前回のステップ.4で保険相談サービスをいくつか予約した方も多いかと思いますが、保険相談は受け身の姿勢ではなく、何か目的や指針を持って臨んだ方が得る情報が多くなり、結果として良い保険を探しやすくなると思います。

せっかく大切な時間を使って保険相談をするのですから、やはり効率よく効果的にFP(相談員)から情報収集していきたいところですね。

このページではベストな保険を見つける確率を少しでも高めるために、保険相談当日~保険を契約するまでにどのような行動をとるべきか・・について解説しています。初めての保険相談に対して不安を感じている方は是非とも読んでみてください。

すでに相談を受けてみた方にも参考になるかと思います。

このページの中身

保険相談当日に取るべき行動

それでは、まずは保険相談当日は具体的に何をするべきか?を解説していきます。相談員であるFPは基本的に強引な保険の売り込みは禁止されており、こちらの判断にゆだねる姿勢を取ってくれています。

次回の予約についてもこちらが切り出さない限り言ってこないスタンスですので、当日はプレッシャーや不安を感じたりする必要は全くありません。気軽な気持ちでFPを判断していきましょう。

家庭の資産・財務状況をチェックしておく

これは当日というか、できれば前日までにやっておいて欲しいのですが、現在の自分(家庭)の資産・財務状況をチェックしておきましょう。

  • 貯金はいくらあるのか
  • 毎月の収入と支出はいくらなのか
  • すでに保険には加入しているのか
  • 投資に回している金額はどのくらいか
  • 毎月いくらまでなら保険料に回せるのか

これらを前もって調べておくことで、FP(相談員)の方もそれを考慮した上で保険商品を紹介してくれます。

逆にこれらを把握していないとFPの方も適切な保険を紹介しようがないので、なるべく前もって調べておくことをお勧めします。比較的簡単に調べられるはずですので。

取り扱っていない保険商品、そしてイデコや共済などは紹介されないことを知っておく

心構えとして知っておいて欲しいのですが、保険相談サービスや保険ショップはあくまで商売ですので、そのFPやショップが取り扱っていない保険会社の商品をお勧めすることはありません。

そのため、当サイトのランキングや雑誌で上位にいるような有名な保険商品を誰もが紹介してくるというわけではないのです。

この点は保険相談サービスの痛い点とも言えます。だからこそ取扱保険会社数が多い保険相談サービスや保険ショップを選ぶのがとても重要になってくるわけです。

前回のステップを読んだ方はおそらく「保険見直しラボ」と「保険見直し本舗」のどちらかは申し込んでいるかと思いますが、この2つは取扱保険会社数がとても多くて信頼性が高いため、非常にお勧めのサービスです。

2つとも当サイトのお勧めとして載せている保険商品はほぼ取り扱っているサービスですので、この点はあまり心配せずに相談を受けられると思います。

ただし、この2つのサービスを利用したとしても、一つ問題点が残っています。それは「イデコや共済などはそもそも保険商品ではないので、基本的には紹介してくれない」という点です。話には出るかもしれませんが、あくまで保険商品ありきで話を進めてくるはずです。

当サイトでも個人年金の代わりにイデコをお勧めしており、医療保険ランキングでは共済をトップに上げていますが、これらはFPから積極的に紹介されませんし、そこから加入することは出来ないという点に注意しておいてください。

イデコや共済に興味がある方は、それぞれのジャンルのランキングページをチェックしてみてください。現在は1位で紹介しています。
個人年金保険 おすすめの比較と人気ランキング(イデコはこちら)
医療保険 おすすめの比較と評価ランキング(共済はこちら)

FP(相談員)と話して、信頼できそうな人かどうかを判断する

満足度の高い相談を受けられるかどうかは、結局のところFPの質が大きく左右します。当サイトでは一般の方の口コミ評価をお金を出して集計しているのですが、満足度を低く評価した人のほぼ100%が「担当となったFPの質が悪かったから」という点を理由に挙げています。

質の悪いFPが担当になってしまうと、私たちのことは考慮せずに自分の都合の良い商品(手数料が高い商品)を紹介してくる傾向にあります。そのような人と話をしていてもプラスになることは何もないので、その人から保険に加入するのは絶対にやめておきましょう。

質の悪いFPに当たってしまった場合、すぐに相談会社に連絡して担当を変えてもらうか、または他の保険相談サービスや保険ショップを利用するようにしてください。

ただ、「質の悪いFP」は避けるべき存在なのですが、保険初心者の方は「どんなFPが良くないのか、自分で判断できるか不安・・」と思っている方もいるかと思います。

質の悪いFPはその態度・保険の紹介の仕方などがこちらの神経を逆撫でしてくるのですぐに判断できるかと思うのですが、不安な人のために以下に「ダメなFPの例」と「良いFPの例」を書いておきますので、良ければ参考にしてみてください。

【ダメなFP(相談員)の例】
感情的になりやすい
調子が良い、なれなれしい、えらそうな態度を取る
常に緊張感があり、リラックスできない
こちらの話を聞かず、自分のペースで話し続ける
こちらの理解度を考慮せず、早口で話し続けている
何となく性格が合わないと感じる。感覚が合わない
幅広く保険を提案してこず、少数の中から強引に選ばせようとする
メリットばかりを言い、デメリットを言ってこない
お勧め保険に挙げた理由、ダメ保険の理由があいまいで、何度聞いても分かりにくい
「時間がありません」などと言い、すぐに契約までもっていこうとする。勧誘をしてくる
【良いFP(相談員)の例】
話を親身に聞いてくれる。「傾聴」の姿勢を崩さない
物腰が柔らかく、こちらをリラックスさせてくれる
出来るだけ私たちの希望に沿うように話を進めてくれる
常に落ち着いた対応をしてくれる
こちらの保険選びに対し、労力を惜しまない
良い保険だけでなく悪い保険についても教えてくれて、その判断理由をこちらが納得できるように分かりやすく説明してくれる
保険以外のアドバイスもしてくれる(節約、年金対策など)
勧誘は一切しない。次の相談の予約も、こちらが希望しない限り取ろうとしない
1級FP、CFPの資格保有者(名刺に書いてある。2級FP、AFPでも対応が良ければ問題なし。3級はちょっと・・)

これらは当サイトで集計した口コミ評価を元に、私の独断と偏見でまとめさせていただいたものです。また、私の経験による判断も入っています。

運悪くダメなFP(相談員)に当たってしまった場合は担当を変更してもらうか、そのサービスは使わずに別のところを利用するようにしてください。

お勧めの保険相談サービス・保険ショップは前回のステップで解説していますので、そちらを参考にしていただけたらと思います。

生命保険・医療保険はどこから、誰から加入すべき?専門家が自信を持っておすすめできる保険相談4選 [ステップ.4]

お勧めされた保険商品については必ず理由を聞いてみよう

保険相談にいくと私たちに見合った保険商品をいくつか紹介されますが、お勧めされた保険商品については必ずFP(相談員)の方に「何故この保険をお勧めするのか、私(または家族)にどのようなメリットがあるのか?」と聞いてみてください。

この質問を行うことで、その商品について深く知ることができ、その後の比較検討の際にその情報がとても役立つ可能性が高いからです。

また、質の高いFPさんならその質問に対し、こちらの家庭環境や経済状況をしっかりと考慮した答えが返ってくるものですが、その一方で自分のことしか考えていないFPの場合は理由に一貫性がなかったりあいまいだったりしますので、良いFPかダメなFPかを判断しやすくなるはずです。

簡単に契約・加入はしない

相談を受けた人の中にはすぐに保険契約をしてしまう方もいますが、一度与えられた情報を持ち帰り、当サイトのランキングと見比べるなどして、納得の上で加入を検討した方が良いかと思います。

その保険がベストかどうかは初回相談の時点では判断できないと思いますので、最低でも同じ人に2回以上は相談をしてから決めることをお勧めします。また、複数の保険相談サービス・保険ショップを利用してみて、紹介された保険商品を比較するなどして検討していくこともお勧めです。

保険相談後にやっておくべきこと

保険相談後は相談時に得た情報をもとに、色々と分析していきましょう。具体的には、以下の項目はやっておきたいところです。

FP(相談員)がイマイチだった場合は、担当を変えてもらう

相談を受けてみて、なんとなく相談に来てくれたFPが喋りにくかったり、違和感を感じたり、満足度が低かった場合は、担当を変えてもらうよう言ってみるのも良いかと思います。

もしそれが無理だった場合、他の保険相談サービスや保険ショップを利用してみて、FPの対応を比較してみるのが良いでしょう。

時間がある方は他の相談サービスも利用してみる

もし時間的に余裕がある方は、保険の相談サービスは一つだけでなく複数利用してみるのが良いかと思います。一人のFPだけでなく、数人のFPにアドバイスを貰った方が色々な角度から話を聞けるため、より保険に対する理解が深まり、ベストな商品が見つかりやすくなるからです。

本当に信頼できるFPを最初に見つけたのなら複数利用する必要は少ないと思いますが、信頼できるかどうかは結局のところ他の人との比較によって分かることの方が多いため、やはり保険相談は1つだけでなく2つ以上は利用しておくことをお勧めします。

保険相談サービスの中には無料相談後に和牛などをプレゼントしてくれるところもありますので、そのようなところを利用するのも良いかと思います。

お勧めのサービスはステップ.4で紹介していますので、お時間がある方はチェックしてみてください。

生命保険・医療保険はどこから、誰から加入すべき?専門家が自信を持っておすすめできる保険相談4選 [ステップ.4]

FPがお勧めした商品の詳細を必ずチェックしておこう

保険相談を受けた際、その場ですぐに保険に加入してしまう方もいます。ですが一度与えられた情報を持ち帰り、見直すことでよりよい保険を見つけることができる可能性が高まりますので、出来れば初回相談後は保険に加入せずに一度家でじっくり考えることをお勧めします。

その際、FPが紹介してくれた保険商品についてはどんな内容なのかをちゃんと調べて、しっかりと復習しておきましょう(当サイトの検索窓に商品名を打ち込むと解説ページが出てきますので、良ければ利用してみてください)。そうすることで保険についてどんどん詳しくなっていきますので、どの商品が良いのか自分で判断できるようになっていきます。

また、紹介された保険商品が当サイトのランキングに載っているかどうかもチェックしておくと良いでしょう。各ランキングは以下のページで紹介していますので、是非とも照らし合わせてみてください。

出来れば自分が紹介された商品だけでなく、そのジャンルのランキングTOP3の内容と魅力もチェックしておくと良いでしょう。

ちなみに、当サイトの情報が確実に正しいという訳ではなく、相談者の経済状況によっては当サイトのランキングから外れている商品をFPが紹介することも多々あります。

このページを見ているほとんどの方は、紹介された商品が良いものか悪いものかの判断を下すことは難しいかと思いますので、その際は「何故この商品をお勧めするのか、インターネットのランキングで上位に入っているものと比べて何が良いのか?」をFPの方にしっかり質問した方が良いかと思います。

その質問に対してこちらが納得いく答えを返してくれないのであれば、他の保険相談サービスもしくは保険ショップを利用してみて、他のFPを探してみるのも良いでしょう。

適切な保険料、保険金額をチェックする

保険商品の目星が付きましたら、最後にチェックして欲しいのが「保険金額をいくらにするか」という点です。

日本は遺族年金や障害年金などの公的保障がとても整っているため、万が一のことがあっても多少は国からお金がもらえるという仕組みになっています。そのため、必要な保険金額については「FPがどれほど公的保障を組み込んで算出するか」によって提示してくる金額が異なります。

これに関してはFPごとに考えが異なり、人によって提示してくる保険金額が異なるというケースもありますので、もしかしたら混乱してしまうかも知れません。

ですが、それでも大きくは変わらないと思いますし、基本的な考え方は近いものがありますので、大きく外さなければ提示された平均を取っていくくらいで特に問題はないかとも思います。家計が許す範囲内の保険料・保険金額にするのが良いでしょう。

お勧めの保険金額についてはこちらのページで詳しく解説しています。

生命保険の選び方がこれで分かる!自分や家族に一番必要な保険ジャンルをモデルケース別に徹底解説 [ステップ.2]

いよいよ保険に加入!契約前に確認しておきたいポイントとは

保険商品や保険金額が決まったら、最後はいよいよ保険に加入するのみとなります。

ここまで来たらあとは書類に必要事項を記入していくだけですが、保険加入の前に知っておいて欲しいポイントが少しだけありますので、チェックしてもらえたらと思います。

持病があったり手術経験がある場合、正直に告知する

保険に加入する際は健康状態を自己申告しますが、持病があったり手術経験などがある場合、必ず正直に申告するようにしてください。

嘘の申告をしていても加入することは出来ますが、いざ保険金を支払うという状況になった時に、保険会社はその告知が正しいものであるかどうか徹底的に調査するからです。

そしてもし虚偽の申告をしていたということが判明した場合は告知義務違反となり、保険会社は契約を解除することができます。

契約が解除されると保険金が支払われないのはもちろんですが、これまでに支払った保険料も全て還ってこなくなります。完全に払い損になってしまうのですね・・。

保険会社にも告知義務違反があったという記録が残ってしまいますし、告知で嘘をつくのはデメリットしかありません。これから保険に加入する方は、健康状態は必ず正直に申告するようにしてください。

ちなみに、告知すべき事項をすっかり忘れていた・・という方も中にはいますが、後から気付いた場合は「追加告知」「告知訂正」という形で修正することができますので、気付いた時点ですぐに保険会社(または保険加入をした時のFP)に連絡するようにしてください。

クーリングオフの説明を聞いておく

保険商品もクーリングオフ(契約の撤回)の対象になっていますが、全ての契約が対象になるわけではありません。

原則として、申込をした日もしくはクーリングオフに関する書面を受け取った日のうち、いずれかの遅い日を含めて8日以内に書面で手続きを行うことが必要となります。

また、保険会社が指定した医師の診査を受けたり、こちらが指定した場所での契約はクーリングオフできないといったように、クーリング・オフの対象外となるケースもあります。

クーリングオフ制度の内容は保険会社によって異なる場合もあるため、全てを把握するのは難しいかも知れませんが、大まかな内容については必ず担当のFPから詳しい話を聞いておくようにしてください。

「契約前にチェックすべき、解決すべき疑問点」も読んでおく

保険を契約する際、多くの方が悩むポイントががあります。それは「どのような保障内容で契約するのか?」という点です。

上の方で適切な保険料、保険金額について解説していますが、実はそれ以外にも「保険期間はいつまでが良い?」「付けるべき特約は?」「健康割引が受けられない場合はどうする?」など、解決しておくべき疑問点はいくつかあるのです。

これに関しては担当になってくれたFPさんにお任せするのも悪くはありませんが、もしかしたらそのFPさんはベストな選択を取ってくれないかも知れません。

そのため、私たちも疑問点に対する答え(情報)をある程度知っておいた方が良いのです。以下にそれぞれの保険で疑問が生じるであろうポイントを解説していますので、これから加入する保険についてだけでも、本契約に入る前に出来ればチェックしておいていただければと思います。

保険初心者がベストな保険を探すための5つのステップ

  1. [ステップ.1] 保険は本当に必要なのか
  2. [ステップ.2] 生命保険の選び方
  3. [ステップ.3] 最新の生命保険ランキングTOP3
  4. [ステップ.4] 保険はどこから、誰から加入すべき?お勧め保険相談4選
  5. [ステップ.5] 保険相談の当日~その後に取るべき行動とは ←今ここ

興味があるところだけを読んでも良いですが、保険初心者の方は出来るだけステップ.1から順番に読んでもらえればと思います。

この記事を書いた人

taka
taka
当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。

保険契約を検討される際には、契約概要を必ずご確認下さい。

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