のご案内
この商品の詳細はこちらのページで書いています。
⇒ANAの保険「明日へのつばさ がん保険」のメリットとデメリット、申込み前の注意点など
20代・30代でがん保険は必要か
20代や30代の若いうちからがん保険に加入しても、どうせすぐガンにはならないだろうし、保険料が無駄になるんじゃないか?・・と考える方は大勢いると思います。私も20代の当時はそう思っていました(^^;)
ですが、がん保険は「興味を持った今」加入を検討しておくことを強くお勧めします。
何故かというと、まず第一に遅く加入した方が保険料が高くなるからです。これは「年齢が高い方が月々の保険料が高くなるからであって、支払う総額は遅く加入した方が安いはずだよね?」と思ってしまいがちですが、実は遅く加入した方が保険料の支払総額もかなり高くなるということがデータで出ています。
例えばオリックス生命の「Believe(ビリーブ)」の場合、30歳からの加入で60歳払済にした場合と、50歳から加入して60歳払済にした場合とでは、30歳から加入した方が保険料の支払総額はかなり安く済むのです。
具体的には、30歳から加入すると支払総額が約167万円なのに対し、50歳から加入した場合の保険料の支払総額は約245万円にまで高くなってしまうのです。
これは30歳から加入する場合の約1.5倍も多く払っていることになります。早く入った方が保険料総額も安くなり、保障があるので安心感もあるので、これだけで20代から加入する大きな理由となっています。
また、がんは若いうちは発症率がとても低いとはいえ、かからない訳ではありません。特に女性は特有のリスクがあるため、若いうちは男性よりも発症率は高い傾向にあります。
そして、もしがん保険に加入する前にがんになってしまった場合、通常のがん保険に加入することは出来なくなってしまいます。入れたとしても、保険料が高くて保障内容がイマイチな引受基準緩和型(限定告知型)という選択肢しか残っていません。
それであれば、がん保険を検討している「20代~30代の今」入っておいた方が良いと個人的には考えています。将来的にはいずれがん保険には入ろうと考えている方は今のうちに加入しておいた方が良いです。保険料も月々1,000円~2,000円くらいでかなり質の良い内容のがん保険に加入することができますので、経済的負担も少ないと思います。
ちなみに、ウチの奥さんは20代という若い時にがんになりましたが、医療保険にがん特約を付けておいたおかげでかなり給付金を受け取ることが出来ました。がんで精神的に落ち込む中、経済的な助けがあるのはとても心強かったことでしょう。
医療保険とがん保険、どちらを選ぶかで迷う方はこちらへ
医療保険とがん保険、どちらに加入しようか迷っている方も多いかと思いますが、個人的にはどちらか一つを選ぶならがん保険をお勧めしています。
その理由について知りたい方はこちらのページをご覧ください。
⇒医療保険とがん保険、入るならどっち?保険としての優先度とそれぞれの違いについて解説
また、医療保険とがん保険の両方に加入したという方は、以下のページが参考になるかと思います。
⇒医療保険とがん保険のベストな組み合わせ3選
この記事を書いた人
- taka
- 当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。
保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。
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