男性の保険料(月額):1,270円
(30歳、シンプルプラン10万円コース、有期65歳、先進医療特約付き)

短期入院への特化、そして他では見られない有期プランの取り入れなど、かなり興味深い保障内容になっている医療保険です。ティーペック社の健康サービス(セカンドオピニオンなど)が無料で受けられるのも嬉しい所です。

長期入院に関しては特約を付けることで対応できるようになりますが、その内容に関しては微妙な点もあるため、他の医療保険と比較する必要が出てきます。

短期入院に備えたい人には要チェックの商品となりますが、一般的な医療保険を求める方には必要性が薄い商品だと言えるでしょう。

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押さえておきたい注目ポイント

AIG富士生命の医療保険「医療ベスト・ゴールド」の大まかな特徴をサッと知りたいという人向けに、押さえておきたい要点だけをピックアップしました。

有期プランなら保険料が安くてお勧めできる
短期入院に最も備えられる
七大生活習慣病で入院した場合は支払回数無制限に
ティーペック社の健康サービスが無料で利用できる
基本保障だけでは長期入院に全く備えられない
三大疾病時に保険料が免除になる特約がありがたいが、有期プランには付加できない
有期タイプで契約した場合、自動更新に注意しよう

以下、詳しい説明に入りますので、興味がある方は読み進めてもらえればと思います。

医療ベスト・ゴールドの詳細

月払保険料の例
・保険(払込)期間:65歳
・シンプルプラン
・入院一時金額:10万円コース
・先進医療特約付き

契約年齢 男性
30歳 1,270円
40歳 1,520円
50歳 1,923円

※ 上の表は2016年3月現在の保険料です。

管理人taka管理人taka

有期プランにすれば終身払いよりもかなり安い保険料になります。医療保険は65歳以降も必要かどうかは意見が分かれるところですので、有期65歳で契約するのも一案だと思います。

保障内容

項目 内容
契約可能年齢 0歳~80歳(保険期間・払込期間によって異なる)
入院一時金 日帰り入院:5万円~10万円
2日以上の入院:10万円~20万円
保険期間と
保険料払込期間
保険期間:終身、70歳、65歳、60歳
保険料払込期間:60歳・65歳、70歳、終身払
主な特約 【先進医療特約】
先進医療を受けたときに先進医療給付金(通算2,000万円まで)と先進医療一時金(10%相当額)が支払われる
【継続入院一時金特約】
病気やケガで30日以上継続して入院したとき、一時金が支払われる(10万円~20万円)
【3大疾病保険料払込免除特約】
3大疾病で所定の状態になったとき、以後の保険料の払込みが免除される
【その他の特約】
・特定疾病一時金特約
・入院保障特約
・7大生活習慣病無制限特則
・手術総合保障特約
・指定難病一時金特約
・無事故給付金特則
・指定代理請求人特約
払込回数 月払、半年払、年払
(支払いはまとめた方が少しお得に)
払込方法 ・口座振替
・クレジットカード払
保険料の
払込免除
「3大疾病保険料払込免除特約」を付けることで可能
非喫煙者割引 なし
資料請求、
申込み
AIG富士生命公式サイトよりお願いします
AIG富士生命|医療ベスト・ゴールド 無解約返戻金型入院一時金給付保険(2015)(特徴)

保障プラン

項目 シンプルプラン
(10万円コース)
継続安心プラン
(10万円コース)
【主契約】
入院一時金
(通算50回)
(7大生活習慣病は無制限)
2日以上:10万円
日帰り:5万円
【主契約】
死亡給付金
10万円
【特約】
先進医療特約
先進医療の技術料と同額(通算2,000万円限度)
+先進医療給付金の10%相当額の一時金が支払われる
【特約】
継続入院一時金特約
なし 入院1回につき、入院開始日から
30日を経過するごとに10万円

メリット部分

有期プランなら保険料が安くてお勧めできる

医療ベスト・ゴールドには終身保障と有期保障の2パターンがあります。

  • 終身保障:契約者が死亡するまで保障してくれる
  • 有期保障:60歳、65歳、70歳という一定期間のみの保障。保険料の支払いもそこまで

そして私がもしこの保険に入るとするなら、おそらく有期保障プランに入るでしょう。65歳までにして。というのも終身保障にすると保険料がグッと上がってしまうという理由が一つ。

例えば50歳男性がシンプルプラン10万円(先進医療特約付き)で加入する場合、有期プランの65歳までなら月々1,923円の保険料となりますが、終身保障の終身払いだと2,609円(700円弱も高くなる!)になってしまい、さらに一生涯ずっと払いつづけなくてはいけません。

もう一つの理由は、老後は公的医療保険が充実してくるし、現状だと65歳からは年金生活なので病気で仕事を休むことへのリスクがないことから、老後の医療保険は必要性がかなり低いと個人的に思っているからです。

そのため、もし加入を検討するなら有期65歳、または有期70歳まであたりを検討することを個人的にはお勧めします。このようなプランを用意してくれている医療保険は今のところはほぼないと思いますので、良い選択肢を増やしてくれたなと言うのが本音です。

ただし、貯金に余裕がなく、老後は何か大きな病気になったら全く対処できなくなるという経済状態の場合は、終身払いにして対応するという選択肢もありだと思います。

短期入院に最も備えられる

この保険はおそらく短期入院に関しては最も備えられる保険だと思います。似たような保険に楽天生命ピンポイントがありますが、日帰り入院の保障がないのと、終身保障しかないという点から、こちらの医療ベスト・ゴールドの方がお勧めかと思います。

医療ベスト・ゴールドは10万円コースにした場合、日帰り入院は5万円、2日以上の場合は10万円の入院一時金が貰えます。近年は入院日数がかなり減っている傾向にありますので、短期の入院でもこれだけ給付されるのはかなり嬉しい所と言えます。

ただし、長期入院には全く備えられないというデメリット部分を持っていることが気掛かりです。また、短期入院に関してはそもそも預貯金でどうにかなるものですので、わざわざ毎月保険料を支払ってまで短期入院に備える必要があるのかどうかはその人の判断となります。(ちなみに私はあまり必要と思っていません・・)

※ 60日以内までの長めの入院に関しては特約を付けることで備えることができますが、保険料が高くなります。長めの入院に備えるなら他の医療保険を検討した方が良いでしょう。

七大生活習慣病で入院した場合は支払回数無制限に

入院一時金は「疾病入院一時金」と「災害入院一時金」に分かれ、それぞれ通算して50回の支払いまでとなっています。

ですが、七大生活習慣病に関しては支払回数無制限になります。もし7大生活習慣病で短期入院を繰り返す場合、この保障内容は助けになってくれるでしょう。

ただし、例えばガンの場合は最近は通院治療が多かったり、脳卒中の場合は長期間の継続入院が必要になったりしますので、短期入院を繰り返すことで給付される仕組みのこの保険が役立つ場面がどのくらいあるのでしょうか?

本当に「場合によっては役立つ」とした言えません。

ティーペック社の健康サービスが無料で利用できる

医療ベスト・ゴールドに加入すると、ティーペック社の健康相談サービスを利用できるようになります。

ティーペック社は電話による健康相談を専門とした会社です(サービスによっては面談もあります)。医者・保健師・助産師・正看護師・心理カウンセラー・管理栄養士などキャリアのある相談員を数多く用意しており、健康面に関する疑問を解決してくれるようなサービスを展開しています。

このティーペックのサービスは個人で入ろうとすると年間で10万円以上もかかってしまうくらいの高額なサービスなのですが、それが無料で受けられるのはかなり嬉しい特典と言えます。

がんの治療は本当に今の医師に任せていいのだろうかと疑問に思っている方、子育てをしていてなかなか病院にいく時間が取れない主婦の方や、そもそも日々の生活が忙しくて病院やカウンセリングにいけない方、健康に不安を抱える方、精神的に不安定になっている方などなど、身体と心の悩みを抱える方にとって、ティーペック社のサポートは大きな助けになってくれるはずです。

具体的には以下のサービスが受けられます。

  • セカンドオピニオン:治療法の相談、優秀専門臨床医の紹介
  • がんトータルサポートサービス:がんの治療相談・PET検診
  • 健康医療相談サービス:健康について24時間相談できる(同居の家族もOK)
  • こころのサポートサービス:専門のカウンセラーと直接面談することができる
  • 糖尿病トータルサポートサービス:糖尿病に関する相談

デメリット部分

基本保障だけでは長期入院に全く備えられない

医療ベスト・ゴールドは短期の入院にはかなり備えることができますが、反対に長期の入院に対しては基本保障だけだと全く対処できません。

短期入院の保障だけを求めるなら、正直言って医療保険に入る必要は少ないと思っています。そのため、基本保障だけで考えるならこの保険には加入せず、入院には預貯金で対応して行った方が経済的に損がないはずです。

また、長期の入院に対処できるようになる「入院保障特約」は用意されていまが、付加すれば当然保険料は高くなります。そしてこの特約を付けると1回の入院で60日まで保障されるようになりますが、三大疾病や七大生活習慣病の時に延長されるわけではありません。

オリックス生命の新CURE(キュア)メディケア生命のメディフィットAは基本保障でガンや七大疾病の入院の場合は日数が延長される保障内容になっています。有料なのにこの差は一体?と思わずにはいられません。

以上のことから、「経済的に危機になる可能性を持っている長期入院」を想定するのであれば、別の医療保険を検討した方が良いのではないかと思えてしまいます。

三大疾病時に保険料が免除になる特約がありがたいが、有期プランには付加できない

三大疾病で所定の状態になったときに、以後の保険料の払込が免除される特約も用意されています。

これ自体はありがたいのですが、個人的に推奨している有期プランには付けることができません。活用できる機会が限られているのが残念なところです。

申し込み前の注意点

有期タイプで契約した場合、自動更新に注意しよう

もし有期タイプで契約を検討している場合は、自動更新に注意するということを忘れないでください。

というのも契約が満了する月の前月の末日までに継続しない旨を申し出ないと、自動的に更新されてしまうからです。

満了まではまだまだ先だから・・と油断していると解除を忘れてしまう可能性もありますので、自分や家族が分かりやすいように何か(メモなど)残しておく必要が出てくるでしょう。

自動更新に気付かずにずっと保険料を支払っていた・・という事態だけは避けたいところです。

管理人の最終評価

短期入院に関してはかなり条件の良い医療保険ではありますが、個人的には短期入院に備えるなら保険ではなくて貯金の方が間違いないと考えていますので、そこまで必要性があるかどうか疑問が残ってしまいます。

また、長期入院に備えられる特約もありますが、保険料が高くなりますし、内容もそこまで良いとは言えませんので、別の医療保険と比較しながら検討することをお勧めします。

管理人taka管理人taka

医療保険をお探しの方はこちらの医療保険 おすすめの比較と評価ランキングのページがお役に立てると思います。

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