「医療保険に加入したいんだけど、どこを選べばいいのか分からない!」という方に向けて、現役プロFPである管理人評価でのお勧めどころを紹介させてもらっています。
ここは絶対に候補に入れておくべき!という医療保険をランキング形式でピックアップしていますので、もし「これは!!」と思うサービスがあったら是非とも資料請求や保険相談(基本的に全て無料)などを申し込んでみてください。
■この記事の目次(もくじ)
知りたい情報のところをクリックしてもらっても良いですし、このまま読み進めてもらっても問題ありません。保険のことをあまり詳しくない方は、プロFPの無料保険相談を利用することも検討してみてください。
それでは、いきます。
2020年最新の医療保険評価ランキング
それでは、早速ですが保険専門家である私が評価する最新の医療保険ランキングをご紹介いたします。
順位 | 商品名 | 総合評価 | 保険期間 | 特長 |
---|---|---|---|---|
入院保障2型(県民共済) または たすけあい(コープ共済) | 定期型 | とにかく掛金が安く、保障内容が良い! 終身保障がない点に注意。 [詳しくはこちら] | ||
こだわり医療保険 with PRIDE (マニュライフ生命) | 終身型 | 保障内容がとても良い。 非喫煙者割引がある。 [詳しくはこちら] | ||
新キュア (オリックス生命) | 終身型 | バランスの取れた保障内容。 がん一時金特約もお勧め! [詳しくはこちら] | ||
メディフィットA (メディケア生命) | 終身型 | バランスの取れた保障内容。 新キュアより安い。 [詳しくはこちら] | ||
フレキシィ S (メットライフ生命) | 終身型 | 手厚い保障が魅力。 [詳しくはこちら] | ||
&LIFE新医療保険Aプレミア (三井住友海上あいおい生命) | 終身型 | 8大疾病に対応! 保険料は少し高め。 [詳しくはこちら] | ||
終身医療保険プレミアムDX (チューリッヒ生命) | 終身型 | ストレス性疾患、七大疾病にも備えられる。 [詳しくはこちら] | ||
スマイルメディカルネクストα (朝日生命) | 終身型 | 7大疾病と精神疾患に対応。 会社の評価はイマイチ。 [詳しくはこちら] | ||
定期医療 (アクサダイレクト) | 定期型 | 保険料が非常に安い。 一定期間の備えにお勧め。 | ||
リリーフ・ダブル (オリックス生命) | 終身型 | 死亡保障付きの医療保障。 終身保障が欲しい場合に限り優秀な保険になる。 |
※ 管理人の独断と偏見による評価です。内容は随時更新・修正しています。
管理人お勧め商品をもっと詳しく!
県民共済の「入院保障2型」(またはコープ共済の「たすけあい」)
■入院の通算限度の上限がない
■新がん特約がかなり良い
男性 | 女性 |
一律2,000円 (実質1,400円) | 一律2,000円 (実質1,400円) |
・クレジットカード払いは不可 |
終身での保障を求めない方には一番お勧めと言えるでしょう。気になる点もいくつかありますが、それを補って余りある掛金の安さが大きな魅力です。
とにかく掛金が安い
県民共済の良い所は、何歳で入ろうが掛金が月2,000円(割戻金があるおかげで、実質掛金は月1,400円)で済むところです。しかもこの安さで保障内容はかなり良いのです。
また、ガンになった時に一時金が貰える「新がん特約」の保障内容がなかなか良く、しかも月1,000円(実質700円)で付けることができるので、がん保険の代わりにもなってくれます。
他の医療保険だと、30代~40代で加入しようとした場合はもっと高い保険料になってしまいます。とてもこの金額では入れません。
この安さこそが、県民共済の一番の魅力と言えます。
安い上に保障内容が良い!
先程保障内容が良いと言いましたが、県民共済では実質1,400円の安さでありながら、入院1日当たり1万円、そして事故による通院保障まで付いていきます。
例えばオリックス生命の新キュアの場合、30歳男性の場合は入院1日5,000円の保障で1,531円です。これを入院1日1万円の保障にした場合、何と月々の保険料が2,741円にまで上がってしまいます。いかに県民共済が安いかが分かるかと思います。
正直に言って、個人的には医療保険の必要性自体はそれほど高いとは思っていませんので、単純に安くて保障内容が良いところがあればそこが一番お勧めとなります。県民共済の入院保障2型はその特徴を備えている、最も注目すべき共済と言えるのです。
気になる点は
県民共済の入院保障2型は安さと保障内容が素晴らしく良い分、気になる点もいくつか見受けられます。
まず一つ目が「終身保障がない」というところ。日本の健康保険はとても充実しているため、ある程度の貯金さえあれば終身での医療保障の必要性は低いと思っていますが、やはり万が一を考えると死ぬまでの保障が欲しい方も多いと思います。入院保障2型では85歳まで保障が用意されているものの、60歳以降は保障内容が徐々に弱くなっていきます。
終身保障を求める方は、次で紹介するマニュライフ生命の「こだわり医療保険 with PRIDE」を検討することをお勧めします。
2つ目は「先進医療の保障金額が少ない」ということ。先進医療自体、利用する確率はかなり低いので心配する必要はないかもしれませんが、もし利用した場合はかなりの金額が自己負担になる場合があります。それに対応するためにはがん保険に加入するか、もう一つ医療保険に加入して先進医療特約を付けるしかありません。
3つ目は「住んでいる場所によっては加入できない」ことです。こればかりはしょうがありませんので、もしも加入できない地域に住んでいる場合は他の医療保険を検討していきましょう。
コープ共済も併せてチェックを
入院保障2型と似ているものに、コープ共済のたすけあいがあります。
こちらも月々の掛金が同じくらい安く、そして保障内容も悪くありません。さらにたすけあいの先進医療特約は他の会社とは異なり、1回あたりの上限こそ1,000万円と少なめですが、回数に制限がないため、何回でも支払われるという仕組みになっているのです。
入院日額は「入院保障2型」と比べると割が悪いですが、万が一の先進医療特約に備えたいという場合は、こちらのたすけあいを選択するというのも十分アリだと思います。また、入院保障2型を加入できない地域の方は、たすけあいを検討すると良いでしょう。
▼ 入院保障2型はこちらから
生命共済 入院保障型 – 全国生活協同組合連合会(共済)
▼ たすけあいはこちらから
コープ共済《たすけあい》
マニュライフ生命の「こだわり医療保険 with PRIDE」
■非喫煙者割引がある
■長期の放射線治療にも備えられる
■無料の健康サービス付
男性 | 女性 |
20歳:1,346円 (1,161円) 30歳:1,801円 (1,516円) 40歳:2,456円 (1,996円) 50歳:3,561円 (2,826円) | 20歳:1,666円 (1,411円) 30歳:2,126円 (1,761円) 40歳:2,476円 (1,971円) 50歳:3,306円 (2,556円) |
・先進医療特約付き ・1入院の支払限度日数:60日 ・()内は非喫煙者割引が適用された場合の保険料 |
終身保障を求めるならマニュライフ生命のこだわり医療保険 with PRIDEがお勧めです。ただし、タバコを吸わない方に限ります。また、特約を付けた場合の保険料を知りたい場合は、保険相談サービスを利用することをお勧めします。
主契約の内容がとてもよく、保険料も安い(非喫煙者の場合)
こだわり医療保険 with PRIDEは主契約が入院・手術給付金だけでなく、放射線治療給付金、骨髄移植給付金、集中治療給付金までついています。
特に放射線治療給付金の内容が良く、公的医療保険制度の対象となる放射線治療を受けた場合、60日に1回を限度に回数無制限で給付金(入院給付金日額の20倍)が貰える内容となっているのです。これにより、長期のガン治療にもある程度経済的に備えることができるようになっています。
また、非喫煙者割引があるため、主契約がここまで充実しているにも関わらず、タバコを吸わない方であればかなり安い保険料で契約できるのも大きな魅力です。どのくらい安くなるかというと、主契約が入院・手術保障だけしかない他の医療保険とそれほど変わらないくらい安いのです。
さらに、うつ病などのメンタル疾患での入院保障を365日まで延長してくれる特約があったり、七大生活習慣病になった時に大きな助けになる特約があったりと、役立つ特約が多く用意されています。
そのため、タバコを吸わない方で終身での保障を求める場合は、県民共済ではなくこちらを選択すると良いかと思われます。
気になる点は
非喫煙者割引が適用されない場合は割高の保険料となるため、タバコを吸う方(1年以内に吸っている方はNG)の場合はお勧めできない商品となります。
また、先進医療特約が10年更新のため、この特約を付けた場合は値上がりするリスクがあることも考慮しておかなければいけません。
それと、主契約では入院日数無制限の保障が付いていませんので、個人的には「七大生活習慣病無制限特約」を付けておいた方が良いかと思っています。
特約の保険料を知りたい場合は保険相談サービスを
マニュライフ生命の公式HPで保険料試算ができるのですが、特約を自由に選んだ場合の保険料を調べることができません。そのため、この商品を特約込みで検討する場合は公式サイトからマニュライフ生命専任のプランライト・アドバイザーへの相談を予約するか、もしくは無料保険相談サービスの専門FPに聞く必要が出てきます。
保険相談サービスであれば他の会社と比較・検討してくれるので、利用するならこちらが良いでしょう。ちなみに、保険相談サービスの中では保険見直しラボがお勧めです。
⇒ベテランFPはココで探せる!無料相談なら保険見直しラボ
オリックス生命の「新キュア」
■7大生活習慣病での入院は120日まで
■がん一時金特約の内容も良い
■ティーペック社の健康サービス付
男性 | 女性 |
20歳:1,152円 (1,757円) 30歳:1,531円 (2,426円) 40歳:2,166円 (3,536円) 50歳:3,165円 (5,300円) | 20歳:1,385円 (1,940円) 30歳:1,683円 (2,473円) 40歳:2,000円 (3,080円) 50歳:2,697円 (4,112円) |
・先進医療特約付き ・()内はがん一時金50万円を付けた場合の保険料 ・クレジットカード払いの場合、保険料が1.5%前後還元される(理由はこちら) |
終身保障を求めるならオリックス生命の新キュアもお勧めです。メディケア生命のメディフィットAと迷う方もいるかと思いますが、新キュアにはティーペックの健康相談サービスが付いているので、そのメリットの分だけ新キュアをお勧めしています。
医療保険の中では保障内容が良い
県民共済やこだわり医療保険 with PRIDEの魅力は確かに大きいですが、オリックス生命の新キュアもなかなかの魅力となっています。3大疾病による入院は支払日数無制限、7大生活習慣病での入院は120日(60日の延長)、がん一時金特約は1年に1回もらえるなど、なかなかの魅力を持っている医療保険なのです。
中でもティーペックの健康相談サービスは個人で利用すると年間で10万円以上もかかってしまうくらいの高額なサービスなのですが、それが無料で利用できるのが嬉しいです。
そんなサービスでありながら医療保険の中ではトップクラスで安い保険料となっているので、終身での保障を求める場合はかなりお勧めの医療保険といえるのです。
気になる点は
保険料と保障内容を総合的に判断すると、県民共済・こだわり医療保険 with PRIDE(非喫煙者の場合)の2つには負けています。
主契約だけで判断するなら3大疾病の長期入院に備えたい場合は新キュアが一番となりますので、特約込みで考える場合はこちらを選ぶメリットは少ないかと思われます。
メディケア生命の「メディフィットA」
■3大疾病による入院は支払日数無制限
■7大生活習慣病での入院は120日まで
■がん一時金特約の内容も良い
男性 | 女性 |
20歳:1,130円 (1,585円) 30歳:1,505円 (2,155円) 40歳:2,105円 (3,115円) 50歳:3,040円 (4,665円) | 20歳:1,290円 (1,755円) 30歳:1,570円 (2,225円) 40歳:1,880円 (2,815円) 50歳:2,610円 (3,865円) |
・先進医療特約付き ・()内はがん診断特約50万円を付けた場合の保険料 ・クレジットカード払いの場合、保険料が1.5%前後還元される(理由はこちら) |
新キュアと並び、終身での医療保障を求める方にお勧めです。
医療保険の中ではかなり安い保険料
オリックス生命の新キュアと似たような保障内容でありながら、新キュアよりもこちらの方が保険料が安いのが大きな魅力です。
ただし、こちらの方はティーペックの無料健康相談サービスが付いていません。セカンドオピニオンなどの医療の充実を求める場合は新キュアを検討した方が良いでしょう。
また、3大疾病・7大生活習慣病の入院に関しては、メディフィットAは2016年5月2日に内容の改定をしており、新キュアと同じ保障内容になってくれました。ただ、がん診断特約は新キュアの方が少しだけ内容が上回っています(1年に1回限度になっている点のみ)。
全体的に見ると新キュアの方が少し保障内容が良いという感じになっています。その分、メディフィットAの方が少し安いという印象です。ただし、女性の場合は保険料がかなり安くなるので、女性の方には新キュアよりもこちらの方がお勧めと言えます。
コストパフォーマンスを求めるならメディフィットAの方がお勧めです(特に女性)。
気になる点は
子供が大きくなるまでなどの短期保障を望む場合は、県民共済の入院保障2型(もしくは「たすけあい」)の方が保険料・保障内容ともに良いです。
また、メディフィットAにも放射線治療給付金・骨髄移植給付金が主契約で用意されていますが、こだわり医療保険 with PRIDEの方は保険料がそれほど変わらないのに内容が良くなっています。
▼ 資料はこちらから
医療保険メディフィットA | メディケア生命保険
メットライフ生命の「フレキシィ S」
■3大疾病の範囲が広い
■ネットからだと終身払しか選べない
男性 | 女性 |
20歳:1,222円 30歳:1,577円 40歳:2,102円 50歳:3,062円 | 20歳:1,377円 30歳:1,632円 40歳:1,957円 50歳:2,592円 |
・先進医療特約付き ・入院延長の特約を付けるともう少し高くなる |
新キュアやメディフィットAよりも保障を手厚くしたい場合にお勧めです。
手厚い保障が魅力の医療保険
フレキシィは特約を付けることにより、7大生活習慣病での入院が支払日数無制限になります。個人的には長期入院に備えられてこそ医療保険の価値が発揮すると思っていますので、その点を考慮するとフレキシィはかなりお勧めの医療保険ということになります。
また、3大疾病の範囲が他よりも広いのが良いですね。例えば上で紹介している新キュアとメディフィットAだと「急性心筋梗塞」と「脳卒中」といったように疾患の中でも一部しか保障してくれませんが、フレキシィは「心疾患」「脳血管疾患」といったように疾患の全体を保障してくれるようになっているため、安心感がかなり違います。
このように、保障をより手厚くしたい場合はフレキシィはかなりお勧めと言えるでしょう。
気になる点は
特約を付けることでかなり保障が手厚くなるのですが、保険料がけっこう高くなってしまうのがネックです。医療保険でここまで出すなら、がん保険に入った方が良いのでは・・と個人的には思ってしまいます。
また、ネットからの申込みだと終身払しか選べず、さらに保険料試算も自由に特約を選ぶことができないため、この商品を検討する場合は公式サイトから電話や対面で相談するか、もしくは無料保険相談サービスの専門FPに聞いてみる方が良いでしょう。
保険相談サービスは「保険見直しラボ」か「保険見直し本舗」がお勧めです。どちらを受けるか迷う方はひとまず2つとも相談を受け、気に入った対応をしてくれた方を選ぶのが一番良い方法かと思います。時間がない方は保険見直しラボだけでも利用してみることをお勧めします。
⇒ベテランFPはココで探せる!無料相談なら保険見直しラボ
⇒40以上の保険会社を取扱い!信頼ある相談を望むなら保険見直し本舗
三井住友海上あいおい生命の「&LIFE新医療保険Aプレミア」
■3保険料払込免除特約の条件がかなり幅広い
■全体的に特約の内容がかなり良い
男性 | 女性 |
20歳:1,808円 30歳:2,178円 40歳:2,793円 50歳:3,773円 | 20歳:2,088円 30歳:2,333円 40歳:2,528円 50歳:3,128円 |
・八大疾病入院無制限特則、初期入院10日給付特則付き ・先進医療特約付き |
八大疾病による入院は支払日数無制限
&LIFE新医療保険Aプレミアでは八大疾病で入院した場合、支払日数が無制限になります。つまり、何日入院しても全ての期間が保障されるのです。
ガン(上皮内癌を含む)、心疾患、脳血管疾患、高血圧性疾患・大動脈瘤等、糖尿病、肝疾患、腎疾患、膵疾患
個人的な考えですが、長期入院に対応ない医療保険なら貯蓄で良いのでは・・と考えていますので、長期入院に対応しているこの商品は医療保険の魅力をかなり引き出していると言えます。
また、8大疾病を保障してくれるというのも大きなポイントです。メットライフ生命の「フレキシィ S」でも7大疾病が対象というのがせいぜいなので、8大疾病という範囲の広さはとてもありがたいです。
特約の内容が良い
&LIFE新医療保険Aプレミアは全体的に特約の内容が素晴らしいです。主契約だけでも放射線治療給付金や集中治療給付金という保障が付いているという充実の内容となっていますが、特約もかなり良いため、以下の3つは最低でもチェックしておくと良いでしょう。
まず1つめは保険料払込免除特約。この特約は条件がかなり幅広いです。心疾患・脳血管疾患の場合は入院した時というハードルの低さはかなりの注目ですね。
2つめはガン診断給付特約です。この特約は1年に1回限度、さらに回数無制限で貰えるというのが魅力です。これにより、がん保険を付けた場合と同じくらいのレベルの保障が期待できるようになります。
最後は三大疾病入院一時給付特約です。こちらは三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で入院したときに50万円が貰えるというもので、こちらも1年に1回限度、しかも上皮内新生物も同額保障してくれるという内容になっています。
気になる点は
保障内容はかなり充実していますが、その分だけ他の医療保険と比べると保険料が高くなってしまいます。
その点を理解し、医療保険とがん保険をまとめて一つで済ませたい・・という方にはお勧めですが、医療保険のみで安い保険料の商品を探している方にはあまりお勧めできません。
ただ、8大疾病に対応できるなど魅力点は多くありますので、少し高くても良いから充実の医療保険を探しているという方はチェックしておいて損はないかと思います。
チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」
■ストレス性疾病での入院も保障
男性 | 女性 |
20歳:1,282円 30歳:1,597円 40歳:2,167円 50歳:3,167円 | 20歳:1,497円 30歳:1,837円 40歳:2,392円 50歳:3,467円 |
・7大疾病延長入院特約付き ・先進医療特約付き |
七大疾病による入院は支払日数無制限
終身医療保険プレミアムDXには7大疾病延長入院特約が用意されており、それを付加することでガン(悪性新生物・上皮内新生物)、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患、肝疾患、腎疾患で入院した場合の支払い日数が無制限になります。
他の医療保険では3大疾病くらいしか支払日数無制限になっていないものが多いため、この範囲の広さはメリットとなっています。
医療保険は長期入院に備えられてこそ・・という部分もありますので、そこを考慮するとこの保険はおすすめの部類に入るだろうと思います。
また、この特約を付けたとしても保険料はあまり高くならないのも注目点です。
ストレス性疾患に対しても手厚い特約が用意されている
この保険にはストレス性疾病延長入院特約が用意されており、うつ病などの所定のストレス性疾病にかかった場合の1回の入院について365日限度(通算で通算1,095日限度)の保障が受けられるようになります。
最近はストレス性の病気で入院するケースも増えていますので、このような特約は必要性はかなり高いだろうと思います。
また、ストレス性疾病を含む就業不能保障特約も用意されています。こちらは仕事ができなくなっても当面の間は年金を受け取れるというものなので、付加しておくととても心強いかと思います。
気になる点は
先ほど説明したストレス性疾病延長入院特約にしても就業不能保障特約にしても、付加すると保険料はかなり高くなってしまいます。
就業不能状態にまで保障がいきわたるのは確かにかなりの安心感がありますが、ここまで出すなら貯金した方が良いのではないか・・とも思えてしまいます。
ただ、医療保障と一緒にストレス性疾患による就業不能に対しても備えておきたい!という方にはお勧めですので、該当する方はチェックしておくと良いでしょう。
朝日生命の「スマイルメディカルネクストα」
■精神疾患も保障
■保険料払込免除特約にも7大疾病が適用
■会社の評価はイマイチ
男性 | 女性 |
20歳:1,406円 30歳:1,861円 40歳:2,611円 50歳:3,751円 | 20歳:1,641円 30歳:1,981円 40歳:2,316円 50歳:3,076円 |
・先進医療特約付き |
七大疾病&精神疾患の入院に備えられる
スマイルメディカルネクストαには入院給付金にⅠ型とⅡ型が用意されていますが、Ⅰ型が特に優秀で、7大疾病での入院は支払日数無制限、特定精神疾患での入院の場合は60日がプラスされるという保障内容となっています。
Ⅰ型にしても保険料は飛びぬけて高くなるという訳ではないのもポイントです。ですが、精神疾患の保障が付いている分だけ似たような内容であるチューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムDX」よりは高くなっています。
うつ病などの精神疾患を保障してくれる医療保険は少ないため、この点は貴重と言えますが、保険料をより安くしたいなら7大疾病延長入院特約を付けた「終身医療保険プレミアムDX」の方を検討するのが良いかも知れません。
気になる点は
会社の評価はお世辞にも高いとは言えません。会社が倒産したとしても「生命保険契約者保護機構」があるので一定の救済は受けることができますが、出来れば評価の高い保険会社の商品の方が良いのでは・・という気になってしまいます。
また、スマイルメディカルネクストαは申し込み方法が保険相談サービスもしくは銀行窓口(西京銀行、トマト銀行、西日本シティ銀行、名古屋銀行など)で予約してから訪問という形になります。申し込み方法が限られている点に注意してください。
お勧めの保険相談サービスは「保険見直しラボ」か「保険見直し本舗」です。この2つのFP(相談員)は全員が朝日生命を扱えますし、保険相談サービスの中でも特に高いメリットを提示してくれています。
どちらを受けるか迷う方はひとまず2つとも相談を受け、気に入った対応をしてくれた方を選ぶのが一番良い方法かと思います。時間がない方は保険見直しラボだけでも利用してみることをお勧めします。
⇒ベテランFPはココで探せる!無料相談なら保険見直しラボ
⇒40以上の保険会社を取扱い!信頼ある相談を望むなら保険見直し本舗
医療保険を検討中ならプロFPの無料保険相談がお勧め
現在は保険選びのプロであるFPさん(ファイナンシャル・プランナー)への相談が無料で出来るサービスが充実しているため、医療保険選びで迷っている方は保険相談サービスを利用してみることをお勧めします。
私も数多くの無料保険相談サービスや保険ショップで相談してきた経験があるのですが
- 勧誘は今まで一度もされたことがない
- 対応がとても丁寧
- 保険の知識が非常に豊富
- 相談は何回しても無料
- 契約後のアフターフォローもしっかりやってくれる
- 自宅、もしくは近所のファミレスや喫茶店まで来てくれる(無料保険相談サービス、または一部の保険ショップが行っている「訪問型」というサービスがこれ)
- サービスによっては保険相談をすると商品をプレゼントしてくれる
など、かなり相談しやすい環境を整えてくれています。
保険相談サービスの中では保険見直しラボが最もお勧め
現在は無料保険相談サービスも保険ショップも数多くありますが、現状では保険見直しラボと保険見直し本舗の2つが最もお勧めだと思います。
まず保険見直しラボですが、無料保険相談サービスとしては他とはワンランク上(またはそれ以上)のメリットを持っている会社です。保険相談で重要な要素となる取扱保険会社数は30社とかなり多く、しかも在籍しているFP全員が全社を扱えます。また、新卒の未経験は採用しないという徹底ぶりで、FPの経験値と質の高さは業界でもトップといっても過言ではありません。
生命保険や医療保険の契約は数年~数十年と付き合っていくものであり、少しの保険料の差が将来的に数万円~数十万円の違い(損失)になってしまいます。そのリスクを少なくしたい場合は経験豊富なFPと30社の保険会社を揃えている保険見直しラボがとても役立つと思います。
個人的には「保険の相談をしたいなら、ここで相談を受けないという選択肢はない」と言い切れるほどのお勧めサービスです。
ちなみに、面談+アンケート回答で1,000円~1,500円相当のお好きなプレゼントを一つ貰うことが出来ます。
店舗で相談したい場合は保険見直し本舗を利用してみてください
保険見直しラボは訪問型のため、自宅や近所のファミレスまでFPが出向いてくれるというメリットがあります。ですが、逆に店舗に直接相談に行きたいという場合は保険見直しラボでは対応できないため、保険ショップを利用する必要があります。
その場合、保険見直し本舗がとてもお勧めなので、ショップでじっくり相談したいという方は是非とも利用してみてください。
取扱保険会社が多い、FPの信頼度はトップクラス、ショップがない都道府県でも対応可能、FPの変更は自由に出来る・・などなど、他の保険ショップにはないメリットを複数持っているため、他とは比較できないくらいの魅力を持つ会社となっています。
また、保険見直し本舗の方針として勤務しているFPの方には「手数料率」を教えていないため、自分たちが得するような商品紹介が出来ないようになっています。これは私たちにとっては非常にありがたい方針となっているので、この点だけでも信頼できると言えます。
出来れば保険見直し本舗と保険見直しラボの両方を利用してみて、良いと感じた方をメインとして利用していくのが良いかと思います。個人的には保険相談はそれだけで十分ではないかと思っています。
【利用前の注意点】
電話で予約申し込みをする際は「kp467」とお伝えいただくと、当サイト限定のプレゼントが貰えます!(予約フォームから入力する場合はその必要はありません。)
医療保険比較表
なるべく条件を合わせた状態で比較しています。男女別で各年代の保険料やチェックポイントなどを載せていますので、良ければ参考にしていってください。
【終身払い、入院日額5,000円、先進医療特約付の場合の比較表】
商品名 | 保険料 | チェックポイント |
---|---|---|
入院保障2型 県民共済 | 【男性】 一律2,000円 (実質1,400円) | ▼割戻金を考慮すると実質1,400円くらいになる ▼入院日額1万円でもこの保険料の安さ ▼基本保障に通院(ケガ)が含まれている ▼各種特約もお勧め ▼総合評価:★★★ |
【女性】 一律2,000円 (実質1,400円) | ||
たすけあい コープ共済 | 【男性】 1,000円~4,000円 | ▼割戻金を考慮すると2割弱くらい安くなる ▼基本保障に通院(ケガ)が含まれている ▼各種特約もお勧め ▼総合評価:★★★ |
【女性】 1,000円~4,000円 | ||
こだわり医療保険 with PRIDE マニュライフ生命 | 【男性】 20歳:1,346円 (1,161円) 30歳:1,801円 (1,516円) 40歳:2,456円 (1,996円) 50歳:3,561円 (2,826円) | ▼基本保障が充実 ▼非喫煙者にはかなり割安の保険料 ▼総合評価:★★★ ※ ()内は非喫煙者割引が適用された場合 |
【女性】 20歳:1,666円 (1,411円) 30歳:2,126円 (1,761円) 40歳:2,476円 (1,971円) 50歳:3,306円 (2,556円) | ||
メディフィットA メディケア生命 | 【男性】 20歳:1,130円 (1,585円) 30歳:1,505円 (2,155円) 40歳:2,105円 (3,115円) 50歳:3,040円 (4,665円) | ▼三大疾病による入院は支払日数無制限 ▼7大生活習慣病での入院は120日まで ▼総合評価:★★★ 【がん診断一時金について】 ※ ()内はがん一時金50万円を付けた時 |
【女性】 20歳:1,290円 (1,755円) 30歳:1,570円 (2,225円) 40歳:1,880円 (2,815円) 50歳:2,610円 (3,865円) | ||
新キュア オリックス生命 | 【男性】 20歳:1,152円 (1,757円) 30歳:1,531円 (2,426円) 40歳:2,166円 (3,536円) 50歳:3,165円 (5,300円) | ▼三大疾病による入院は支払日数無制限 ▼7大生活習慣病での入院は120日まで ▼ティーペックの健康サービス付 ▼総合評価:★★★ 【がん診断一時金について】 ※ ()内はがん一時金50万円を付けた時 |
【女性】 20歳:1,385円 (1,940円) 30歳:1,683円 (2,473円) 40歳:2,000円 (3,080円) 50歳:2,697円 (4,112円) | ||
新・健康のお守り 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 | 【男性】 20歳: ― 30歳:1,642円 40歳:2,282円 50歳:3,357円 | ▼総合評価:★★ 【がん診断一時金について】 |
【女性】 20歳: ― 30歳:1,652円 40歳:1,962円 50歳:2,652円 | ||
フレキシィ メットライフ生命 | 【男性】 20歳:1,222円 (1,972円) 30歳:1,577円 (2,722円) 40歳:2,102円 (3,887円) 50歳:3,062円 (5,887円) | ▼ネット申込みだと終身払いしか選べない ▼総合評価:★★ 【特定疾病一時金について】 ※ ()内は特定疾病50万円を付けた時 |
【女性】 20歳:1,377円 (2,447円) 30歳:1,632円 (3,242円) 40歳:1,957円 (4,242円) 50歳:2,597円 (5,747円) | ||
メディカルKit R 東京海上日動あんしん生命 | 【男性】 20歳:2,244円 30歳:3,004円 40歳:4,239円 50歳:5,524円 | ▼使わなかった分の保険料がそのまま返ってくる ▼月々の保険料が高い ▼先進医療特約が10年更新 ▼総合評価:★ 左は健康還付給付金の受取り年齢を |
【女性】 20歳:2,719円 30歳:3,349円 40歳:4,164円 50歳:4,854円 | ||
終身医療保険プレミアムDX チューリッヒ生命 | 【男性】 20歳:1,282円 (2,262円) 30歳:1,597円 (2,832円) 40歳:2,167円 (3,822円) 50歳:3,167円 (5,572円) | ▼ストレス性の病気に対して手厚い ▼総合評価:★ 【3大疾病診断給付金について】 ※ ()内は3大疾病診断給付金特約50万円を付けた時 |
【女性】 20歳:1,497円 (2,437円) 30歳:1,837円 (2,982円) 40歳:2,392円 (3,812円) 50歳:3,467円 (5,337円) | ||
終身医療 アクサダイレクト生命 | 【男性】 20歳:1,000円 30歳:1,340円 40歳:1,850円 50歳:2,735円 | ▼保険料は安いが保障はそれなり ▼ティーペックの健康サービス付 ▼がん診断特約が付けられない ▼総合評価:★ |
【女性】 20歳:1,165円 30歳:1,375円 40歳:1,735円 50歳:2,415円 | ||
ちゃんと応える医療保険EVER アフラック | 【男性】 20歳:1,244円 (1,994円) 30歳:1,524円 (2,659円) 40歳:1,979円 (3,709円) 50歳:2,924円 (5,529円) | ▼医療相談サービスが利用可 ▼先進医療特約が10年更新 ▼総合評価:★ 【三大疾病一時金について】 ※ ()内は三大疾病一時金特約50万円を付けた時 |
【女性】 20歳:1,339円 (2,019円) 30歳:1,519円 (2,504円) 40歳:1,794円 (3,139円) 50歳:2,589円 (4,259円) | ||
医療ベスト・ゴールド FWD富士生命 | 【男性】 30歳:1,270円 40歳:1,520円 50歳:1,923円 (有期プラン65歳の保険料) | ▼有期プラン、終身プランから選べる ▼短期入院に最も備えられる ▼ティーペックの健康サービス付 ▼長期入院に備えられない ▼総合評価:★ |
【女性】 - | ||
さいふにやさしい医療保険 FWD富士生命 | 【男性】 20歳:1,279円 30歳:1,599円 40歳:2,069円 50歳:2,814円 | ▼ティーペック社の健康サービス付 ▼がん診断特約がない ▼総合評価:★ |
【女性】 20歳:1,289円 30歳:1,539円 40歳:1,859円 50歳:2,449円 | ||
SUREワイド ソニー損保 | 【男性】 20歳:2,577円 30歳:3,387円 40歳:4,692円 50歳:6,752円 | ▼がんに対してかなり手厚い ▼終身払いしかない ▼総合評価:★ 【がん診断一時金について】 |
【女性】 20歳:2,432円 30歳:3,057円 40歳:4,047円 50歳:5,502円 | ||
&LIFE新医療保険Aプレミア 三井住友海上あいおい生命 | 【男性】 20歳:1,808円 (2,665円) 30歳:2,178円 (3,360円) 40歳:2,793円 (4,542円) 50歳:3,773円 (6,463円) | ▼8大疾病での入院は支払日数無制限 ▼内容は良いが保険料が高め ▼総合評価:★★ 【がん診断給付金について】 ※ ()内はガン診断給付特約100万円を付けた時 |
【女性】 20歳:2,088円 (2,988円) 30歳:2,333円 (3,508円) 40歳:2,528円 (4,100円) 50歳:3,128円 (5,082円) | ||
新じぶんへの保険 ライフネット生命 | 【男性】 20歳:(1,901円) 30歳:(2,629円) 40歳:(3,723円) 50歳:(5,290円) | 【がん治療給付金について】 ・一時金は50万円 ・1年に1回を限度に5回までOK ・初回は初めてがんと診断確定されたとき ・2回目以降はがんで手術・入院したとき ・上皮内新生物は対象外 ※ ()内はがん治療給付金特約50万円を付けた時 |
【女性】 20歳:(2,024円) 30歳:(2,656円) 40歳:(3,449円) 50歳:(4,526円) | ||
家計にやさしい終身医療 T&Dフィナンシャル生命 | 【男性】 20歳:1.309円 (1,147円) 30歳:1,653円 (1,435円) 40歳:2,148円 (1,845円) 50歳:3,025円 (2,558円) | ▼八大生活習慣病での入院日数無制限の特約がある ▼非喫煙者割引がある ※ ()内は非喫煙者保険料率の適用時 |
【女性】 20歳:1,512円 (1,301円) 30歳:1,823円 (1,563円) 40歳:2,145円 (1,850円) 50歳:2,906円 (2,484円) |
この記事を書いた人
- taka
- 当サイト「takaの保険節約術」運営者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者。骨折&手術で身をもって保険の大切さを知って以降、独学で身に付けた保険の知識を紹介するようになりました。FPから紹介された保険の見直しもやってます。保険だけでなく安定度の高い資産運用方法を常に模索しています。ラーメン、焼肉、ラケットスポーツ好き。
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すごく参考になる記事です
ありがとうございます。
「個人的には医療保険にはいるなら、がん保険のほうがいい」
と書いていますがその理由を教えてほしいです
メディフィットAへの加入を考えている25歳 男 独身より
しもっくさん
ご質問ありがとうございます。
がん保険の方がいいと考えている理由ですが、これは色々とありすぎてすべてを解説するのは難しいのですが、一言でいうなら
「がん保険の方が万が一の高額治療に対して備えやすい」
からだと考えています。医療保険の範囲だと、わざわざ加入しなくても貯金で十分に対応できるケースが多いように思います。
とはいえ、最近は医療保険も質の良いがん診断特約を付けることができるので、少し保険料が高くなりますが「医療保険+がん特約」という形が最も病気に対して備えられると思います。メディフィットAであればその点に関する満足度も高いので、かなりいいのではないでしょうか。
ただそれだと保険料がちょっと高くなってしまうので、もう少し抑えたい場合はがん保険のみで検討するのもありかと個人的には考えています。
こんな形でのわかりにくい返信で申し訳ありません。。
もう少ししたら「医療保険とがん保険のどちらがお勧めか」という記事も書こうかと考えていますので、書きましたらこちらでお知らせします。